山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

フジバカマ<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花と花言葉>

2025年01月16日 | 植物
2024年10月17日(木)
『フジバカマ』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花と花言葉>
NHKラジオ深夜便で今朝、[フジバカマ]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「あの日のことを思い出す、躊躇」でありました。また、次のような解説もありました。
「中国原産の多年草」「かなり古い時代に、日本に持ち込まれたと考えられていて、万葉集にも詠まれています」
「奈良時代には薬草として使われていたそうです」
「関東よりも西に多く分布していて、湿ったところを好み、河原や川岸に生育しています」
「ところが最近は、河川の改修など、環境の変化で減少していて、環境省のレッドデータブックに、絶滅危惧種として記載されているほど、姿を見ることが少なくなっています」
「秋の七草の一つで、夏の終わりから、茎の先に薄い紅色の花を付けます」
「筒状の花が五個ほど集まって、一つの花が出来ています」
「この袴というのは、おびるという意味で使われています。つまり藤袴という名前は、花の色が藤色を帯びるという意味になるんだそうです」などと。

この見出し画像の[フジバカマ]は、この10月13日に訪れた、春日大社神苑萬葉植物園でカメラに収めたものですが、開花して暫く経ち、終焉を迎えているという姿でした。
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ヒヨドリバナ<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花と花言葉>

2025年01月15日 | 植物
2024年10月16日(水)
『ヒヨドリバナ』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花と花言葉>
NHKラジオ深夜便で今朝、[ヒヨドリバナ]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「清楚」でありました。また、次のような解説もありました。
「北海道から九州の各地に分布する多年草」
「日本の在来種で、林道の脇ですとか、草原、渓流沿いなどの、日当たりの良い場所に自生して、夏から秋にかけて白い花をたくさん咲かせる」
「ヒヨドリバナという名前ですが、鳥のヒヨドリが鳴く頃に花を咲かせるから、
或いは、咲き終えても、木や幹に付いている花柄が、そこに生じる綿毛ですけれども、それがヒヨドリの頭の部分、頭頂部に少し伸びた羽に似ているからだと言われている」
「ヒヨドリは、秋になって来ると人家の近くまで、木になった柿などを争って、かん高い声で鳴いて集まって来ます」などと。
この見出し画像の[ヒヨドリバナ]は、2002年09月22日に、伊吹山南西麓を歩いたときにカメラに収めたものです。
そのときの山日記の一部に次の如き記述がありました。
「…五合目到着までに余りにも多くの時を費やし過ぎていたから。しかしそれ以降も先を急ぐのは不可能だ。
行く手に待ち構える様々な花達に出合うや否や時の観念が脳裡より瞬く間に消え失せる。
濃紫色の伊吹鳥兜、僅かに紫を帯びた白色のヒヨドリバナ、青紅紫の草藤、褪紅色の薊、天人草、現の証拠、そして六合目の道標を左に見てまだまだ続く。
色褪せ擦り切れた翅を広げ足下石塊上に停まるヒメアカタテハ蝶は全く動こうとしない。
黒と橙が基調のその姿は、厳しい大自然中の月日を生き抜いてきたという様子だ」と。

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シオン<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花と花言葉>

2025年01月13日 | 植物
2024年10月15日(火)
『シオン』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花と花言葉>
NHKラジオ深夜便で今朝、[シオン]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「追憶、遠くの人を思う」でありました。また、次のような解説もありました。
「漢字では、紫という字に、草冠のその(苑)で、シオンと読みます。
「菊の仲間で、茎は直立して2㍍にもなります」
「秋の初め頃に、枝の先に、薄紫色の花をたくさん付けます」
「栽培はかなり古くから行われていて、平安時代から始まっていたと考えられています」
「シオンの花言葉の、追憶、遠くの人を思うというのは、今昔物語から来ていると言われます」
「こんなお話です。親孝行の兄弟の父親が亡くなり、兄弟が毎日、墓参りをして父を忍びましたが、
やがて兄は仕事が忙しくなり、なかなか墓参りに来られなくなりました。
兄は早く悲しみを忘れようと、お墓の周りにワスレグサ(忘草)と言われる、萱草(カンゾウ)を植えます」
「一方、弟は、逆に忘れまいと、思い草と言われる、シオンを植えました」
「墓に住む鬼は、それに感じ入って、弟の方に不思議な力を与えたという話です」などと。
この見出し画像の[シオン]は、この13日に訪れた、春日大社神苑萬葉植物園でカメラに収めたものです。



