山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

白山山行(別当出合より南竜山荘へ)

2023年01月16日 | 山野歩
2022年07月25日(月)
『白山山行』
<二日目>
<別当出合より南竜山荘へ>
[コースタイム]
[別当出合駐車場] 3:48 → [別当出合休憩舎] → 5:13 [中飯場] 5:31 → (砂防新道) → 7:58 [甚之助避難小屋] 8:20 → [南竜山荘への分岐] → (南竜道) → 9:14 [エコーライン分岐] → 10:44 [南龍ヶ馬場セントラルロッジ]
◆所要時間:6時間56分
<痛む脚腰の為、計画変更>
昨晩、リクラインシートを後ろへと倒し、運転席で眠ったのが、そもそもの間違いであったように思う。
昨日まで何ともなかった腰が痛み、時を経るに従い、足腰のバランスが悪くなり上手く歩けなくなるが、
歩いている間に改善するに違いないと、トレッキングポールに頼って前進し続けた。
今回の山行目的が、花見山行ゆえ、花が眼に留まる度に撮影するのだが、腰を屈めることが、次第に上手く出来なくなる。
昭文社の地図や冊子にある標準所要時間の1.5倍で作成した、今回の山行登山計画書の時刻よりも、
[別当出合駐車場]を1時間余りも早くスタートしたのだが、
[南竜ビジターセンター]に到着したのが、10時44分で、計画よりも44分も遅い時刻であった。
計画では、これより展望歩道を歩き、景観を楽しみ、[白山室堂]まで上り、
休憩後、トンビ岩コースを下り、15時半には[南竜山荘]に到着しているという計画であったのですが、
我が足腰の現状を踏まえ、展望歩道歩きを諦め、この儘、南竜山荘に入ることにする。
別当出合駐車場をスタートして、今日、初めてカメラに収めた植物はセリ科の白花でした。その時刻は5時04分。
それ以降も、セリ科と思われる白花を6度も撮影しているのですが、すべて何という花なのかが判らない儘です。
10時44分に“南龍ヶ馬場セントラルロッジ”に到着するまでに、
結果として、セリ科の白花の次に撮影した“ヤマブキショウマ”を始めとして、
44種の植物をカメラに収めたのですが、撮影時に、僕の足腰にかかる負荷は大変なものでした。
南竜山荘の夕飯の時刻までに時間がたっぷりあるゆえ、山荘の方に、近隣で草花が多い場所を教えて頂き散策に出掛けることにする。
教えてくださった場所は、天場となっている南竜ヶ馬場野営場であり、
1時間くらいの間に更に、更に17種の植物をカメラに収めることとなりました。
一番目に撮影したのは“ハクサンコザクラ”で、最後は“イワアカバナ”でした。その間も、本当にゆっくりとした歩みで進みました。
南竜山荘へ戻り、受付を済ませ、部屋で休んでいると、15時から自然観察会という催しがあるとのアナウンスがあり、
その所要時間は40分とのこと、40分なら僕の足腰でも耐えられるかもと思い、
また17時の夕飯までにはまだまだ時間があるゆえ、参加することにする。
カメラとトレキングポール、メモ帳を持って集合場所に行くと、参加者は僕を含めて5名で、講師先生は中年の男性でした。
道端に咲く花を指差し、花の名前は勿論のこと、その特徴などを、かなり詳しく説明してくださるのだが、
写真を撮るのと、トレキングポールで支えてなければ、歩くこと自体が危うい我が足腰では、付いて行くのに苦労する始末でありましたが、
この自然観察会では更に新しく、10種の植物をカメラに収めることになりました。
最初に撮影したのは“ツガザクラ”、そして最後は“シナノオトギリ”だろうと勝手に思っているのだが、実のところは判然としません。
また、夕飯後の18時からだったと思うのですが、別棟で15時からの自然観察会と同じ先生の解説で、
ビデオテープによる鑑賞会にも出席させて頂き、楽しいひと時を過ごしました。
山荘の部屋中では至極苦労することになりました。一人に一区画の割り当てだったのですが、
天井が低いので、終始しゃがんだ儘の姿勢で動かねばならないのは、足腰に負荷がかかり至極辛いもので、
20時の消灯を待つことなく、布団上に持参したシーツを敷いて、横になったのであります。




コメント
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