絶対合格

熱血塾教師35年+教育コメンテーターのオールマイティー井澤が 「受験」、「子育て」の成功法を公開!

「人間力」や「親としての力」をつけるのに参考になる本をご紹介願います。(No.306)

2014年06月30日 10時09分00秒 | 本と雑誌

 

以前も頂いた質問ですが、

「人間力」や「親としての力」をつけるのに参考になる本は無数にあるのでまた紹介しま~す。(*^_^*)

 

生涯現役の知的生活術 生涯現役の知的生活術
価格:¥ 1,620(税込)
発売日:2012-10-11

 

 

 この本の前書きを読むと、「50~60代以上の人が後半生をどう生きるか?」という高齢者とその予備軍をターゲットにした本と思うかもしれませんが、さにあらず。

 どの原稿も人生の智恵に溢れており、まさに人間力と親としての力の育成につながります。なぜなら、人間力と親としての力の育成は「人生をどう生きるべきか」という問題意識からスタートするからです。

 

 執筆陣も尊敬する渡部昇一先生をはじめとして曾野綾子氏、三浦朱門氏、千玄室氏、岡崎久彦氏、屋山太郎氏・・・・とそうそうたる顔ぶれです。ひとことで言えば中身が濃い本です。

 

 ところで、上の本とは関係がないのですが、いつも思うことがあります。

 それは巷にあふれている「高齢化社会をどう生きるか。」とか「60代からこう生きる。」とか「○○になったらどうするか。」という本は「実際にそうなってから読んでも遅い。」と思います。

 というのは、人間は急には自分を変えられないし、何かを変えるためにはそれなりの準備が必要ですから。こういう本はそうなる前に読んでおくのがベストです。そして、それらの本のアドバイスにしたがって着々と準備をしておき、そうなったときには冷静に対応する。幸せな人生には長期計画が必要です。

 

 

 

 

 

 


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こんな心温まるメールをいただきました。(No.305)

2014年06月27日 10時03分00秒 | 受験・学校

ブログ掲載のご許可を頂きましたので以下匿名(K様)にて掲載致します。 

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井澤先生

   はじめまして。

  私は神奈川県に在住の年長・年少の娘を持つ母親でございます。

 先程はじめて先生のブログを拝見いたしまして、

 私の子供教育に対する不勉強、母親の未熟さを痛感いたしました。 

  初めてのご連絡のところ、失礼を承知でご相談いたします。

   神奈川県から通学可能と思われる範囲で星野学園のような小学校はございますでしょうか。

    全人教育、日本人としての教育、根幹教育という点で大変感銘を受けました。

    先生のブログにて渡辺昇一先生、致知出版社の藤尾社長の著書がご紹介されておりました。

 恥ずかしながら我が家でも家族で先生方の本を拝読したり、

 勉強をさせて頂いております。

    井澤先生の「朱に交われば・・・」のくだりは、親が子に与える環境そのものを指していると感じました。

    お忙しいところご迷惑を承知でご連絡させて頂きました。

    先生のご職業は日本の為に役立つ大変重要なお仕事であると感じました。

 先生のご活躍を陰ながら応援させて頂きます。

 乱文失礼いたしました。

                              K

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 このメールに対して私の返信は

   K様

   心温まるメール頂き有り難うございました。

>
神奈川県から通学可能と思われる範囲で
>
星野学園のような小学校はございますでしょうか。
 
神奈川県の私立小学校事情については、正直言って、私自身が不勉強であり、 よく知りません。星野学園はこの時代では本当に希有な存在ですから 同じような学校はどこにもないのかもしれません。
 


  そこで学校選びでおすすめなのですが、
 
まず、お子様が通学できる範囲の私立小学校すべての入学案内一式を取り寄せます。

   
 
