山野颯想

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病院を卒業する(西洋医学の限界)

2014年01月11日 | 健康・病気

P1010136

◆写真撮影:2013年1月1日、交野山にて

(元旦)

201419日(木)

『西洋医学の限界』

<病院を卒業する>

KM病院、耳鼻科を今日卒業した。IT医師に会えないと考えたとき、変な話だが何だか淋しさを覚えた。

左顔面神経麻痺はまだ完全に治癒したわけではないが、僕の語りや口の動き方、そして表情を看て、「もう薬は不要でしょう」「後はマッサージで」と医師は言った。その言葉に僕自身も納得であった。西洋医学ではこの状態まで改善したなら「治癒した」と考えるのだろうと思ったのだが、また今まで処方して戴いた「レチコラン錠500μg」や「ATP腸溶錠20mg日医工」を、呑み続けてもこれ以上によくなることもないのだろうとも考えた。また、薬による副作用もあるのだろうから、呑み続けることも我が身体にとっても好ましく無いのだろうとも考えた。

帰宅して上さんに病院での様子を話したら、「次は鍼灸やカイロやね」と言った。それは十数年前に上さん自身が経験した、「西洋医学による治療には限界がある」という現実を心底に刻んでいるからだろう。上さんは十数年前、数ヶ月間両眼とも見えない時期があった。しかし看てもらった二ヶ所の病院とも、治療行為もなく薬さえ処方されることは無かったと記憶している。その後、鍼灸院やカイロプラクティックに通い、奇跡的に極めて僅かではあるが視力が戻り、現在はカイロプラクティックに通い続けている。

ところで、左顔の神経麻痺は昨年と比してかなり改善したのは間違いの事実だ。914日の滑落事故以降、僕は汁物や飲料を飲むときにはストローを必要としたが、今はストローを使用することは無い。ただ、咀嚼が上手く出来ているかといえばけっしてそうではないし、左眼から出るヤニや涙が止まらないという現実もある。また、左手指はまったく治癒していない。中指と薬指、そして小指の痛みは以前と同じだ。ちょっとした重量物を左手指で握って持つことが難しい。整形外科や神経内科で診てもらったが、診察はそれぞれ一日で終了してしまい治療してもらうことは無かった。

コメント
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