『 金子みすゞ 童謡全集より 』
7月1日(土)11枚目の完成
新たに購入した布の端近くに、金子みすゞさんの詩が書いてありました。
☆ 黄色のお花の布地には『明るい方へ』。
『明るい方へ 明るい方へ
1つの華でも 陽の洩るとこへ。
薮影の華は 明るい方へ 明るい方へ。
翅は焦げよと 灯のあるとこへ。 』 (生地より引用)
夏のイメージのお花模様を一目で気に入り、すぐさま完成させました。
☆ 水色の布地には『青い空』。
『なんにもない空 青い空、波のない日の海のよう。
あのまん中へ 飛び込んで、ずんずん泳いでゆきたいな。
ひとすじ立てる 白い泡、そのまま雲になるだろう。 』(生地より引用)
小鳥の背中や羽に、ハルジオン?ヒメジョオン?が描いてあります。
生地のデザイナーさんが『青い空』のイメージから描き上げたのでしょうね。
この生地のメルヘンチックな図柄に一目惚れでした。
☆ A4サイズのランチョンマット作り(手縫い)
1時間ほどの水通し後、生乾き状態の布にアイロン掛け。
広げて見ると、、
透け感のある布地、裏側に下手な色を使うと澄んだ空色になりません。
いろいろな色を当てて見ましたが、どれも綺麗な空色にならず。
悩んでいるうちに、、、閃きが~~ ^^
白地の布を表と裏の間に挟んで3枚仕立てにしました。
↑ 表側
↑ 裏側
黄色のお花模様の裏側は、黄緑系の無地を使用。
水色の鳥とお花模様の裏側には、薄いグレー地に黄色の小さなレモンが散りばめてあります。
3枚仕立ての方は、ふんわりして、手触りも柔らかく高級感溢れる仕上がり、、、
ただ、私の縫い方が下手なのがザンネン、、、
↑ キッズ用ランチョンマット (表と裏)
家にあった残り布、裏側はグレーの無地を使い2枚縫いました。
表側は、誰もが大好きな新幹線模様です^^。