今日(9月14日)は、「コスモスの日」
「コスモスの日」は、「今日は何の日~毎日が記念日」に載っていたが、「日本記念日協会」には載っていないので、誰が決めたのかは知らないが、”プレゼントにコスモスを添えて交換し、お互いの愛を確認しあう日”なのだそうだ。「日本記念日協会」には9月14日の記念日として、「メンズバレンタインデー」と「セプテンバー・バレンタイン」が載っていた。前者は、”9月14日は2月14日のバレンタインデーから半年後であることから、男性の側から積極的に愛を表現する日として、日本ボディファッション協会が1991年に制定した日。バレンタインのチョコレートに対して、この日のプレゼントは下着。”と記してあった。又、後者は、”3月14日のホワイト・デーから半年後、今度は女性から別れ話を切り出してもよい日。ルールは、紫色の物を身につけ、指には白いマニキュアを塗り、緑色のインクで書いたサヨナラの手紙を手渡しすること。”・・・と記してあった。これは、男性にとって恐いね~。何とか、プレゼントでもして、愛を確かめ合った方が良いよ・・・・。でもちょっと、冷たくなりかけている彼女に、「メンズバレンタインデー」のように、下着のプレゼントなどすると余計にサヨナラを言われかねないね~(^0^)。
コスモス(Cosmos)は、キク科コスモス属の一年草。漢字で「秋桜」とも書く。秋に桃色・白・赤などの花を咲かせるが、品種改良により黄色・オレンジなどの色も作り出されている。
メキシコ原産の一年草で、18世紀末にスペインマドリードの植物園に送られ、コスモスと名づけられたそうで、日本にいつ頃伝わったものかはっきりしないようだが、以下参考の「コスモス:広島工業大学」には、”明治9年(1876)に、東京美術学校に教師として来日したラグーザが,明治12年(1879)にイタリアから種子を持ち込んだとする説が有力。その後、コスモスは一瞬の間に日本全国に広がり、話題の花となった。小説などにもしばしば登場し、夏目漱石は「修善寺日記」の中で「コスモスは干菓子のようだ」と記し、徳富蘆花は「みみずのたはこと」の中で「山車のようにすばらしい」と絶賛している、これらの作品は明治後期から大正初期のものであり、この頃には日本のあちこちで群生していたと思われる・”・・・とある。
「コスモスや 風に乱れて 明らかに」 高浜 虚子
この句のように、初秋の風に、靡(なび)いているコスモスの花に秋をを感じる人も多いだろうが、まさに「秋桜」の名にふさわしい花だといえる。日本への渡来当時は「あきざくら」と呼ばれていたそうだ。 「秋桜」の字は、主に秋に咲き、花弁の形が桜に似ているところからの和名。”コスモス(cosmos)”の語源は、ギリシャ語の「秩序」「飾り」「美しい」という意味の 「Kosmos, Cosmos」の言葉に由来し、赤いコスモス(秋桜)の花言葉は「愛情」だそうだ。(ちなみに、薄紅色(ピンク)は「乙女の純潔」、白なら「美麗」。)
”お互いの愛を確認しあう日”にプレゼントに添えてあげる花にはぴったりの花だよね。
私は、「秋桜(コスモス)」の花といえば、先ず、山口百恵の有名な曲「秋桜」を思い出す。
「淡紅(うすべに)の秋桜(コスモス)が秋の日の 何気ない 陽溜(ひだま)りに揺れている・・・」
この『秋桜』(コスモス)は、さだまさしが作詞・作曲し、山口百恵が歌い大ヒットした。後にさだまさし本人(1978年のアルバム『私花集(アンソロジィ)』収録)、及び福山雅治によってカバーされているが、本当にいい曲だ、又、詩もとっても良い。私の大好きな歌である。
曲と歌詞はここ → 秋桜(コスモス)」さだまさし作詞・作曲 。
この花は、日当たりと水はけが良ければ、やせた土地でもよく咲きく見かけによらず丈夫な花である。我が家も、家を新築した頃には、両隣が空き地だったので、片方では、きゅうりやトマトなど農作物を、片方では、コスモスを植えていた。というより、一度植えておけば、種を蒔かないのに、毎年どんどん繁殖して、きれいな花を咲かせてくれ、一面色とりどりの見事なコスモス園といった感じになっていた。一本では寂しいかれんな花であるが、何本も集まって群生して咲く花は、どんな華やかな花にもまけないくらいきれいで、見るものの気持ちを明るくしてくれる。シーズンには行き交う人が足を止めて観察していた。もう、今は隣の空き地にも家が建ち、ほんの数年間ではあったが懐かしい思い出の一つである。このように、よく繁殖するので河原や休耕田などにも咲いていたが、河川敷等へ植栽するのは在来の自然植生の攪乱であり、一種の自然破壊であるとの批判もあるようだ。
「秋桜」と言えば、1997年5月公開の小田茜主演の映画に「秋桜」がある。HIVに感染した少女と彼女の親友の少女が、周囲の偏見や差別と戦いながら強く生きていこうとする姿を綴った青春ドラマで評判がよいようだが、そのような少女をコスモスに見立てたのだろう。