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サルビア<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花と花言葉>

2025年01月12日 | 植物
2024年10月13日(日)
『サルビア』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花と花言葉>
NHKラジオ深夜便で今朝、[サルビア]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「燃える思い、知恵」でありました。また、次のような解説もありました。
「ブラジル原産の多年草で、近い仲間にセイジなどのハーブがあります」
「サルビアという名前も、ラテン語の健康、治癒、救いなどの意味の言葉に由来していると言います」
「これは薬用として使われている種があるためです」
「和名はヒゴロモソウと言います。緋色の緋、衣に、草と書くんですが、文字通り赤い花に起因しています」
「原産地では多年草ですが、日本では、春に種を蒔いて育て、秋には枯れてしまう一年草です」
「最近では様々な品種が作られて、夏から咲くものや、背丈が40㌢に満たないもの、
また、花の色も赤ばかりではなくて、白、紫、ピンクのものもあり様々です」
「サルビアの花言葉は燃える思い、そして知恵です」
「真っ赤で細長い花が絨毯のように拡がります」「花が散った後も赤く色付いた萼が美しく、秋を通して楽しめます」
「花壇や街路樹の間などに植えられて、燃え立つような赤が印象的です」「この赤い花から花言葉が生れたということです」などど。
この見出し画像の[サルビア]は、2023年10月22日に訪れた、奈良の馬見丘陵公園でカメラに収めたものです。
ネットに、コキアの紅葉が10月末頃まで、馬見丘陵公園という処で見頃との記事があり、
コキアという植物は、僕にとっては知らない植物ゆえ、また、馬見丘陵公園も知らない処ゆえ、
コキアが如何なる植物なのだろうかと、また、馬見丘陵公園が如何なる処なのだろうかと思い訪れた馬見丘陵公園は壮大な処で、
咲く様々な花を見ながら夢中になって歩いていると、いつの間にか6時間近くも経ってしまったのを思い出します。

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シュウカイドウ<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花と花言葉>

