アメリカで実施されている量的緩和
という措置が俄かに終わる時
世界中に分散状態で
投資されている大量のドルのうち
過剰流動性と呼ばれている成分は
本国への速やかな帰還
をめざして
投資先の国から
一斉に消えてしまうことになる
これまでに量的緩和が終わる
とされたその度ごとに
ドルは買われて高くなっており
外貨のすべては
その相対する位置にあった通貨価値を
否応なしに引き下げられた
そんな記録が残されたのは
つい最近のことである
量的緩和の終焉が現実となった時
世界市場で起きるであろう最も重大な変化を
想像できないほどの影響力で
多方面にたちまち伝播させることだろう
経済成長が見込めない国の通貨価値は
必然的に
どんどん下がっていき
信用力の強い国の通貨は
反対に買われて高くなっていく
というメカニズムが
一層先鋭化するだろう
外貨の形をとって運用されている
ドルを出自とする大量の国際資本は
そのとき
本来の形である米ドルへの回帰を
急がざるを得なくなる
決断が遅ければ
その遅さの故に
資本の致命的な損失を引き起こす
ドルへの回帰でその通貨価値が
がどんどん高められていき
その速さが急伸する事態になると
判断の一瞬の遅れが
巨大な損失を
国際金融資本へと押し付ける
最悪の事態を避けるため
外貨を保有する投資家は
打ち揃って売り圧力を一斉に強め
急峻な傾斜を
グラフに描き残す
外貨の価値は
ドルに対して
相対的に下がっていく一方
になるという展開をとるため
外貨を運用して利益を稼いでいる国際金融資本が
最適のタイミングで
ドルを急ぎ買い戻そうとしない限り
為替差損を
一方的に
ただ押し付けられることになるのは
自明の理
外貨の運用益があったとしても
為替差損がそれを上回ってしまったのでは
利益は相殺され
なりゆきによっては
損失を計上しなければならなくなる
安全な方法はただ一つしかないことから
運用している外貨を売って
元のドルを急ぎ買い戻す
という展開が世界中の市場で
一斉に観察されることだろう
信用取引で成り立っている国際経済は
ドルの供給を行っている国際金融資本が
外貨の購入に慎重となった時
ドルの通貨価値は跳ね上がる
ドルでなければ産油国は
石油の輸出に応じない
ドルが何でも買える便利な通貨であるからだ
エネルギーが確保されていなければ
経済の成長はまったく見込めない
人件費がどんなに低かったとしても
エネルギーコストが高くなっていたのでは
利益は相殺され
その市場に投資する意義は消滅する
所期の成果など当然得られない
という顛末を際限なく世界中で繰り返す
増え続ける二酸化炭素を減らすには
エネルギー消費を抑えることが
確実にできていなければならない
経済を成長させるためのエネルギーの源は
地下資源に限られる
そこには核も含まれている
自然エネルギーには
問題解決能力そのものがない
すべての地下資源は
エネルギー転換で
有害な副生成物を生み出しつづける
化石燃料は炭素水素の化合物からなり
これを燃やせば
大気中の酸素と結び付いた
炭素系酸化物であるCO
と
水素系酸化物であるH2Oとの
二つの酸素化合物が同時に合成される
一方は安定な二酸化炭素CO2となって落ち着き
もう一方の水はもっと安定な物質となって
地球がもつ水の絶対量を
緩慢に増やし続けるものとなる
その過程で気体となった水が
冷えて液化する量を増やすことから
世界中で集中豪雨と
それによる水害で
多くの生命と社会資産とが
毎年何度も繰り返し失われ
その規模が時の経過とともに拡大する一方
という展開を今も尚とっている
核エネルギーは
人類が絶対に制御できない危険なもの
大量の放射性物質を生みだし続けるものとなり
あらゆるものを被曝させる
汚染源となる
放射性廃棄物を地球の胎内に
ただ蓄積することだけが許されている
たった一つの選択肢
