山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

天災(準備をやっていかなければならない)

2018年09月13日 | 日記・エッセイ・コラム
八丁平(2018年6月17日)

2018年09月12日(水)
『天災』
<準備をやっていかなければならない>
八丁平(京都北山)山行を楽しんだ6月17日の明くる日、
丁度朝8時頃に地震があり、我が家は上下に激しく揺れた。
それは阪神淡路の震災以来の恐ろしいくらいの揺れ方で恐怖を感じた。
その後も暫くの間余震が続き、その度に緊張したのを今も忘れることができない。
大阪北部地震と命名されたその地震は、震度6弱、我が地域では5強との報道であった。
ところでこの地震が山中、それも谷筋に僕がいるときに起きたなら、
落石や山崩れ、倒木等が生じて山中は如何なる様相になったのだろうかと不安を覚えた。
次に、7月4日より降り始めた雨は、
我が家には幸いなことにその影響は殆どなかったのだが、
しかし西日本を中心に各地に甚大な被害を及ぼした。
またその頃より気温が上昇し、7月、8月と異常とも言える高温が日々続き、
熱中症で亡くなる方が例年と比して多くなったという。
例年ならあまりクーラーを使用しない僕であってもかなり使ったように思う。
そして9月4日にやって来た台風21号は、僕が経験した台風の中でも最強のものであった。
恐ろしいほどの激しい風雨が二時間近く続き、14時頃には我が家から灯が消えた。
電気が戻ってきたのは明くる日の朝7時半で、
これ程の長時間に亘る停電の経験は僕にとって嘗てないことであった。
夕飯は一つの大きめの懐中電灯を食卓上にぶら提げ、
僕の山用ヘッドランプや水を入れると輝く灯を使用して済ませた。
20時頃には布団上に転がったが、目覚めの一回目は22時台。
その後、ベッドから離れた朝6時半頃までに三~四度ほど目覚め、
その度に電気が復旧しているかどうかを確認することとなった。
幸い我が家に被害はあまりなかったのだが、
近くに住む娘の家屋根の瓦に損傷が生じブルーシートが今も被っている。
また、娘夫婦のスタジオの二階前壁上部が風で剥がれ飛んでしまった。
そして9月6日の北海道の地震だ。ニュースを聴く度に気鬱になってしまう。
併しだ、今後30年以内に70%~80%の確率で発生すると言われている南海トラフ巨大地震を始め、
甚大な被害をもたらす天災時のための準備をしっかりとやっていかなければならないと、改めて思った今夏であった。
コメント
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