  次に、全て熟読し、その中からK様のお考えにぴったり合いそうな私立小学校を複数選び、実際に学校説明会に参加するのです。できればオープンスクール等にも参加して実際の授業の様子を見学します。複数訪問した私立小学校の中でK様が最も共感できる学校がK様にとっての志望校になり得るのだと思います。


   
 ここで注意して欲しいのはブログでも書いていますが、K様のお考えに100%適合する学校は存在しないかもしれないということです。K様にとって8割以上共感できる学校がK様にとっての第1志望校となり得るのです。私立学校選びとはそういうものです。

 
   
 ちなみに、中学受験で入学する学校では、
 
お子様がお嬢様であるなら、桜蔭中学校が一押しです。日本の伝統文化を重んじ、小笠原流の礼法の指導を全校生徒に行います。そして、社会人女性としての生き方そのものを考えさせ、自律&自立した人間力ある女性を育成しています。制服は星野学園のような昔ながらのジャンパースカートで大変地味ですが、それがまた良いのです。加えて、校訓が「学べや学べ」ですから、みな本当によく勉強します。都内の電車の中で集中して勉強している女子学生の校章をみると「二つ桜」だったりします。卒業後も多くの同窓生が各界で多数活躍しており、同窓生どうしの心温まる交流もあります。

 ちなみに桜蔭中学校の最寄り駅はJR水道橋、地下鉄後楽園、本郷三丁目等ですが、神奈川県はもちろん関東近県から生徒が通学しています。

    
 ところで、尊敬している渡部昇一先生の講演を生で聞いたり、質問等をしたくて私は「昇一塾」に入っています。お考えが合うならこちらもおすすめですよ。
   
>
先生のご職業は日本の為に役立つ大変重要なお仕事であると感じました。
 
過分なお褒めのお言葉をいただき有り難うございます。身に余る光栄です。

  私自身微力ながら常にそうありたいと願っています。今後も精進を重ね、「いい仕事」を実現していく所存です。
 
拙稿ではありますが、ブログ「絶対合格」を今後ともよろしくお願い申し上げます。



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 皆様より今後の活動の励みとなるメールを多数頂き、本当に有り難き幸せです。いっそう精進を重ね、微力ながら世の中に貢献する所存ですので今後ともよろしくお願い申し上げます。

 


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6/20発売のモーストリー・クラシック(8月号)、おすすめです。(No.304)

2014年06月23日 10時17分56秒 | 音楽

  

先日雑誌モーストリー・クラシックを紹介したところ、好評でした。

 

最新号(8月号)はシューベルト特集です。シューベルトと言えば、日本では交響曲第7番「未完成」、交響曲第8番「ザ・グレート」、ピアノ五重奏曲「ます」と歌曲集「冬の旅」が有名です。

 私もボーイソプラノであった小学生の頃、LPレコードをかけ、真似をして「冬の旅」の曲や「野ばら」を歌ったものです。

   モストリークラシック 公式ホームページ

 

  今月号では近年日本に帰化したあの日本文学研究者ドナルド・キーン氏が寄稿しています。「シューベルトは「弦楽五重奏曲」が良い。」というご意見ですが、まさに同感です。一度聴いてみて下さい。心に響きます。

 

 

MOSTLY CLASSIC (モストリー・クラシック) 2014年 08月号 [雑誌] MOSTLY CLASSIC (モストリー・クラシック) 2014年 08月号 [雑誌]
価格:¥ 1,030(税込)
発売日:2014-06-20

 


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夏期講習会だけで半年分も授業するんですか~!?(No.303)

2014年06月20日 11時04分05秒 | 受験・学校

 

  夏期講習会だけで半年分も授業するんですか~!?

