2024年07月21日(日)
『山野歩』
<赤目四十八滝>
<感動のイワタバコ>
[コースタイム]
[日本サンショウウオセンター] 10:30 → 10:41 [不動滝] → 11:27 [千手滝] → 11:43 [布引滝] → 12:59 [百畳岩] 14:10 → 15:30 [日本サンショウウオセンター]
◆所要時間:5時間00分
<イワタバコ三昧>
昨年、8度も歩いた妙見山初谷渓谷の、道沿いの金網柵に貼ってある掲示板に、
「花は8月上旬に向う側の岸壁に着生します。足下には十分気をつけて下さい。若葉は食用、葉を干したものは薬草として利用」との記述があり、
今までに見たことがない“イワタバコ”に合えるに違いないと、8月中旬頃にやって来たのだ。
そして、靴を濡らしながら流れを渡渉して対岸に渡り、岩場を懸命に探したが残念ながら見つからなかった。
がっかりして、“タマゴ&キバ”の処に設置したある椅子に腰掛けていると、「川の水嵩があって渡れない」と言って戻って来られた、
男性2人と女性2人のグル-プ方のなかの、僕と同い年だという女性に“イワタバコ”が見つからなかったという話をしたところ、
「8月の中頃に“赤目四十八滝”に行くと、“イワタバコ”がいっぱい咲いている」「金剛山のカトラ谷でも見たことがある」とおっしゃったのだ。
そこで、赤目四十八滝に行ったことがない僕は、赤目とはどんな処なのだろうかと、その下見で、4月7日に初めて赤目にやって来た。
そしてその景観に魅せられ、この渓谷なら“イワタバコ”以外の色んな花にも出合えるに違いないと確信して、今日が6回目の訪問であった。
そして今日の赤目渓谷歩行はイワタバコ三昧であった。
千手滝が過ぎて直ぐのところで“イワタバコ”が目に留まり、その後は其処彼処で開花するイワタバコを見ることとなった。
岸壁などにくっ付き開花する“イワタバコ”の姿を探しながら、そして愉楽を感じながら、その度にカメラに収めながら、ゆっくりと歩みを進めた。
渓谷中の道ゆえ、陽射しは殆ど届かないのだが、やっぱり暑いのだろうか。
ゆっくりと歩いたにもかかわらずかなり疲れたので、百畳岩でお昼休みにして、“イワタバコ”に出合えたという安堵感もあり、
設置してある木製の椅子に腰掛け、1時間余り休憩する。
ところで今日は、初めて眼にする三つの生き物をカメラに収める。
一つ目は、虫に寄生している“冬虫夏草”という茸だ。小学生高学年と思われる男子が、「学校の自主学習です」と言って、手に持っておられたのだ。
二つ目は“ムラサキシジミ蝶”で、スマホのアプリが判定してくれた。
三つ目は、これまた小学生が持っていた籠中に居たトカゲだ。“ニホントカゲ”だと、その名称を教えてもらう。
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