きままに・・ 風便り

気の向くまま、足の向くままに日々を綴ります。

障子張り替え

2023年12月27日 19時38分03秒 | ハンドメイド
『 雪見障子 張替え完了の図 』
☆初めての雪見障子張り替え
今回、知人のアドバイスで雪見障子の外し方を理解し初挑戦しました。



今まで一番の難題は、雪見障子の動く方の障子の外し方でした。
その難題が解消し、チャレンジしたわけです。

障子の両脇に深い溝と浅い溝があり、深い溝の方へ障子を押し当てると、、、
カシャ! なんと~~~、外れました。ビックリ!!
良く見ると、外した障子の桟の片方には黒い金属(バネ)が付いているじゃありませんか!
この金具が、雪見障子のスムーズな上下運動と、どの位置にでも固定させる重要な役割を担う訳です。

その後は、普通の障子の張替えと同じです。
ただ、注意するとこは、外した雪見障子の番号を間違えずに戻すこと。
障子の桟に番号が書いてあります。
分からなくなった時は、若い番号を東側から順にはめて行きます。


作業開始は12月9日、外した雪見障子4枚はすぐ完了。
でも、多忙になり残りの本体はスキマ時間でやらざるをえなくなりました。
本体は、障子紙の無い障子になり、何日も縁側と部屋の間はスースー状態。


↑ やっと本体障子の張り替え終了

↑ 本体障子と外した障子の合体の図 (12月22日)
スムーズな上下運動と、止めたい箇所で止まることも確認。
引力に負けず、止めたい箇所で止まります^^。
時間はかかりましたが、なんとか張替え作業無事完了しました。



狭い縁側ですが、お天気の良い日にはサンルームになり…。
時々、いつの間にか舟を漕いでいたりしています。

追記
最初から最後まで自分一人の作業です。
そんな訳で自画自賛しております。とってもうれしい~^^
と、同時に日本の工芸の素晴らしさにあらためて感激しました。
一昔前のバネは竹ひごで作られていたと聞いていました。
コメント (2)
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