   先日お問い合わせ頂いたある御父母様が驚かれていました。

   というのは

 他のお受験教室では年中クラスの夏期講習会は短いと3日間、長くても6日間しかありません。40日間もの長い夏休みで幼稚園がお休みなのに、それしか授業をしません。

  これははっきり言って、もったいないです。年中の夏休みといっても埼玉県内の私立小学校入試まではあと13ヶ月しかありません。来年の今頃は入試1ヶ月前です。年中さんもそういう時期に来ているのです。ましてや都区内難関私立小学校を目指すのであれば、この時期に全分野の入試問題の基本を身につけておくべきです。結局勉強しないと合格出来ないのですから、年長まで待つ必要はありません。早め早めに手をうっておくのです。そうするとお子様も入試問題が出来るようになり、出来ると、勉強も楽しくなり、進んで勉強をするようになります。

  実はこれが志望校絶対合格の秘訣なのです。

そこで、手前味噌ですが、私どもウエルストリームでは年中クラスでも22日間にわたる夏期講習会を毎年実施しています。「どうして埼玉県内第1志望校に全員合格できるのですか?」という質問をよくうけますが、その答の一つが、この22日間もの夏期講習会なのです。現在年中クラスは「受験対策水曜コース」で週1回授業を受けています。

だから、22日間もの夏期講習会は約半年分の授業内容に匹敵します。この年中の夏に圧倒的な学習量で実力をつけるのです。必ず量は質に転化しますから。

ウエルストリームホームページ 

 

 今から初めて小学校受験勉強をスタートする方にとってチャンスです。小学校受験で必要とされる全範囲をこの夏期講習会で勉強できるからです。

 

 現在他のお受験教室へ通っていて、そこの授業があまりに簡単すぎで、お遊び中心のため不安な方、ウエルストリームの夏期講習会に試しに来てみて下さい。授業の質と量にきっと満足されると思います。

  

受験教室はどこも同じではありません。「ウエルストリームを見ずして受験教室を語ることなかれ!」そういう時代がもうすぐ来ます。(*^_^*)

 


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さとえフェスタ2014に行って来ました。(No.302)

2014年06月16日 10時26分00秒 | 受験・学校

  

 今年が2回目のさとえフェスタです。空手、合唱、バレエ、ヴァイオリン、オーケストラ、マーチング、どれも水準が高く、素晴らしかったです。ウエルストリームの卒塾生が各分野で活躍しているのを見て、嬉しくも、誇らしかったです。

  さとえ小でたくさんの在塾生、卒業生の御父母様からご挨拶を頂き本当に有り難うございました。また、さとえ小の先生方にもさまざまお気遣いを頂き有り難うございました。皆様方に心より感謝しております。

 I様、

  本日は長時間にわたりお話を頂き有り難うございました。お話の内容、本当に勉強になりました。またご教示頂けると幸いです。 

 

 ところで、本日見学に来ていた塾生のお子様が「私もさとえに入ってヴァイオリンをやってみたい。」とのこと。これってとても良いことですね。ただ「さとえに入りたいから勉強する。」でももちろんOKですが、具体的に「さとえに入った後これこれこうしたいから私は頑張って勉強して、絶対にさとえに合格する。」のほうがいっそうやる気が出て、集中力も上がりますから。

 これは中学受験でもそうです。志望の中学の文化祭に行って、在校生の素敵な様子を見て「私も入学したら、在校生のお姉さん達のようにやってみたい。だから絶対合格するよう頑張る。」そういう気持ちが約3年間にもわたる中学受験勉強を支えてくれるのです。

 その辺のもっていきかたが親の腕の見せ所なのです。

 


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「無理が通れば道理が引っ込む」(No.301)

2014年06月13日 10時43分02秒 | 受験・学校

  

「無理が通れば道理が引っ込む」はことわざで、「不正がまかり通り、間違いが堂々と行われる世の中では、正しいことは通用しなくなる。」という意味です。

 

 これは学校もそうで、暴言をはいたり、無視したり、いじめをする生徒が幅をきかせている学校では、正しいことをしようとする生徒が逆に異端(少数派)となり苦しくなります。

 

地道に努力できない生徒が多数派の学校では真面目に努力する生徒が浮いてしまいます。

 

