大変素晴らしかったです。
まず、「挨拶は先手必勝!」という張り紙が教室に貼ってありましたが、生徒達はそれを実践していました。挨拶は人としての基本ですから、大切です。
下駄箱の靴も整然と綺麗に並べられています。こういうことまできちんと生徒指導するには先生方の指導力が必要ですし、徹底するのに相当なエネルギーを必要とします。それが出来ているということは江戸取小の先生方に高い指導力がある証拠です。
「下駄箱の靴をきちんと並べることなんて意味がない。もっと大切なことを指導するべきだ。」というようなことを言われることがあります。
確かに学校の本質は下駄箱の靴を整然と並べることではありませんし、優先順位も高くはないかもしれません。しかし、こういうことまできちんと指導出来ている学校は優先順位が高いことや本質的なこと、例えば、日々の授業内容もしっかりしているものです。
昔から一事が万事と言いますから。それに、人としての基本常識が完全には身についていない小学生には、まず人としてのあるべき姿を身につけさせるべきだと思います。そこが中学受験を経て入ってくる中学生との大きな違いなのですから。
授業についても授業見学のために特に準備された教室の授業が素晴らしいのは言うまでもありませんが、それ以外の教室へ行っても、先生方がそれぞれに工夫した授業を展開していました。先生中心に授業がまわっているので安心感があります。
校舎ですが、統廃合で廃校になった公立中学校の校舎を取手市から購入して改装したとのことですが、スケルトン状態にしてから新築にちかいほど手が入れられていて、採光、空調、プロジェクター、教室設備、トイレ等よく考えられていて素晴らしい仕上がりです。体育館の他に武道館まであるのが武道が盛んな茨城県らしいです。ちなみに、4階建てなのにエレベーターがありませんでしたが、現在新設工事中でした。
ウエルストリームの卒塾生のN君が生き生きと授業に取り組んでいました。(*^_^*)