絶対合格する記憶のコツ(パート3)―正しい勉強法って? <o:p></o:p>
幼少期から小4までのお子様でその記憶を確実にしたり、出来ない問題を出来るようにするにはどうしたら良いでしょうか?正しい勉強法に○をつけましょう。
① 毎日、毎日、確実になるまで同じことを繰り返す。
② 集中して学習したら、あえて間をおいた反復をする。
③ いったん憶えたら、後はほうっておいて、完全に忘れてから一から憶え直す。
「大切なことなので絶対に憶えて欲しいから毎日やったほうが良い。」
だから①が正しいように思えますね。
実は正解は②です。その理由は?
よくあるパターンですが、
例えば、出来ないことばかりを毎日毎日お母様が勉強させます。
すると、幼少期のお子様はすぐに嫌になってしまいます。
簡単にくじけるのが幼少期のお子様の特色だからです。
親としては大切なことであればあるほど毎日必死になって教えます。
しかし、ほとんどのお子様はその問題を見るだけでも嫌になって
しまっています。
そして、説明を聞く前から「わかんない。おぼえられない。」
「おべんきょうしたくない。」と言ったりします。
お子様のそのようなやる気のない態度を見て、お母様はとても
残念に思い、だんだんカリカリ(イライラ)してきます。
結果として口調がきつくなったり、
「どうしてできないの?!」としかってしまいます。
そのお母様の様子を見てお子様はますます逃げようとするので、
出来ないまま、おぼえられないままとなります。
苦手なことばかりを毎日やらせると、この悪循環に陥りがちです。
では、どうすれば良いでしょうか。
食べ物と同じです。
わがままからお子様が好き嫌いをしていては健康に良くない。
だから、お子様が苦手な食べ物(嫌いなもの)ばかりを朝・昼・晩と
毎日出して、もし、食べなかったら毎回しかりつける。
こうしたら、どうですか?
お子様は嫌いな食べ物を好きになりますか? <o:p></o:p>
あるいは、お子様が食べ残したものを、お母様が意地になって無理矢理
お子様の口に押し込んだら・・・・・
おそらくますます嫌いになるでしょう。
そこで、賢いお母様は工夫をしています。
食べ物なら、好きな物と一緒に嫌いなものを出したり、大好きな
手作りハンバーグに嫌いな人参を少し混ぜたりしています。
そして、お子様が嫌いなものをがんばって少しでも食べたら、
家族全員でめちゃめちゃ褒めたりしています。
お勉強もこれと同じです。苦手な分野やおぼえられない分野はあえて
間をおいて反復するのです。出来ない分野だけをやらせるのではなく、
得意な分野、好きな勉強もその合間にたくさんさせておいてから、
また苦手分野をやると以前よりすすみますし、記憶もできるようになり
ます。間を置くことにより「もう、イヤ」から「やってみよう」に
心が切り替わるからです。
さて、全然できなかった問題を復習させたら10問中3問できる
ようになりました。
さあ、お母様はお子様になんておっしゃたらいいでしょうか?
「3問しかできなかった。まだ7問もできていないじゃない。ちゃん
と聞いているの?!」っておっしゃいますか?
それとも
「前は全然出来なくて0点だったのに、お勉強したら、3問もできるように
なったわね。すごいわね。がんばったら、できるようになったじゃない。
やっぱりやればできるのよ。お母さんも嬉しいわ。3問もできたんだから、
あと7問もやればきっとできるようになるわ。いっしょにがんばろう!」
この母親の対応差はとっても大きいと思います。
もし自分が子供だったら、後者のように対応してくれたら嬉しいんじゃ
ないですか?
いつもお子様のやる気を出そう出そうと心がけているとこのように
自然に褒めてあげられるようになります。
人は言うまでもなく機械ではありません。
「絶えず針が動いている心」をもっています。だからこそお子様の
心の針の向きを見極めながら指導するべきなのです。
それは腫れ物に触るようにお子様のご機嫌をとるのではありません。
御父母様が意図してお子様の心の針をあるべき方向に持っていくのです。
そうすれば、無限の可能性を秘めたお子様達は勉強が大好きになり、
進んで学ぶ人になっていきます。やる気をもって正しいやり方で勉強を
するので成績が上がるのです。<o:p></o:p>
成績があがれば自信がつき、また自ら目標をたて、自ら努力するように
なります。<o:p></o:p>
こうして無限に成長する良循環(善循環)が始まるのです。
結論
やる気×やり方×やること=合格(実力アップ)
です。
いくらやってもやる気が0だと結果も0です。
いくらやる気をもってやってもやり方(方向性)が間違えていたら
合格できません。
合格(実力アップ)はかけ算の答(積)だからです。<o:p></o:p>