絶対合格

熱血塾教師35年+教育コメンテーターのオールマイティー井澤が 「受験」、「子育て」の成功法を公開!

なによりも教師の指導力が大切です。(No.824)

2019年04月29日 09時58分01秒 | 受験・学校
4/25(木)淑徳小学校の塾説に行って来ました。
淑徳小学校の現在の校舎は新築後、既に約11年経っています。しかし、校舎全体が大変美しく保たれています。新築後2~3年にしか見えません。これは素晴らしいことです。生徒指導が行き届いている証拠です。というのは生徒指導が不十分であると校舎は新築であってもすぐに汚れ放題、荒れ放題となるからです。校舎を見れば、その学校の教師の指導力がすぐにわかります。校舎がきちんと清掃され、下駄箱やロッカーがきちんと整理整頓されていれば、その学校の教師には高い指導力があり、生徒達を授業に集中させることが出来ていると思います。昔から「一事が万事」と言いますから。
 この意味で学校を深く知るためには、見てすぐわかる校舎の清掃状況や傷み具合をチェックすることも大切です。

 日吉教頭先生のご案内にしたがって全学年全クラスの授業を見学しました。ウエルストリーム出身の小1生はみな熱心に算数の課題に取り組んでいました。小2生はニコニコしながら頑張っていました。その姿を見て私もニコニコです。(*^_^*)小3以上のどのクラスも真剣に取り組んでいました。多田先生が校長先生になってから数年経ちましたが、生徒全体の雰囲気がかなり良くなっています。平成31年度中学入試合格実績で開成1名、武蔵2名、桜蔭1名、女子学院2名、栄東32名(うち東大選抜18名)という素晴らしい実績も頷けます。

 ところで、淑徳小学校は今年で創立70周年で4/20に記念式典が挙行されたばかりとのことです。70年もの歴史があるので親子3代淑徳小学校という方もいらっしゃるそうです。淑徳小学校に行かれたら「なでしこホール」も是非ご見学ください。ホール前に淑徳小学校70年の歴史を物語る銘板と歴代校舎の空撮写真、そして、歴代校長先生の写真が掲示されています。

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4/24(水)川村小学校の塾幼児教室対象の学校説明会(塾説)に行って来ました。(No.823)

2019年04月26日 08時30分27秒 | 受験・学校

4/24(水)川村小学校の塾幼児教室対象の学校説明会(塾説)に行って来ました。

 行くとすぐにわかりますが、受付担当、案内係、警備など事務系の方々が親切丁寧で大変しっかりされています。さすが伝統校ですね。それに、敷地内の入るとザワザワしない落ち着いた雰囲気でほっとします。音楽でいえばショパンのピアノ曲が似合う雰囲気です。

 川村小学校は数年前からペーパーテストを廃止し、先生と1対1の個別審査になりました。「ペーパーがないので準備しなくても合格出来る。」-そう甘く考えて受験した方のほとんどが不合格になっていると思います。川村小学校方式の個別審査ではお子さまがじっくり見られ、いわゆる付け焼き刃やごまかしが効かないからです。だから、1対1の個別審査のほうが集団で受験するペーパー試験より高い人間力が必要になります。学校側からすれば、地頭が良く、校風にあった落ち着いたイイ子がとれるのです。ですから、今後もこの個別審査方式は続くと思います。
 
 また、年々出願者が増えており、競争率がかなり高くなってきていますので川村小学校を希望する方は十分な対策をした上で受験しましょう。

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一連の事件、残念です。(No.822)

2019年04月24日 10時04分11秒 | 社会
「日産の経営危機を救ったプロの腕利き経営者」という世間評価から一転して「私腹を肥やした醜い人物」との評価。残念でなりません。彼が日産に来なければ今の日産はあったのでしょうか?世界のスーパーカーと対等に戦えるNISSAN GTR(ニスモ)も彼が日産に来たから実現したのだと聞きます。
決して彼を擁護するつもりはありませんが-----。
しがらみのない外部から呼んだ経営者だからこそ出来たことも多々あります。彼の貢献度が大きいからこそ誰も何も言えなくなったとも言えます。
結局は実績を上げれば上げるほど経営者たる者は自分に厳しくあらねばならない。そこで自分に甘いとこんなことになってしまいます。


会社規模をとわず経営者たる者、やはり「実るほど頭を垂れる稲穂かな」ですね。

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先日自由学園初等部の塾・幼児教室対象の学校説明会(塾説)に参加しました(No.821)

2019年04月19日 21時13分23秒 | 受験・学校

塾・幼児教室対象の学校説明会(塾説)に参加しました。ちなみに昨年はウエルストリームから1名受験し、合格を頂きました。会場があのフランク・ロイド・ライトとその弟子遠藤新の設計による「自由学園明日館」でしたので学園の説明はもちろん会場の建物も楽しみにしておりました。大谷石をふんだんにつかっていて、あの旧帝国ホテルと雰囲気が似た学校建築です。今回学校説明会が行われたのが食堂ですが、説明会終了後ホールなども見学をさせて頂きました。




