2024年10月16日(水)
『ヒヨドリバナ』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花と花言葉>
NHKラジオ深夜便で今朝、[ヒヨドリバナ]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「清楚」でありました。また、次のような解説もありました。
「北海道から九州の各地に分布する多年草」
「日本の在来種で、林道の脇ですとか、草原、渓流沿いなどの、日当たりの良い場所に自生して、夏から秋にかけて白い花をたくさん咲かせる」
「ヒヨドリバナという名前ですが、鳥のヒヨドリが鳴く頃に花を咲かせるから、
或いは、咲き終えても、木や幹に付いている花柄が、そこに生じる綿毛ですけれども、それがヒヨドリの頭の部分、頭頂部に少し伸びた羽に似ているからだと言われている」
「ヒヨドリは、秋になって来ると人家の近くまで、木になった柿などを争って、かん高い声で鳴いて集まって来ます」などと。
この見出し画像の[ヒヨドリバナ]は、2002年09月22日に、伊吹山南西麓を歩いたときにカメラに収めたものです。
そのときの山日記の一部に次の如き記述がありました。
「…五合目到着までに余りにも多くの時を費やし過ぎていたから。しかしそれ以降も先を急ぐのは不可能だ。
行く手に待ち構える様々な花達に出合うや否や時の観念が脳裡より瞬く間に消え失せる。
濃紫色の伊吹鳥兜、僅かに紫を帯びた白色のヒヨドリバナ、青紅紫の草藤、褪紅色の薊、天人草、現の証拠、そして六合目の道標を左に見てまだまだ続く。
色褪せ擦り切れた翅を広げ足下石塊上に停まるヒメアカタテハ蝶は全く動こうとしない。
黒と橙が基調のその姿は、厳しい大自然中の月日を生き抜いてきたという様子だ」と。
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