コスモスと言えば、さだまさしも2002年に小説集「解夏(げげ)」を発表。病により除々に視力を失っていく男。その葛藤と愛する人との触れ合いを描く表題作「解夏」他、「秋桜」・「水底の村」 ・「サクラサクラ」の3作品、計4作品を収録。大ベストセラー「精霊流し」に続き、涙なくしては読めない感動の書き下ろし小説集と評判がよいが、この中でもささやかに一生懸命生きている人を描いた「秋桜」という話があり、表題作「解夏」より良いとの意見もあるようだ。さだまさしの幅広い才能に感心するよ。
見かけはひ弱そうだが、見かけによらず丈夫な花「コスモス(秋桜)」の花は、日本人の感性によく合うんだよね~。
この花は多くの人に好かれており、日本には、コスモスをシンボルとしている市区町村が多くあるが、わが地元・兵庫県では豊岡市・相生市・稲美町などがある。北は北海道から南は宮崎まで本当に多くの町がコスモスをシンボルとしている。
(画像はコスモス)
参考:
コスモス - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%83%A2%E3%82%B9
コスモス (曖昧さ回避) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%83%A2%E3%82%B9_(%E6%9B%96%E6%98%A7%E3%81%95%E5%9B%9E%E9%81%BF)
コスモス:広島工業大学
http://www.it-hiroshima.ac.jp/12serials/05kusabana_data/2002_09.html
兵庫県コスモスの名所・コスモス畑・コスモスの花壁紙写真集・観光情報
http://kobe-mari.maxs.jp/cosmos/index.htm
秋桜(コスモス)」さだまさし作詞・作曲
http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/hog/shouka/cosmos.html
秋桜(コスモス) - goo 映画
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD30565/index.html
解夏/さだまさし ~書評・雑感~
http://cool.lomo.jp/30s/000310.html
「コスモスの日」は、「今日は何の日~毎日が記念日」に載っていたが、「日本記念日協会」には載っていないので、誰が決めたのかは知らないが、”プレゼントにコスモスを添えて交換し、お互いの愛を確認しあう日”なのだそうだ。「日本記念日協会」には9月14日の記念日として、「メンズバレンタインデー」と「セプテンバー・バレンタイン」が載っていた。前者は、”9月14日は2月14日のバレンタインデーから半年後であることから、男性の側から積極的に愛を表現する日として、日本ボディファッション協会が1991年に制定した日。バレンタインのチョコレートに対して、この日のプレゼントは下着。”と記してあった。又、後者は、”3月14日のホワイト・デーから半年後、今度は女性から別れ話を切り出してもよい日。ルールは、紫色の物を身につけ、指には白いマニキュアを塗り、緑色のインクで書いたサヨナラの手紙を手渡しすること。”・・・と記してあった。これは、男性にとって恐いね~。何とか、プレゼントでもして、愛を確かめ合った方が良いよ・・・・。でもちょっと、冷たくなりかけている彼女に、「メンズバレンタインデー」のように、下着のプレゼントなどすると余計にサヨナラを言われかねないね~(^0^)。
コスモス(Cosmos)は、キク科コスモス属の一年草。漢字で「秋桜」とも書く。秋に桃色・白・赤などの花を咲かせるが、品種改良により黄色・オレンジなどの色も作り出されている。
メキシコ原産の一年草で、18世紀末にスペインマドリードの植物園に送られ、コスモスと名づけられたそうで、日本にいつ頃伝わったものかはっきりしないようだが、以下参考の「コスモス:広島工業大学」には、”明治9年(1876)に、東京美術学校に教師として来日したラグーザが,明治12年(1879)にイタリアから種子を持ち込んだとする説が有力。その後、コスモスは一瞬の間に日本全国に広がり、話題の花となった。小説などにもしばしば登場し、夏目漱石は「修善寺日記」の中で「コスモスは干菓子のようだ」と記し、徳富蘆花は「みみずのたはこと」の中で「山車のようにすばらしい」と絶賛している、これらの作品は明治後期から大正初期のものであり、この頃には日本のあちこちで群生していたと思われる・”・・・とある。
「コスモスや 風に乱れて 明らかに」 高浜 虚子
