今日(9月20日)は、「お手玉の日」
日本のお手玉の会が制定。
1992(平成4)第1回全国お手玉遊び大会が愛媛県新居浜市で開かれた。お手玉遊びの魅力をPRする日。
日本のお手玉の会 HPを見ると、”今なぜお手玉なの?”として、”現在はコンピューターに支配された高度情報化社会です。一方、お手玉は全て手作りで、一つ一つが優しいぬくもりがあります。又、どこでもいつでも誰とでも遊ぶことができます。決まったルールがないので、自由に遊び方も工夫ができるので、創造性があります。お手玉の特質はすべての面において、堅苦しい機械化された現代社会が必要としているものです。”・・・とあったが、確かに、手作りのお手玉には、それを作ったお母さん、おばあさんのぬくもりを感じるよね。
この頃は、親子の触れ合いもない。何でも売っている時代だけれども、お手玉のような、お母さんの手作りのオモチャで子どもと遊んでやって欲しいよね。
こま、けん玉、お手玉、べーごまなど、昔から伝わる伝承遊びは、かつては子どもたちの遊び集団の中で、年上の者から年下の者へ、又、母から娘へさらに孫へと代々伝らられて来たものであった。しかしながら、戦後、経済の成長とともにテレビやその後のテレビゲームなどの普及などによって、子どもたちは、屋外で、集団で遊ぶ事もなくなり、又、核家族化と一人っ子が多くなった事などから、子どもは、屋内で一人で遊ぶようになり、伝承遊びをする姿も見られなくなって久しい。今日とりあげた、「お手玉」は、歴史的には、欧州の遊牧民が袋に粒状の物を入れて遊んだのが始まりと言われており、日本には、奈良時代に中国から伝わり、当時は水晶を利用したことから石名取玉と呼ばれていたようで、これは16個の水晶の玉で、実際に聖徳太子が遊んだとされ、その水晶も発見されているそうだ。現代のお手玉は江戸時代から、明治初期にかけて多く作られた。日本のお手玉も小さな布袋に小豆や米などを入れて縫い合わせた玩具で、代表的な型は、俵型と座布団型のものであるが、昔から、特に女の子の間で好まれ、母から娘へさらに孫へとお手玉の作り方や遊び方、そして、遊びと同時に行儀作法や歌などを通じて昔話などが伝えられた。そのため、、お手玉の形も遊び方も地域によっていろいろあるようだ。私は、男だから、そんなにお手玉遊びをしたわけではないが、母親が、妹などと遊んでいる時や、女の子の友達とも遊んでいたので、そんなときに一緒に相手をさせられたのを思い出す。
「あんたがた どこさ ひごさ ひごどこさ くまもとさ くまもと どこさ せんばさ・・」
お手玉の歌「あんたがたどこさ」であるが、これは、よく覚えている。この歌なら、今でも最後まで、歌えるよ・・・(^0^)。それに、祖母などが、「青葉茂れる桜井の~」などと、3つのお手玉を器用にあやつって歌っていたのを記憶している。この歌は、湊川の戦いや、楠木正成が出陣前に嫡子の正行を本拠地の河内国へ帰した桜井の別れ、を歌にした落合直文(おちあい なおぶみ)作詞の唱歌「桜井の訣別(青葉茂れる桜井の)」であるが、こんな唱歌を歌いながらお手玉してたのは神戸だけかな??懐かしいと思う人は以下で聞いてみてください。
MIDI「あんたがたどこさ」↓
http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/hog/shouka/antagata.html
MIDI 「青葉茂れる桜井の」落合直文作詞・奥山朝恭作曲↓
http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/hog/shouka/aobashigereru.html
「お手玉の会」では「お手玉」を普及させるために、地域大会や全国大会も行っているようだが、この「お手玉」と関連するものに、ジャグリング(ボール)というものがある。これは、複数の物を空中に投げ続ける技という意味だったそうで、 大道芸、曲芸の一種と同一視する人も多いようだが、必ずしも人に見せるためにやるわけではない。
日本のお手玉の基本的な技のひとつの「ゆり」といわれるもの、つまり”時計回りならば右手は常に左上に向かって投げ、左手は直線的に右手に投げる”技は、ジャグリングではシャワーと呼ぶそうだ。このジャグリングは、近年はスポーツとしての愛好者が増え、クラブが数多く設立され、競技会も活発に行われているというが、「お手玉 の会」の大会もその中の一つに属するものなのかな?