学級崩壊現象が当たり前の学校では子供達は授業中に遊ぶ癖がついてしまいます。最愛の我が子をそのような環境におくことはできません。

 

私立小学校は公立と違って親が選べるのです。だからわざわざ評判が悪い学校に行かせる必要はありません。授業中も家庭でも真面目に努力する生徒が多い学校を選択し、合格させたいものです。この意味で私立小学校は、最愛の我が子の学習環境を重視した家庭が選んでいるのです。

  

「無理が通れば道理が引っ込む」-そんな学校には、最愛の我が子を行かせたくないものです。

 


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雑誌「モストリークラシック」おすすめです。(No.300)

2014年06月09日 12時02分41秒 | 音楽

 

 皆さんご存じとは思いますが、

雑誌「モストリークラシック」おすすめです。クラシック音楽全般の理解を深めたり、作曲したときの作曲者の背景を知ったり、演奏家、指揮者についていろいろ知るのに最適です。

 

 

 

 小学生のときからクラシック音楽を好きで聞いていたので、クラシック音楽全般については結構知っているつもりでしたが、「へぇ~、そ~なんだ~!」ということも掲載されているので毎月購読しています。

   モストリークラシックのホームページ

MOSTLY CLASSIC (モストリー・クラシック) 2014年 07月号 [雑誌] MOSTLY CLASSIC (モストリー・クラシック) 2014年 07月号 [雑誌]
価格:¥ 1,030(税込)
発売日:2014-05-20

 

 

 ちなみに、産経新聞とセットで購読すると毎月発売日の早朝に新聞と一緒に届けてくれますし、かなりお得です。

 

 

 


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これで良いのでしょうか?(No.299)

2014年06月06日 11時35分50秒 | 受験・学校

これで良いのでしょうか?

「勉強しなさい!勉強しなさい!」と言うと反発して、キレて、大声を出して、暴れ、よけいに勉強しなくなるので言わないようにしていました。息子が自分からやる気を出すまでは待ってあげるという忍耐も大切だと思っていました。

  これは、某公立中学校の2年生なのにいまだに九九ができない生徒の母親の発言です。

九九ができないということは、わり算も小数も分数もなにも出来ないということです。

  このお子さんは特別な学級ではなく、普通のクラスにいるとのことなので算数の基礎の基礎が何もできないのに中学校では連立方程式や1次関数の授業を受けているはずです。

 登校拒否ではないのに通知表は「1」ばかり。いくら「人生は学歴がすべてではない。学歴で人を判断してはいけない。」と言っても「九九ができない人」は将来どういう仕事ができるのでしょうか?

 「子供に対して押しつけてはいけない。」「子供が自分からやる気を出すまでは周りの大人達は待ってやるべき。そういう忍耐も必要。」「人は何でも自主的にやったとき、本当に伸びる。だから、子供の自主性を尊重するべき。」「子供の親の所有物ではないから、子供の自由意志を尊重してやりたい。」この発言自体は耳障りがとっても良いし、間違いというわけではありません。

 

かし、その結果、「中2になっても、九九ができない人」ができあがってしまったのです。さらに、自分の思うようにいかないと「すぐにキレて、暴言をはき、暴力をふるう。」そんな中2ができあがってしまったのです。

 なぜでしょうか?

いろいろ聞くと「幼稚園時代からわがままで、自己中心的だったとのこと。」それは幼児としては普通のことで、幼児はみんなわがままだし、自己中です。しかし、そこからどうしつけ、どうもっていくかが親の腕の見せ所なのです。

しかし、幼稚園の先生から問題点を指摘されてもこの母親は「ウチの子は悪くない。友達が悪い。幼稚園の先生が必要以上に悪くとっている。」と思ったようです。その調子で小学校に入学しても母親は自分にとって都合の悪い情報はまったく受け入れず、自分にとって耳障りが良いことばかりを受け入れてきたようです。「人は我慢が大事」ということをまったく教えず、我が子を甘やかせ、溺愛していたようです。