その有害性は
地球の寿命とされる
50億年を超えるものさえあるほどだ
自然エネルギーには出力の安定性がなく
交流送電に依存しなければ
存立することすらできない
という本質的な欠陥から
永遠に抜け出すことができない
蓄電することは可能でも
そのためのコストは無視できないほど
高い
低廉で優良なエネルギーを見出した時
不健全性の起源である主要な因子が
漸く消え去る
温室効果ガスは減り
台風による土砂災害と
集中豪雨とドカ雪
という異常気象の発生も
また起こらない
エネルギーコストは最低水準へと低下し
電気と熱は人類がふんだんに使えるものとなる
人工栽培が可能になり
農水産物の計画的培養が
ビジネスとして成り立つようになる
有害な地下資源を輸入する必要性は消え
ドル余り現象は影をひそめる
すべての地域で
自給自足体制が成り立つことから
富の偏在も消滅する
過度の貧困はなくなり
適度な繁栄がそっと訪れる
地下資源を巡る争いは消え
貧富の差も圧縮されていく
繁栄が常態化する時代には
兵器産業は衰退する
宗教的な対立だけが
文明に未解決の遺産
として残される
繁栄による平和状態の継続
が地域の区別なく維持されているならば
信仰が宗教の手段とされるようなことはなく
身に帯びた排他性が意味を失うようになった時
真の平和状態が訪れる
あたらしいエネルギーモデルは
日本で誕生させなければならない
日本文化を生んだ日本語こそが
平和の実現に寄与し得るものであるからだ
主語を必要としない日本の言語体系は
コミュニケーションから
エゴの成分を排除する
一人称を多用するひとは
その分だけ
エゴの関与を強調している
というメッセージをばら撒いている
その行為が
良好なコミュニケーションを阻害している
ということを
まだ知らない
地球の公用語となる言語は
かつて使われていた
あの麗しく
そしてうつくしい
この日本語
でなければならない
という措置が俄かに終わる時
世界中に分散状態で
投資されている大量のドルのうち
過剰流動性と呼ばれている成分は
本国への速やかな帰還
をめざして
投資先の国から
一斉に消えてしまうことになる
これまでに量的緩和が終わる
とされたその度ごとに
ドルは買われて高くなっており
外貨のすべては
その相対する位置にあった通貨価値を
否応なしに引き下げられた
そんな記録が残されたのは
つい最近のことである
量的緩和の終焉が現実となった時
世界市場で起きるであろう最も重大な変化を
想像できないほどの影響力で
多方面にたちまち伝播させることだろう
経済成長が見込めない国の通貨価値は
必然的に
どんどん下がっていき
信用力の強い国の通貨は
反対に買われて高くなっていく
というメカニズムが
一層先鋭化するだろう
外貨の形をとって運用されている
ドルを出自とする大量の国際資本は
そのとき
本来の形である米ドルへの回帰を
急がざるを得なくなる
決断が遅ければ
その遅さの故に
資本の致命的な損失を引き起こす
ドルへの回帰でその通貨価値が
がどんどん高められていき
その速さが急伸する事態になると
判断の一瞬の遅れが
巨大な損失を
国際金融資本へと押し付ける
最悪の事態を避けるため
外貨を保有する投資家は
打ち揃って売り圧力を一斉に強め
急峻な傾斜を
グラフに描き残す
外貨の価値は
ドルに対して
相対的に下がっていく一方
になるという展開をとるため
外貨を運用して利益を稼いでいる国際金融資本が
最適のタイミングで
ドルを急ぎ買い戻そうとしない限り
為替差損を
一方的に
ただ押し付けられることになるのは
自明の理
外貨の運用益があったとしても
為替差損がそれを上回ってしまったのでは
利益は相殺され
なりゆきによっては
損失を計上しなければならなくなる
安全な方法はただ一つしかないことから
運用している外貨を売って
