先日ウエルストリームの小学生算数の授業中にひょんなことから、こんな会話が始まりました。
生徒A:○○先生が井澤先生のこと悪く言ってたよ。
私井澤:○○先生って、あの何とかという塾をはじめた○○先生のこと?
生徒A:そう○○先生
私井澤:私は○○先生とは話をしたことがないね。名刺交換をしたか、しなかったか?忘れたね。
○○先生は私のことを全然知らないのによく悪口を言えるなぁ~。不思議~?
生徒A:いろいろ悪く言ってたよ。
私井澤:そんな他塾の先生のことを、なんで生徒に対して、名指し(実名)で悪く言うんだろう?
生徒B:井澤先生の評判を下げて、自分のところの生徒を増やすために言っているのかな~?
私井澤:そうだね。商売(お金儲け)のために他塾の先生の悪口を言っているのかもね。
生徒B:そっか~!お金儲けのために井澤先生の悪口を言っているのか~!
私井澤:だとしたら、最低だね。
生徒A:井澤先生も○○先生の悪口を言い返したらいいんじゃない!
私井澤:そんなことは絶対にしないよ。
生徒B:なんでぇ~?
私井澤:もしここで悪口を言い返したら、「生徒に対して名指しで他塾の先生の悪口を言う○○先生」と同じレベルになってしまうからだよ。「教育上の配慮より商売を優先する○○先生」と同じ土俵に立ちたくはないからね。
生徒A、B:ふ~ん、そうなんだ~。
ここで授業に戻しました。
そもそも他人の悪口をいくら言っても自分の価値は上がりません。その人のことを全然知らないのに悪口を言っている。そういう人のほうが低い人格と思われます。ウエルストリームにお子様を通わせている御父母様のように「心ある人々」はそう思うと思います。
それに、小学生に対して他の教師の悪口を言うのは教師として未熟だと思います。なぜなら、少なくとも教室では、「教師は生徒達のお手本」であるべきです。お手本であるべき教師が他の教師の悪口を名指しで口にしたら、生徒達が真似をするようになるからです。その人のいない所なら、あることないこと何を言っても良いのだと学んでしまうからです。
自塾の商売のために小学生に対して他塾の教師の悪口を吹き込むような教育上の配慮の欠けた教師。そういう教師には私なら我が子を預けませんね。批判能力の乏しい小学生は影響を受けやすいからです。