このジャグリングには、いろいろな技があるが、その代表的な技などは、お手玉で、使えるものが多そうだね。高度なジャグリングはもう、お遊びと言うよりも芸術的な域に達する。
ここ →ジャグリング が参考になるよ。
そういえば、私は見ていないが、「神戸まつり」のときにどこかの会場で、お手玉の演舞をしていたという話を聞いた事がある。どんどん、普及するとよいよね~。
家庭で、お母さんやおばあさんと一緒に「お手玉」などして遊ぶようになると、親子の断絶もなくなり会話も増え、家庭が明るくなるだろうね~。
以下参考の「お手玉、読み書き計算が効果的 ゲーム脳の直し方」を見ると、”前頭前野が正常に機能しない、いわゆるゲーム脳に危険が出た人も「お手玉をやったことにより、実際にゲーム脳が完全に回復した」”として、日大大学院の森昭雄教授は、ゲーム脳対策としてお手玉を推奨しているようだ。森昭雄教授の『ゲーム脳の恐怖』(NHK出版)という本に書かれている「ゲーム脳」の問題に関しては、専門家間に反論もあり、いろいろ論議を呼び話題になっているようだが、私のような素人には、その真偽のほどはよく分からない。しかし、お手玉をすることで「前頭前野」が少しは、活性化されるだろうとは思う。であれば、 「ゲーム脳」の問題は別としても、今の老齢化社会では、お年寄りのボケ防止には少し役立ちそうに思う。私も最近物忘れが多くなった、効果がどのくらいあるか知らないが、家人と、一緒にちょっと遊んでみるのもよいかな・・・(^0^)。
お手玉のない人は下のゲームで遊んでみる。しかし・・・こんなゲームをするとゲーム脳に危険が出るのかな(?_?)。
お手玉ゲーム → http://kudou3.com/game8/juggle.html
それに、ミュージック放送♪というHPの中に、お手玉の歌があった。何でも、南米音楽と日本の盆踊りをイメージしながら「さゆちゃんとひでき」の2人が作ったそうで、歌の題は「おてだまの木のみ」。面白そうだったので、以下に紹介しておくね。歌を聞いてみて、面白かったら親子で歌ってみる。
「おてだまの木のみ」 → http://www.infosakyu.ne.jp/~ogamokit/otedama.htm
(画像はジャグリングをしているピエロ。画像は、以前にNETの無料素材から借りてHPに使っていたものだがどこからだったか忘れた。m(_ _)mゴメン)
参考:
お手玉 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E6%89%8B%E7%8E%89
お手玉遊びの歴史
http://www.ne.jp/asahi/kobe/otedama/link26/rekishi.htm
落合直文 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%90%BD%E5%90%88%E7%9B%B4%E6%96%87
d-score 楽譜 - 桜井の訣別 ---- 落合直文/奥山朝恭
http://www.d-score.com/ar/A04120902.html
湊川の戦い - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B9%8A%E5%B7%9D%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84
お手玉、読み書き計算が効果的 ゲーム脳の直し方
http://kodansha.cplaza.ne.jp/broadcast/special/2002_11_20_2/content.html
斎藤環氏に聞く ゲーム脳の恐怖
http://www.tv-game.com/column/clbr05/
日本のお手玉の会が制定。
1992(平成4)第1回全国お手玉遊び大会が愛媛県新居浜市で開かれた。お手玉遊びの魅力をPRする日。
日本のお手玉の会 HPを見ると、”今なぜお手玉なの?”として、”現在はコンピューターに支配された高度情報化社会です。一方、お手玉は全て手作りで、一つ一つが優しいぬくもりがあります。又、どこでもいつでも誰とでも遊ぶことができます。決まったルールがないので、自由に遊び方も工夫ができるので、創造性があります。お手玉の特質はすべての面において、堅苦しい機械化された現代社会が必要としているものです。”・・・とあったが、確かに、手作りのお手玉には、それを作ったお母さん、おばあさんのぬくもりを感じるよね。
この頃は、親子の触れ合いもない。何でも売っている時代だけれども、お手玉のような、お母さんの手作りのオモチャで子どもと遊んでやって欲しいよね。
こま、けん玉、お手玉、べーごまなど、昔から伝わる伝承遊びは、かつては子どもたちの遊び集団の中で、年上の者から年下の者へ、又、母から娘へさらに孫へと代々伝らられて来たものであった。しかしながら、戦後、経済の成長とともにテレビやその後のテレビゲームなどの普及などによって、子どもたちは、屋外で、集団で遊ぶ事もなくなり、又、核家族化と一人っ子が多くなった事などから、子どもは、屋内で一人で遊ぶようになり、伝承遊びをする姿も見られなくなって久しい。今日とりあげた、「お手玉」は、歴史的には、欧州の遊牧民が袋に粒状の物を入れて遊んだのが始まりと言われており、日本には、奈良時代に中国から伝わり、当時は水晶を利用したことから石名取玉と呼ばれていたようで、これは16個の水晶の玉で、実際に聖徳太子が遊んだとされ、その水晶も発見されているそうだ。現代のお手玉は江戸時代から、明治初期にかけて多く作られた。日本のお手玉も小さな布袋に小豆や米などを入れて縫い合わせた玩具で、代表的な型は、俵型と座布団型のものであるが、昔から、特に女の子の間で好まれ、母から娘へさらに孫へとお手玉の作り方や遊び方、そして、遊びと同時に行儀作法や歌などを通じて昔話などが伝えられた。そのため、、お手玉の形も遊び方も地域によっていろいろあるようだ。私は、男だから、そんなにお手玉遊びをしたわけではないが、母親が、妹などと遊んでいる時や、女の子の友達とも遊んでいたので、そんなときに一緒に相手をさせられたのを思い出す。
