10/2(日)さとえ学園小学校正門前で塾生の激励(応援)をした後、N響のコンサートに夫婦で行ってきました。
同業者から「さとえ小の入試の結果が出る前にずいぶん余裕ですね。」なんて言われそうですが、塾教師(塾代表)としてやるだけやって仕上げて送り出したので、やきもきしても始まりません。合否を決めるのはさとえ学園小学校ですから。
それに、ウエルストリームの新年度は10月です。10/3(月)からさっそく新年度の「さとえ絶対合格コース(新年長クラス)がスタートしました。ここで気持ちを切り替える必要があります。
そういう訳でコンサートに行くことにしました。
アレクサンダー・リープライヒ氏の指揮のN響コンサートは初めてです。
プレコンサートトークは聞き取りやすい英語でユーモアを交えてわかりやすく説明してくれました。ドイツ人なのでドイツ語で話すと思いきやとってもわかりやすい英語でした。これも日本人(埼玉県民)に対する気遣いなのでしょうか。世界中で活躍されている指揮者なので語学が堪能なのは当然かもしれません。人柄も「いい人」そうでした。指揮も情緒豊かな演奏を重視していると感じました。素晴らしかった。
小菅優さんの生演奏も初めて聴きましたが、演奏中の小菅さんは優しい音色では繊細に丁寧に響かせ、力強く弾くところでは別人のように大迫力で響かせていました。素晴らしい。作曲者ベートーヴェンの狙い通りです。「これがベートーヴェンのピアノ協奏曲の真髄だ!」と言わんばかりの演奏でした。
そして、NHK交響楽団、いつもながら安心して聴ける演奏です。まず破綻しないし、どの作曲家のどの曲を演奏させても世界レベル(ウイーンフィルやベルリンフィル)の演奏を生で聴けます。これも素晴らしい。今回も小菅さんのピアノに合わせ、かつ、指揮者の意図通りの情緒豊かでメリハリをつけた演奏でした。毎年のようにこの埼玉会館大ホールのN響の演奏を楽しみしていますが、今年も最高でした。
喝采、ブラボー等のお声がけはご遠慮下さいとのことで、ひたすら拍手。アンコール演奏も良かったです。コロナ前にあったコンサート終了後のCD販売も握手会もなく余韻を味わいながら退出しました。まもなく家内の誕生日ですので伊勢丹でプレゼントを購入して帰路につきました。