 普段は有料で公開している重要文化財の建物で動態保存されています。








さて、学校説明会では、豊富な資料とわかりやすい説明で学校の特色が理解できました。
1学年の定員は40名ですが、2019年度は46名受験して合格者33名ですので13名が不合格でした。このことからわかりますが、受験者が少なかったからといってほぼ全員合格させるという学校ではありません。校風に合う生徒をきちんと選抜しています。
 入学試験ですが、今年度から月齢によって受験者を3つのグループに分け集団行動を実施するとのことです。試験科目は口頭試問、運動、集団行動、課題画、巧緻性等で口頭試問に慣れていないと難しいです。

欲しい生徒像は
「生き生きした子どもで
話す・聞くの基礎を身につけ、
自分ひとりでも、みんなと一緒でも学べる子」とのことでした。

そして、自然から実体験を通して学ぶことを重視し、一生を通じて学び続ける人を育てる学校という印象でした。

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休日をつかって奈良に行ってきました。(No.820)

2019年04月17日 00時32分02秒 | 旅行
桜の咲く時期のちょっと前ですが、休日をつかって家族3人で奈良に行ってきました。
東大寺、薬師寺、法隆寺、唐招提寺、平城京跡など有名どころは行き尽くしましたので桜の時期以外は静かな吉野方面と宿泊した宿周辺の奈良市内をまわりました。

吉野では後醍醐天皇ゆかりの吉水神社等を訪れました。遠く京の御所方面をのぞみ、必ずや京に戻ると決意を固めながらも失意のうちに崩御された後醍醐天皇と後醍醐天皇のために命をかけて奮戦した楠木正成、正行親子をはじめとした忠臣たちの念いが甦るようで、思わず涙が出そうになりました。




奈良の元日本酒醸造所(造り酒屋)という歴史ある建造物の良さを活かしながらもホテルとして再生し、昨年11月にオープンしたばかりという「NIPPONIA HOTEL 奈良 ならまち」に宿泊しました。カップルだけでなく家族連れも宿泊できる和洋室があるので我が家にぴったりでした。
古都奈良に似つかわしいだけなく、従業員の方々の心遣いが素晴らしくとても快適に過ごせました。

2日目は新薬師寺、志賀直哉旧邸、春日大社を訪れました。
恥ずかしい話ですが、新薬師寺という名称を聞いて「薬師寺の新しい版」と思ってしまいました。実は「新」というのは「霊験あらたか」=「祈願すると御利益がある」という意味とのこと。(^_^;)
 ここは天平時代創建当時の建物が奇跡的にそのまま残っていて、その内部の十二神将像も大変素晴らしいです。霊験あらたかなここ新薬師寺で心願成就を祈願しました。



旧志賀直哉邸はテレビ朝日系列の「100年名家」という番組にも出てきた有名な日本家屋でしたので以前から訪れたかったところです。今回ついに希望実現です。志賀直哉の書斎や執筆した机も残っており感慨深いものがありました。娘達のために作った子ども部屋、庭には本当に小さいものですが、子供用のプールのようなものまでありました。


作家というと私生活が破綻していたり、人間失格に近いようなとても人生のお手本には出来ない方が多いです。しかし、志賀直哉は家族を大切にし、友人を大切にし、私生活でも人々のお手本となり、当時から尊敬されている文化人でした。作家ではこういう方が私は好きですね。

春日大社には昔から何回か参拝していましたが、本殿手前からの通りいっぺんの参拝で終わっていました。
今回は本殿の奥まで入り、敷地内にある一つ一つの祠、社を丁寧に参拝、祈願してきました。一つ一つの祠には別々の神様が祀られているのですから神社参拝とは本来こうあるべきですが、時間がとれないとなかなかできないものです。


まだまだ古都奈良の魅力を味わい尽くしていないので、時間がとれたら、再訪し、またお薦めポイントを紹介しま~す。(*^_^*)

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今年のさとえ学園小学校入学者の4人に1人がウエルストリーム出身です!(No.819)

2019年04月12日 21時27分07秒 | 受験・学校
さとえ学園小学校入学式に今年も来賓の一人として参列しました。

今年の新1年生も音楽に合わせて嬉しそうに行進していました。皆幸せ一杯の表情です。毎年のことですが、その姿を見守る御父母様の表情も幸せそうです。今年は保護者席でおじいさまおばあさまの姿を多く見かけました。そういう時代なんですね。私も娘が結婚して子どもが出来たら「親バカ」ならぬ「爺バカ」になりそうです。