「あんたがた どこさ ひごさ ひごどこさ くまもとさ くまもと どこさ せんばさ・・」
お手玉の歌「あんたがたどこさ」であるが、これは、よく覚えている。この歌なら、今でも最後まで、歌えるよ・・・(^0^)。それに、祖母などが、「青葉茂れる桜井の~」などと、3つのお手玉を器用にあやつって歌っていたのを記憶している。この歌は、湊川の戦いや、楠木正成が出陣前に嫡子の正行を本拠地の河内国へ帰した桜井の別れ、を歌にした落合直文(おちあい なおぶみ)作詞の唱歌「桜井の訣別(青葉茂れる桜井の)」であるが、こんな唱歌を歌いながらお手玉してたのは神戸だけかな??懐かしいと思う人は以下で聞いてみてください。
MIDI「あんたがたどこさ」↓
http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/hog/shouka/antagata.html
MIDI 「青葉茂れる桜井の」落合直文作詞・奥山朝恭作曲↓
http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/hog/shouka/aobashigereru.html
「お手玉の会」では「お手玉」を普及させるために、地域大会や全国大会も行っているようだが、この「お手玉」と関連するものに、ジャグリング(ボール)というものがある。これは、複数の物を空中に投げ続ける技という意味だったそうで、 大道芸、曲芸の一種と同一視する人も多いようだが、必ずしも人に見せるためにやるわけではない。
日本のお手玉の基本的な技のひとつの「ゆり」といわれるもの、つまり”時計回りならば右手は常に左上に向かって投げ、左手は直線的に右手に投げる”技は、ジャグリングではシャワーと呼ぶそうだ。このジャグリングは、近年はスポーツとしての愛好者が増え、クラブが数多く設立され、競技会も活発に行われているというが、「お手玉 の会」の大会もその中の一つに属するものなのかな?
このジャグリングには、いろいろな技があるが、その代表的な技などは、お手玉で、使えるものが多そうだね。高度なジャグリングはもう、お遊びと言うよりも芸術的な域に達する。
ここ →ジャグリング が参考になるよ。
そういえば、私は見ていないが、「神戸まつり」のときにどこかの会場で、お手玉の演舞をしていたという話を聞いた事がある。どんどん、普及するとよいよね~。
家庭で、お母さんやおばあさんと一緒に「お手玉」などして遊ぶようになると、親子の断絶もなくなり会話も増え、家庭が明るくなるだろうね~。
以下参考の「お手玉、読み書き計算が効果的 ゲーム脳の直し方」を見ると、”前頭前野が正常に機能しない、いわゆるゲーム脳に危険が出た人も「お手玉をやったことにより、実際にゲーム脳が完全に回復した」”として、日大大学院の森昭雄教授は、ゲーム脳対策としてお手玉を推奨しているようだ。森昭雄教授の『ゲーム脳の恐怖』(NHK出版)という本に書かれている「ゲーム脳」の問題に関しては、専門家間に反論もあり、いろいろ論議を呼び話題になっているようだが、私のような素人には、その真偽のほどはよく分からない。しかし、お手玉をすることで「前頭前野」が少しは、活性化されるだろうとは思う。であれば、 「ゲーム脳」の問題は別としても、今の老齢化社会では、お年寄りのボケ防止には少し役立ちそうに思う。私も最近物忘れが多くなった、効果がどのくらいあるか知らないが、家人と、一緒にちょっと遊んでみるのもよいかな・・・(^0^)。
お手玉のない人は下のゲームで遊んでみる。しかし・・・こんなゲームをするとゲーム脳に危険が出るのかな(?_?)。
お手玉ゲーム → http://kudou3.com/game8/juggle.html
それに、ミュージック放送♪というHPの中に、お手玉の歌があった。何でも、南米音楽と日本の盆踊りをイメージしながら「さゆちゃんとひでき」の2人が作ったそうで、歌の題は「おてだまの木のみ」。面白そうだったので、以下に紹介しておくね。歌を聞いてみて、面白かったら親子で歌ってみる。
「おてだまの木のみ」 → http://www.infosakyu.ne.jp/~ogamokit/otedama.htm
(画像はジャグリングをしているピエロ。画像は、以前にNETの無料素材から借りてHPに使っていたものだがどこからだったか忘れた。m(_ _)mゴメン)
参考:
お手玉 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E6%89%8B%E7%8E%89
お手玉遊びの歴史
http://www.ne.jp/asahi/kobe/otedama/link26/rekishi.htm
落合直文 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%90%BD%E5%90%88%E7%9B%B4%E6%96%87
d-score 楽譜 - 桜井の訣別 ---- 落合直文/奥山朝恭
http://www.d-score.com/ar/A04120902.html
湊川の戦い - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B9%8A%E5%B7%9D%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84
お手玉、読み書き計算が効果的 ゲーム脳の直し方
http://kodansha.cplaza.ne.jp/broadcast/special/2002_11_20_2/content.html
斎藤環氏に聞く ゲーム脳の恐怖
http://www.tv-game.com/column/clbr05/