幼稚園や学校のせいにして、転校しても結局同じことです。なぜなら原因は我が子と親自身にあるのですから。

そして、5歳の幼児だったときからはや9年、今は中2になって「普通の高校には進学ができそうもない。」という現実に直面させられているそうです。

私は子供の自主性も大切ですが、人として当たり前なことをしっかり身につけさせた上での自主性尊重だと思います。常識どころかなんにも知識がない幼稚園児や小学生にあるべき姿も教えず自主性を尊重することは「自主性尊重という名の育児放棄=教育放棄」だと考えます。

結局のところ、子供を本当に守れるのは親だけです。世間の無責任な発言や耳障りのいい意見に惑わされず、我が子を「しっかりとした人間力ある人間」にするために親自身も日々学び、子育てをしたいものです。

 

 


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「人はなりたい自分になれる。」(No.298)

2014年06月02日 12時02分08秒 | 受験・学校

 

「人はなりたい自分になれる。」

 

これについて

 

世の中そう甘くはない。希望したところで希望通りの人生を歩めるものではない。だから、ほとんどの人はなりたい自分になどなれはしない。何人の人が希望通りの人生を歩んでいるのか?ほんの一握りの人しか夢を実現していないではないか?みんなが松下幸之助や本田圭佑や田中将大になれるわけではない。「子供達に夢を持て!」「少年よ、大志を抱け!」とかよく言われるが、夢を持って長年生きて、結局夢を実現出来なかったときの失望こそ大きい。だから、子供達に対して「夢は実現する。」とか「人はなりたい自分になれる」とか言うべきではない。 という意見があります。

 

 

 

確かに夢を持って生きていても夢を実現した人は多くはない。しかし、だからといって「人生はそう甘いものではない。ほとんど人は夢を実現できないし、なりたい自分になどなれない。だから、希望して、努力しても無駄、意味がない。」と幼稚園、小学生の子供達に言うべきなのでしょうか?こう言い切ってしまうと、せっかく才能を持って生まれてきたのに懸命な努力をしなくなってしまうと思います。

 

人は目標を持って努力することにより進歩・成長するのです。失敗・挫折によって反省させられ、それがさらなる進歩・発展の基礎となっていくものです。そして、仮に一番の目標()は達成出来なかったとしても懸命に努力したことにより努力する前の自分よりはたしかに進歩しているのです。「努力しても夢など実現できないから無駄だ。」と言うが、やってみないと本当のところはわからないではないですか。皆がチャレンジすることから逃げ、楽なほう楽なほうといってしまったら社会全体が停滞・退化してしまいます。そして、なによりも次代を担う子供達がその持てる才能を活かすことなく人生を終えてしまうのではないでしょうか?

 

人は学問、スポーツ、芸術分野、どの分野でも努力が必要です。物理学者の湯川秀樹博士でも生まればかりの赤ちゃんときは当たり前ですが、物理学どころか言葉すらしゃべれませんでした。誰でもそうです。生まれた後の努力によって偉大な物理学者になったのです。サッカーの本田圭祐選手は生まればかりの赤ちゃんのときからサッカーが出来たのでしょうか?当たり前ですが、赤ちゃんのときからサッカーができた人は存在しません。その後の懸命な努力によって小学生の頃からの夢を実現したのです。

 

そうは言っても、無論生まれつきの才能(資質)は人によって顔形が違うように違います。人によって差があるのは事実です。だからといって、他人の生まれつきの才能や生まれた環境をいくらうらやましがっても始まりません。今自分が持っている資質・条件・環境を活かし最大限の努力をしていくことこそが人生成功の秘訣だと思います。

 だから、「人はなりたい自分になれる=近づける」と言い、子供達に対して目標をもって懸命に努力することの尊さを教え、実際に努力させるべきだと思います。


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