2025年01月09日 | 植物
2024年10月09日(水)
『シュウカイドウ』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花と花言葉>
NHKラジオ深夜便で今朝、[シュウカイドウ]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「片思い、繊細」でありました。また、次のような解説もありました。
「以前から、いろんな所で見掛けますので、ご存じの方も多いと思うのですが、ベコニアの仲間で、中国からマレー半島にかけて自生しています」
「ベコニアは寒さに弱いのですが、シュウカイドウは寒さにも割合強くて、冬を越して毎年育つ草花です」
「地下に球根があって、その球根が増えて花が増えて行くというもので、日本渡来したのは、1,940年頃ではないかと書いてあるものがありました」
「つまり江戸時代の徳川家光の時代ということですね」
「ずいぶん古くから、中国辺りから、きっと渡って来たんだと思うのですが、
その後、日本国内にどんどん広がってゆきました。気候が合っていたということかも分かりません」
「今では、元々日本にあったかのように、彼方此方で咲いていますし、野生化しているものもあるし、園芸品種のものもあります。庭園でも見ることができます」
「日本庭園によく似合うので、楚々とした花ですから、日本庭園でピンクの小さな花が付いて、葉っぱが艶々していたら、シュウカイドウかも分かりません」
「花の咲く時期は、夏の終わりから秋ということで、今、咲いていると思うのですが、茎がスーと伸びて、
先ず雄花が咲いて、そこからまた茎が伸びて、雄花が咲いて、それを繰り返して、一番先端に雌花が下向きに咲くんですね。
それが特徴で、雌花の雄花が一つの花に両方付いているというものです」
「その雌花は、三角錐のような形の子房が付いているので、雄花とはちょっと違うなというのが分かり易いと思うのですが、
その子房が膨らんで、雌花が其処で熟すということですね」
「一つ特徴は、この花言葉にも関係していると思うのですが、葉っぱがハートのような形なんですが、
左右非対称で、片思いという花言葉になったのではないかと思うのですが、艶々して、とても可愛らしい葉っぱです」
「ピンクの小さな花が付くんですが、その花が無くなっても、葉っぱだけでも結構美しいです」
「ピンクの花弁には、白いシュウカイドウ、白花シュウカイドウと言うらしいのですが、白い花のものもあるし、
葉っぱの裏が紫色がかった、ちょっと赤っぽくなったものもありますが、あまり交配して、様々な種類が作られるというものではないようです」
「花が終った後、零余子(むかご)が出来て、その零余子が落ちて新たなシュウカイドウが生まれるということで、
日本国中に結構広まったのではないかと思われます」
「小さめな淡いピンクの花を咲かせる、そして白花もあるシュウカイドウは、ほんとうに魅力的な花です」
「葉っぱの形から、たぶん片思いというような花言葉が生まれたんだと思いますが、
もう一つの繊細は、茎が細くてシューと伸びるんですけれど、下手をすると、ポキッと折れてしまうんですね」
「ほんとうにそれは、繊細な感じです」
「風にも揺れますし、雌花は下を向いて咲いたりしますが、全体に茎が細いので、ゆらゆらと揺れて繊細な感じがします」
「だからこそ、日本庭園にも向くというか、似合う花ということになっているのかなと思います」
「涼しい木陰ですとか、半日陰の処、また、割合乾燥に弱いので、密やかな場所に可愛らしく咲く花が、シュウカイドウと言えるかも分かりません」
「これは食べてはいけない花で、幾分毒の成分があるようですので、口に入れないようにして頂きたいと思いますが、
とても可愛らしい花で、小さな花がたくさん咲く花です」
「何故、シュウカイドウというのかと調べてみると、花の形は違うんですが、どうも、カイドウという庭木に花の色が似ていて、
花の色が淡くてピンクで似ていることから、秋に花の咲く秋海棠(シュウカイドウ)というふうに付けられたようです」
「別名、ヨウラクソウともいうんですが、それは、花が垂れ下がる様子が、仏像の飾り玉を紐に通した瓔珞(ヨウラク)に似ているということから、
ヨウラクソウということのようです」などと。
この見出し画像の[シュウカイドウ]は、昨年の10月15日に、阪急六甲駅より油コブシ経由で、六甲高山植物園を目指して歩いたときにカメラに収めたものです。
そのときの日記の一部ですが、次の如き記述がありました。
「…ウメモドキの果実との出合いは初めてのことで、六甲高山植物園から六甲ケーブル山上駅間の道は往復歩いたのだが、
往路では目に留まらなかった、シュウカイドウやキツリフネ、そしてアキノキリンソウが、帰路では目に留まるという不思議なことがあった」と。

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サラシナショウマ<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花と花言葉>