元のドルを急ぎ買い戻す
という展開が世界中の市場で
一斉に観察されることだろう
信用取引で成り立っている国際経済は
ドルの供給を行っている国際金融資本が
外貨の購入に慎重となった時
ドルの通貨価値は跳ね上がる
ドルでなければ産油国は
石油の輸出に応じない
ドルが何でも買える便利な通貨であるからだ
エネルギーが確保されていなければ
経済の成長はまったく見込めない
人件費がどんなに低かったとしても
エネルギーコストが高くなっていたのでは
利益は相殺され
その市場に投資する意義は消滅する
所期の成果など当然得られない
という顛末を際限なく世界中で繰り返す
増え続ける二酸化炭素を減らすには
エネルギー消費を抑えることが
確実にできていなければならない
経済を成長させるためのエネルギーの源は
地下資源に限られる
そこには核も含まれている
自然エネルギーには
問題解決能力そのものがない
すべての地下資源は
エネルギー転換で
有害な副生成物を生み出しつづける
化石燃料は炭素水素の化合物からなり
これを燃やせば
大気中の酸素と結び付いた
炭素系酸化物であるCO
と
水素系酸化物であるH2Oとの
二つの酸素化合物が同時に合成される
一方は安定な二酸化炭素CO2となって落ち着き
もう一方の水はもっと安定な物質となって
地球がもつ水の絶対量を
緩慢に増やし続けるものとなる
その過程で気体となった水が
冷えて液化する量を増やすことから
世界中で集中豪雨と
それによる水害で
多くの生命と社会資産とが
毎年何度も繰り返し失われ
その規模が時の経過とともに拡大する一方
という展開を今も尚とっている
核エネルギーは
人類が絶対に制御できない危険なもの
大量の放射性物質を生みだし続けるものとなり
あらゆるものを被曝させる
汚染源となる
放射性廃棄物を地球の胎内に
ただ蓄積することだけが許されている
たった一つの選択肢
その有害性は
地球の寿命とされる
50億年を超えるものさえあるほどだ
自然エネルギーには出力の安定性がなく
交流送電に依存しなければ
存立することすらできない
という本質的な欠陥から
永遠に抜け出すことができない
蓄電することは可能でも
そのためのコストは無視できないほど
高い
低廉で優良なエネルギーを見出した時
不健全性の起源である主要な因子が
漸く消え去る
温室効果ガスは減り
台風による土砂災害と
集中豪雨とドカ雪
という異常気象の発生も
また起こらない
エネルギーコストは最低水準へと低下し
電気と熱は人類がふんだんに使えるものとなる
人工栽培が可能になり
農水産物の計画的培養が
ビジネスとして成り立つようになる
有害な地下資源を輸入する必要性は消え
ドル余り現象は影をひそめる
すべての地域で
自給自足体制が成り立つことから
富の偏在も消滅する
過度の貧困はなくなり
適度な繁栄がそっと訪れる
地下資源を巡る争いは消え
貧富の差も圧縮されていく
繁栄が常態化する時代には
兵器産業は衰退する
宗教的な対立だけが
文明に未解決の遺産
として残される
繁栄による平和状態の継続
が地域の区別なく維持されているならば
信仰が宗教の手段とされるようなことはなく
身に帯びた排他性が意味を失うようになった時
真の平和状態が訪れる
あたらしいエネルギーモデルは
日本で誕生させなければならない
日本文化を生んだ日本語こそが
平和の実現に寄与し得るものであるからだ
主語を必要としない日本の言語体系は
コミュニケーションから
エゴの成分を排除する
一人称を多用するひとは
その分だけ
エゴの関与を強調している
というメッセージをばら撒いている
その行為が
良好なコミュニケーションを阻害している
ということを
まだ知らない
地球の公用語となる言語は
かつて使われていた
あの麗しく
そしてうつくしい
この日本語
でなければならない