ところで、新入生誓いの言葉を立派に述べた女子生徒は今年もウエルストリーム出身生でした。堂々として、大変素晴らしかったです。

ちなみに、今年の新1年生は81名入学しました。そのうちウエルストリーム出身者は19名です。だから入学者の4人に1人がウエルストリーム出身ということになります。
 次年度もウエルストリームからの入学者をさらに増やすべく精一杯頑張りたいと思います。



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私達普通の国民にも未来の日本国民に対して、文化・伝統を継承していく義務があるのです。(No.818)

2019年04月08日 13時51分01秒 | アート・文化
5月1日から元号(年号)が「平成」から「令和」になると決定しました。
今回元号(年号)が初めて万葉集から採られたとのことで注目を集めました。この新しい時代に「令和」がふさわしいとのことで国民の反応も概ね良好です。

 この元号(年号)という制度は世界中で唯一我が国だけで続いているもので、大変意義深いものであり、国民の生活に密接に結びついています。「長い歴史の中で天皇家が続いていることも元号(年号)が連綿と続いていることも世界に対し、誇りに思ってよい。そして、世界史上、日本は奇蹟の国である。」と知り合いの米国人が語っていました。私もそう思います。
以前にもこのブログで書きましたが、日本人が当たり前に思っていることが外国から見ると奇蹟に思えるとのことです。

 そんな国全体が世界歴史遺産とも言える日本文化を欧米化(世界標準)という大義名分の下で捨て去るよう主張する方もいます。もったいない、あまりにわかっていない。ある大手新聞社も西暦表示を原則とし、徐々に元号(年号)を捨て去る方向で動いているとのこと。海外で日本政府を代表する外務省まで一時的でしたが、西暦表示だけ良いとの方針を打ち出したのには驚きました。(発表後、すぐに撤回したようです。)せっかく長年大変な努力で維持し、続けてきた制度・文化をそのときの雰囲気で廃止して良い訳がありません。私達普通の国民の大多数はそう思っていると思います。

 現代に生きる私達普通の国民も未来の日本国民に対して、文化・伝統を継承していく義務があるのです。文明開化という大義名分の下、明治時代に貴重な歴史遺産とも言える各地の城を廃城令で次々に壊し、廃仏毀釈という名の下に貴重な仏像を破壊し、北斎や若冲の絵の価値に気付かず貴重な文化遺産を海外に流出させてしまったという愚を繰り返してはいけないのです。
 元号(年号)は形がないものですが、「貴重な文化」の一つですから尊重し、これからも国民生活の中で大切につかっていきたいものです。

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「好事魔多し」(No.817)

2019年04月07日 12時47分12秒 | 受験・学校
春らしいぽかぽかした日々が続いています。ここ大宮でも桜の花が満開となり、なにか心もうきうきしてきますね。
この4月に御入学される方、または、ご就職される方、おめでとうございます。
 
ところで、このところ好いことが続き、幸せ一杯の日々を過ごされている方に水を差すつもりはないのですが、昔から「好事魔多し」という言葉があります。
これは好いことが続くときにこそ、邪魔が入りやすいという格言です。

勉強でも仕事でも上手くいっているときにこそ、油断せず、初心にかえり、足下を固めるべきなのです。人は良いことばかりが続くとつい気が緩みがちとなり、魔がさして、いつの間にか失敗を招いてしまうこともあります。

 
「ここ最近好いことばかりなので、次は何か悪いことが起きるのでは?」というふうにびくびくする必要はありません。しかし、手放しで喜んでいないで配るべき注意を怠らずスキをみせないようにしましょう。「勝って兜の緒を締めよ」です。

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実は、ここが幼児教育=私立小学校受験対策の核心なのです。(No.816)

2019年04月01日 08時28分05秒 | 受験・学校
前回(No.815)に続き、
いよいよ実行段階です。

幼児期に勉強のやらせ方を間違えると勉強ぎらいのお子さまにしてしまいます。それではたとえ私立小学校に合格したとしても、入学してからが大変です。入学後は幼児のときよりもっと勉強させる必要があるからです。
「どうもっていけば我が子が進んで勉強するようになるのか?」「勉強大好き少年・少女にするにはどう指導したら良いのか?」
実は、ここが幼児教育=私立小学校受験対策の核心なのです。一言で言えば、「楽しく、かつ、けじめ正しい授業を受け、着実に身につける良き習慣付け」です。しかし、実際の手法は多々あり、一言では言い表せません。なぜなら、お子さま一人ひとりの現状(学力、人間力、性格、傾向性等)によってもさじ加減が変わるからです。
「私立小学校受験のプロ」はその辺のところを上手にもっていき、御父母様にも適宜アドバイスをさせていただいております。
子どもの教育ではときには「プロの力」を借りることも必要です。是非ご相談下さい。

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