この句のように、初秋の風に、靡(なび)いているコスモスの花に秋をを感じる人も多いだろうが、まさに「秋桜」の名にふさわしい花だといえる。日本への渡来当時は「あきざくら」と呼ばれていたそうだ。 「秋桜」の字は、主に秋に咲き、花弁の形が桜に似ているところからの和名。”コスモス(cosmos)”の語源は、ギリシャ語の「秩序」「飾り」「美しい」という意味の 「Kosmos, Cosmos」の言葉に由来し、赤いコスモス(秋桜)の花言葉は「愛情」だそうだ。(ちなみに、薄紅色(ピンク)は「乙女の純潔」、白なら「美麗」。)
”お互いの愛を確認しあう日”にプレゼントに添えてあげる花にはぴったりの花だよね。
私は、「秋桜(コスモス)」の花といえば、先ず、山口百恵の有名な曲「秋桜」を思い出す。
「淡紅(うすべに)の秋桜(コスモス)が秋の日の 何気ない 陽溜(ひだま)りに揺れている・・・」
この『秋桜』(コスモス)は、さだまさしが作詞・作曲し、山口百恵が歌い大ヒットした。後にさだまさし本人(1978年のアルバム『私花集(アンソロジィ)』収録)、及び福山雅治によってカバーされているが、本当にいい曲だ、又、詩もとっても良い。私の大好きな歌である。
曲と歌詞はここ → 秋桜(コスモス)」さだまさし作詞・作曲 。
この花は、日当たりと水はけが良ければ、やせた土地でもよく咲きく見かけによらず丈夫な花である。我が家も、家を新築した頃には、両隣が空き地だったので、片方では、きゅうりやトマトなど農作物を、片方では、コスモスを植えていた。というより、一度植えておけば、種を蒔かないのに、毎年どんどん繁殖して、きれいな花を咲かせてくれ、一面色とりどりの見事なコスモス園といった感じになっていた。一本では寂しいかれんな花であるが、何本も集まって群生して咲く花は、どんな華やかな花にもまけないくらいきれいで、見るものの気持ちを明るくしてくれる。シーズンには行き交う人が足を止めて観察していた。もう、今は隣の空き地にも家が建ち、ほんの数年間ではあったが懐かしい思い出の一つである。このように、よく繁殖するので河原や休耕田などにも咲いていたが、河川敷等へ植栽するのは在来の自然植生の攪乱であり、一種の自然破壊であるとの批判もあるようだ。
「秋桜」と言えば、1997年5月公開の小田茜主演の映画に「秋桜」がある。HIVに感染した少女と彼女の親友の少女が、周囲の偏見や差別と戦いながら強く生きていこうとする姿を綴った青春ドラマで評判がよいようだが、そのような少女をコスモスに見立てたのだろう。
コスモスと言えば、さだまさしも2002年に小説集「解夏(げげ)」を発表。病により除々に視力を失っていく男。その葛藤と愛する人との触れ合いを描く表題作「解夏」他、「秋桜」・「水底の村」 ・「サクラサクラ」の3作品、計4作品を収録。大ベストセラー「精霊流し」に続き、涙なくしては読めない感動の書き下ろし小説集と評判がよいが、この中でもささやかに一生懸命生きている人を描いた「秋桜」という話があり、表題作「解夏」より良いとの意見もあるようだ。さだまさしの幅広い才能に感心するよ。
見かけはひ弱そうだが、見かけによらず丈夫な花「コスモス(秋桜)」の花は、日本人の感性によく合うんだよね~。
この花は多くの人に好かれており、日本には、コスモスをシンボルとしている市区町村が多くあるが、わが地元・兵庫県では豊岡市・相生市・稲美町などがある。北は北海道から南は宮崎まで本当に多くの町がコスモスをシンボルとしている。
(画像はコスモス)
参考:
コスモス - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%83%A2%E3%82%B9
コスモス (曖昧さ回避) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%83%A2%E3%82%B9_(%E6%9B%96%E6%98%A7%E3%81%95%E5%9B%9E%E9%81%BF)
コスモス:広島工業大学
http://www.it-hiroshima.ac.jp/12serials/05kusabana_data/2002_09.html
兵庫県コスモスの名所・コスモス畑・コスモスの花壁紙写真集・観光情報
http://kobe-mari.maxs.jp/cosmos/index.htm
秋桜(コスモス)」さだまさし作詞・作曲
http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/hog/shouka/cosmos.html
秋桜(コスモス) - goo 映画
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD30565/index.html
解夏/さだまさし ~書評・雑感~
http://cool.lomo.jp/30s/000310.html