今日のことあれこれと・・・

記念日や行事・歴史・人物など気の向くままに書いているだけですので、内容についての批難、中傷だけはご容赦ください。

冬の省エネ総点検の日

2005-12-01 | 記念日
今日(12月1日)は「冬の省エネ総点検の日」
資源エネルギー庁が実施。1980(昭和55)年10月24日の総合エネルギー対策推進閣僚会議で制定が決定された。
「地球の化石資源節約の為にエネルギーを大切に使って節約しよう」と、区切りの良い毎月1日を「省エネの日」とした。又、2月が「省エネ月間」にもなっているらしい。
平成17年度の今年は、『環境にやさしい買い物キャンペーン』 として、マイバッグを持参する、過剰包装を避ける、詰め替え商品を選ぶ等の行動がごみの減量化につながるように、環境に配慮した生活・経済活動の促進を目的として、3R(リデュース・リユース・リサイクル)月間の10月に、内閣府、経済産業省、環境省、ごみゼロパートナーシップ会議と全国の都道府県が共同で「環境にやさしい買い物キャンペーン」を実施し、「買い物」における3R行動の実践を呼びかけているそうだ。そういえば、家人が近所のスーパーなどでも、買物時に買物袋を貰わないとなんかポイントがつくとか言っていたな~。
しかし、省エネというと、今年は、夏に環境省がキャンペーンを行った「クールビズ」の方が、注目を集めたね~。エネルギーの節約のため、ネクタイを取るなどして、冷房温度を余り下げないようにしようと言うもので、小泉首相自らノーネクタイで記者会見などに臨んでいる姿が、テレビに、映し出されていたよね。この「クールビズ」運動については、当初、ネクタイ業界や、一部マスコミ関係者、ファッション関係者から、「服装文化を破壊する」とか「ネクタイ外しただけでカッコ悪い」「ダサい」とか、色々言われていたけれども、私は、最初から、いいことだ賛成しいた。まず、この蒸し暑い日本の気候風土に、真夏にネクタイなどを締めるなどという習慣をつくったこと自体がナンセンスでそのこと自体がダサイと思っていたから。だから、私など、現役時代でも、夏の暑い頃は、普通のネクタイは、会社に、数本置いておき、通勤には半袖のシャツにちょっと洒落たリボンタイを使用していた。これなら、首を絞めなくて済む。スーツは手に持っているが着ることはない。(結構私も付き合いの多い方だったので、お堅い人との付き合い時に着る為に持っている。)普通のネクタイを付けるのは外部の人や社長などと会うときだけである。昔思い起こせば、昭和30年代前半頃でも、私がいた商社でも、普段社内にいるときは、首周りの広く空いた開襟シャツを着ていた。そして、ロッカーなどにシャツやネクタイ、スーツを用意しておき、商談などで、社外の人と接する時だけ、ネクタイをして、スーツを着て応対していたよ。それが、時代が経ち、冷房設備の充実と共に、真夏でもネクタイが当たり前になってきただけである。「クールビズ」も当初、ダサいといわれていた、ただ、ワイシャツ姿にネクタイをしないという単に「環境問題のため」だけのノーネクタイから、クールさ、カッコよさを追求したシャツなども出て来た。とかく、この頃の日本人には、マスコミを初め、政府のやることに批判めいたことを言うのが、いいことのように勘違いしている人たちが多いような気がする。いい方向へ行こうとしているのなら、国民は協力すべきで、ただのワイシャツ姿にノーネクタイが格好悪いのであれば、真夏にどうすれば薄着で、格好良く過ごせるかそういった衣服を開発すればよいのである。環境省では冬には、地球温暖化防止のため、暖房時のオフィスの室温を20℃にすることを呼びかけている。 これは、省エネルギーセンターの指針に基づくものだが、例えば、外気温7℃の時に、エアコン(2.2kw、1日9時間使用)の暖房設定温度を21℃から20℃にした場合、年間のCO2削減量は約25.7kgになる。一方、外気温35℃の時に、エアコン(同上)の冷房設定温度を27℃から28℃にした場合、年間のCO2削減量は約5.9kgであり、したがって、冷暖房兼用エアコン1台あたりでは、暖房の設定温度を下げるほうが、冷房の設定温度をあげるよりも数倍の削減効果があるそうだ。
“寒い時は着る”“過度に暖房機器に頼らない”そんな原点に立ち返り、“暖房に頼り過ぎず、働きやすく暖かく格好良いビジネススタイル”「ウォーム ビズ」を推進している。「クールビズ」の次は「ウォームビズ」。ファッション業界も協力して、格好いい「ウォームビズ」ファッション」を流行らせてもらいたいものだ。
吉田兼好も言っていた「家は夏向きに建てろ」。これは、蒸し暑い日本の気候風土では、家は出来るだけ涼しく過ごせるように、風通しの良い夏向きの家を建てなさい。そして、寒い冬は、暖をとるために重ね着をすればよいということだ。だから、昔の宮廷の女性など七重八重の着物を着ている。見ると薄着のものを重ね着しているのである。私も、昔、繊維関係の仕事をしていて知っているが、地の分厚いものを着るよりも、薄地の物を重ね着する方が暖かいのである。寝る時でも厚地の毛布を着て寝るよりもキャラコの布を3枚ほど重ねて着た方が余程暖かい。昔の人には、生活の知恵があったよ・・・。今では,重ね着をしなくても、保温力の高い素材をつかった三重構造の肌着などが出ている。又、体温を体内から逃がさないための、ポイントは首を暖めることだから、タートルネックのセーターを着るとかマフラーをすればよい。そのほか、暖かい食べ物や飲み物を取ることによって体内から身体を温めることが出来る。
環境省の「チーム・マイナス6%」 と言うホームページがある。当ウェブサイトはチーム・マイナス6%運営事務局(環境省地球環境局地球温暖化対策課国民生活対策室)によって運営されている。ここでは、以下の省エネのための6つのアクションが提案されている。
温度調節で減らそう
水道の使い方で減らそう
自動車の使い方で減らそう
商品の選び方で減らそう
買い物とごみで減らそう
電気の使い方で減らそう
我々国民も、寒ければ、暖房すればよいなどといった、今までの安易な考え方を改め、地球温暖化防止のために、自分のできる範囲内で極力省エネに協力したいものだ。
WARM BIZ ポイント集」(環境省) も参考にどうぞ。
(画像は、ウオームビズロゴマーク)
参考:
省資源・省エネルギー
http://www5.cao.go.jp/seikatsu/sho-ene/
環境省>「チーム・マイナス6%」
http://www.team-6.jp/
環境省「WARM BIZ」
http://www.env.go.jp/earth/info/coolbiz/
豆知識の項目を選んでください 豆知識TOP ネクタイの歴史 ネクタイ ...
http://web.infoweb.ne.jp/ara/mame/mame6.html
繊維ニュース
http://www.sen-i-news.co.jp/3.0/seek.asp?id=82594
ワコールウオームビズ宣言/新機能インナーウェアなど
http://www.wacoal.co.jp/products/attaka/
ユニクロウオームビズ/「シャツ」+「タートル&ハイネック」+「ジャケット」
http://www.uniqlo.com/check/business.asp?s=list_aw