胎教からクラシック音楽に親しんでいると、音楽のスタートがお母さんが歌ってくれるお歌とクラシック音楽となります。<o:p></o:p>
お子様にピアノやヴァイオリンを習わせるならはじめに習うのはクラシック系であり、ふつういきなりジャズ音楽やポップスはやりません。だから、クラシック音楽の素養はある程度必要です。自分が聞いたこともない曲をピアノで初めて習わせるのでは上達するはずもありません。「生まれた時から(生まれる前から)ショパンのピアノ曲をお母さんが弾いているのを聴いていて、自分もおかあさんのようにショパンの曲を上手に弾いてみたい。だから、ピアノを習いたい。」というのが自然な流れです。
もし、家族のだれもピアノを弾けない場合にはピアノ曲のCDをBGMとして幼い頃から流しておき、「こういう素敵な曲を自分で上手に弾けたらいいね。」ともっていきます。<o:p></o:p>
そして、ピアノを習い始める前の段階で
世界最高峰レベルのピアニストのCDを聞かせて、本当に上手な人はこう弾く(こう響かせる)と耳で憶えさせるのです。ピアノを習い始める前は楽譜を見せなくても良いのです。ただ耳だけですごい演奏の弾き方(響かせ方)を憶えるのです。そして、次に個性の全く違うタイプのやはり世界最高峰レベルのピアニストのCDを聞かせて、同じ曲なのに弾き方(響かせ方)が違うことを耳だけで理解させます。そして、どちらが好きなタイプか本人に聞いて好きなタイプのピアニストの演奏を自分の目標(現時点の自分の理想)として、何度も聞いて憶えさせます。<o:p></o:p>
その後に初めてピアノを習い始めるのです。すると、当たり前ですが、そう簡単にはCDのように弾けるはずもありません。しかし、自分の中にはどうあるべきかがしみこんでいるので日々の練習を繰り返すことにより、少しずつではあっても近づいていきます。そして、譜面を見なくても上手に弾けるようになってくると、どう弾けば自分の中の理想(CD)に近づけるのか本人も工夫をしたりします。無論、プロのピアニストがCD録音に使用しているのは1台数千万以上もするようなピアノであるし、我が家のピアノは・・・・ですから同じ音が出るはずもありません。そういう楽器レベル差を度外視しても巨匠と言われる演奏者から学ぶものがたくさんあります。
そして、小学校に入学したら、一流といわれているピアニストの演奏会に連れて行きます。(演奏会の多くは学齢前のお子様は入場できません。)できればCDで聞いてきたピアニストが良いです。自分が物心つく前から聞いて親しみ、自分の演奏の理想として学んできたそのピアニストが目の前で演奏しているのです。これは感動です。そして、演奏会では得るものがたくさんあります。そして、いろいろなタイプのピアニストの演奏会に年間何回か連れて行ってあげるとさらによいです。
お子様を将来プロのピアニストにしなてくても良いのです。
私はプロになるための方法を語っているのではなく、せっかく努力させるのですから中途半端で終わらせずに、努力で到達できるかなりのレベルまでやらせることがお子様の今後の人生にプラスになるということを提案しているのです。<o:p></o:p>
音楽でもスポーツでも武道でも努力において一つ突き抜けている人は他の分野でも努力を惜しまず、精一杯努力できるので成功しやすいです。
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まとめ<o:p></o:p>
音楽でもスポーツでも勉強でも、なんでも、<o:p></o:p>
まず、大切なのはお子様の動機づけ<o:p></o:p>
次に、大切なのは理想(あるべき姿)を教えること<o:p></o:p>
そして、何よりも大切なことは、その理想に向かって努力し続けることです。<o:p></o:p>
どの分野でも<o:p></o:p>
「やる気×やり方×やること=成功」です。<o:p></o:p>