2025年01月08日 | 植物
2024年10月08日(火)
『サラシナショウマ』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花と花言葉>
NHKラジオ深夜便で今朝、[サラシナショウマ]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「雰囲気のよい人」でありました。また、次のような解説もありました。
「8月~10月に花を咲かせます」「小さな白い花が、筆の穂先が穂のようになって、細かい花が集まって咲いています」
「細長い花弁がたくさん付いているんですが、それが集まって円柱状になっているんですが、これが印象的ですね」
「少し暗い林の中でも、この白い色が目立つということで、ただ決して派手ではない、目立ちがりやでもないということで、
控え目で雰囲気の良い人という花言葉が付いたようであります」
「日本各地の山地の湿った林や草原などに生えています」
「その円筒状の穂のような花の塊は、長さが20㌢から30㌢ほどで、山野草としても親しまれて、
胡麻和えですとかお浸し、酢の物、天麩羅などにして頂けるということです」などと。
この見出し画像の[サラシナショウマ]は、2002年09月29日に、寺本バス停より伊吹山北尾根起点の国見峠へと歩いたときにカメラに収めたものです。
そのときの山日記の一部に、次の如き記述があります。
「花火が花開いたような白花の猪独活が伸び上がる。うっかりすると見落すくらいの朱赤の小さなマルバコウが、一輪だけ無雑作に茂る草中にあった。
柚香菊が林中より顔を覗かせている。浅い色彩の黄花の雌待宵草はお姫様のようだ。
樹林に囲まれたちょっとした面積の原っぱの奥に、優しく清楚な姿でそおっと佇む。
土手下の林中で微かな風にゆらりゆらりと揺れている白色の晒菜升麻は、若芽は食用、根茎は漢方薬として利用されるという」と。

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別所交番の警察官が中池の場所を教えてくださる

2025年01月05日 | 植物
2024年10月06日(日) 
『山野歩』
<オニバス>
<姫路市別所町別所中池>
[コースタイム]
[我が家] 9:00 →  16:05 [姫路市別所町別所中池] 17:00 →  20:13 [我が家]
◆所要時間:11時間13分
<別所交番の警察官が中池の場所を教えてくださる>
この3日のネットで、姫路市別所町別所にある中池で、オニバスの群生が確認されたという記事があり、オニバスの花を見たことがない僕は、今、行かねばと思い車で出掛ける。
しかし、毎月第一日曜日は、娘が眠る南河内郡のお墓に行くのが恒例ゆえ、先ずは墓参を済ませる。
その後、スマホのマップアプリ頼りで、いつもように、有料道路を使用することなく、まったく知らない道をのんびりと走り、
大阪市内経由で別所町別所にやって来たのだが、中池が何処にあるのかが分からない。
通りすがりの3人の方に、中池の場所を尋ねるが、皆さんは分らないとおっしゃる。
困ったよなと思いつつバス通りに戻ると、運よく交番が眼に留まった。
警察官ならご存じに違いないと思い交番に入ると、30歳後半と思われる男性警察官がおられ、中池への道順を教えてもらうことになる。
書いてくださった地図を持って車に乗ると、警察官がやって来られ、スマホを持って、もう一度交番中に来てくださいとおっしゃるのだ。
すると、僕のスマホのマップアプリを操作して、交番より中池へ行く道をスマホに表示してくださったのだ。
スマホを見て車を走らせると、間も無く別所中池到着であった。
草が生い茂る、堤の道をずっと奥へと歩いてみたのだが、水辺に下りられるのは、堤に入って直ぐの処の一ヶ所だけだった。
水辺まで3㍍ほどの傾斜地を、脚腰に自信がない僕は、至極用心して半分ほど下り、
池面を懸命に眺めるが、青い花は見当たらない。
池面には、数多の大きな葉っぱが拡がっているだけであった。しかし、大きな葉っぱの周りに、
これから開花するのではないかと思われる塊が、水面より突き出ていたので、大きな葉っぱと、その塊をカメラ収めて池を後にする。
車に戻るとき、ジョロウグモとヨメナが眼に留まったので撮影する。また、南河内郡の墓地の通路を歩くときに眼に留まった、
5弁花のほんとうに小さな花をカメラに収めたのだが、帰宅して植物図鑑を紐解くと、“クルマバザクロソウ”という僕にとって初めての植物であった。
今日の走行距離は268㎞。


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