絶対合格

熱血塾教師35年+教育コメンテーターのオールマイティー井澤が 「受験」、「子育て」の成功法を公開!

お子様が「ひきこもり予備軍」となってしまうかも・・・(No.1024)

2021年05月28日 10時58分59秒 | 受験・学校

 小学生のお子様に「大人になったらどんな仕事に就きたいですか?」と聞いても、「なんにもない。決めていない。」という答が多いそうです。言いたくないのではなく、本当に決めていないし、○○になれたらいいなぁ~という希望すらないようです。

親は親で「そのうち決まるでしょう?!」と言ってのんびりしています。

 これで良いのでしょうか?職業選択の自由は憲法でも保障されていますので何になっても良いのですが、「何にもなりたい職業がない。」というのは将来「ひきこもり予備軍」となってしまうかもしれません。

  

 親がああしろ、こうしろ、と押しつけがましく言い過ぎるのはもちろん×ですが、何もアドバイスをせず、放置・放任しておくのも、言わなすぎで×です。極端から極端に走らず、その中庸(中間)がちょうどいいのです。

 すなわち、我が子の性格に合わせて相談にのったり、ときには我が子の年齢に合わせて大人の智恵でアドバイスをしたほうが良いと思います。どんなにしっかりしたお子様でも所詮子供は子供です。7~10歳は大人の智恵をもっていないし、人生経験も乏しいからです。我が子の人生に親として良い影響を与え続け、立派な社会人とするのが親としての使命ですから、これは当然のことです。

 それに、なりたい職業がないというのは、生きる気力がないのではなく、世間にあるさまざまな職業を知らないだけかもしれません。その職業について具体的にイメージ出来なければ、なりたいとも思えませんから。

 世間にはいろいろな職業(仕事)があり、どういう仕事か教えるのも大切です。そして、関心を持った職業があれば、どうすればその仕事に就けるのか、という今後の道筋を示してあげてください。そうすれば、御子様にも人生の目標ができます。人生の目標が出来れば、目的を持って、日々積極的に生きるようになります。これが私が提唱している「目的的人生論」です。

 ご参考までに

 世間に存在するいろいろな職業について小学生に教えるのにちょうど良いお薦めの本があります。漫画や図解でとっても親しみやすい本ですので親子でいっしょに読むと良いですよ。

  

PS 先日いつもの特定郵便局にいったら、ヨーロッパ野菜の5月分は売り切れとの掲示。

6~7月分も募集すると思いますので、ご関心のある方は次の機会にどうぞ!

 


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ささやかな贅沢?(No.1023)

2021年05月23日 16時01分10秒 | 健康・病気

「井澤先生、いつも健康とのことですが、秘訣はなんですか?」

 は~い、医食同源という言葉もありますので、野菜中心でバランスのとれた食生活としていま~す。料理する野菜も安心できるものをこだわって購入しています。野菜中心と言っても、ビーガンではありませんので良質なタンパク質やビタミンをとるために肉も食べるし、DHA、EPAをとるために魚も食べています。

「バランスよく、美味しく食べて健康長寿」ですニャン。

 

先日ささやかな贅沢としてヨーロッパ野菜を購入してみました。まだまだ生産量が少ないのでお値段はちょっとはりますが、美味しさと健康にはかえられません。(笑)

共働きの我が家では毎日の食器洗いと休日の料理は私の担当です。

本日のお家ランチは夏野菜欧風カレーと欧風サラダ

 ズッキーニをオリーブオイルで素揚げにし、カリフローレはさっと火を通し、それにカレーをかけて、夏野菜欧風カレーです。カリフローレのかわりにルッコラ・ロケットをいれても美味しいです。ライスは十三穀米。欧風サラダはレタス、キュウリ、トマトに紫水菜とカリーノケールです。シーザードレッシングで。

 ズッキーニは食品スーパーでも購入できますが、なかなか手に入らないヨーロッパ野菜は「さいたまヨーロッパ野菜研究会」という生産者集団に直接注文しています。

 ちなみに、種明かしをすると、さいたま市内の特定郵便局にこの「ヨーロッパ野菜研究会」の通販チラシが置いてあり、私はそれで知りました。ご関心のある方は特定郵便局で!


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とあるマンションで(No.1022)

2021年05月20日 11時28分26秒 | 社会

 マンションの玄関のひさしに可愛いツバメの夫婦が小さな巣を作りました。

人間の手は届きませんが、棒など持てば届きそうな所です。

もっと高い所に巣作りをしたほうが安心できるのに・・・・

そう思っていました。

 私たち夫婦は毎朝ツバメに「おはよう!今日も一日元気でね!」と心の中で挨拶をしていました。夜遅く帰ってきたとき巣を見ると、巣の中に頭をつっこみ、しっぽ(尾羽)だけ外に出して2羽で仲良く眠っています。まさに頭隠して尻隠さずです。ツバメのそんな姿がまた可愛いくて、「ツバメ、可愛いね。」と夫婦の話題にのぼります。「遠くの国から渡ってきたツバメも頑張って生きているなぁ~。私も日々の仕事をしっかりやらないと・・・・」そんな風にも思いました。

 そういう日々が続きました。しばらくすると一羽があまり動かなくなり、もう一羽だけがえさを巣まで運んでくるようになりました。ほんの一瞬だけ「もしかして病気?」と思いましたが、すぐに合点がいきました。

 そうなんです。ツバメの夫婦に待望の卵です。卵をじっと温めているのです。温めている間、もう一羽が甲斐甲斐しくえさを運んでいるのです。なんとほほえましい光景でしょう!守ってやりたいけど、人間が介入するときっとツバメ夫婦は怯えてしまうのでそっとしておいてあげよう。とも思っていました。

 そして、つい3日ほど前の朝、巣の中からピィーピィーとかすかな鳴き声が・・・

 ずっと卵を温めてきて、ついに誕生です。無事生まれたんだね。それも3羽も。お誕生、おめでとう!三つ子なんだ。ツバメの若いお父さん、育てるのが大変そう。でも可愛いから一生懸命育てるだろうな~。育てあげて、子供たちも自分で飛べるようになり、家族で遠い国に帰っていくんだろうな~。そう思って見守っていました。

 つい先日の夜帰ってきて、いつものように巣を見たら、・・・・・・、

なんとあの可愛いツバメ一家の巣がないのです。撤去されているのです。床にはツバメの羽が散乱していました。

 なんで今撤去?巣を作ってすぐに撤去したらあのツバメ夫婦は別のところに巣を作りなおすのに・・・。ヒナは生まれたばかりで飛べないし、ツバメ夫婦もヒナを運べない。最悪の時期に巣を撤去。なんで、こんな酷いことを・・・誰が?その後、管理人さんに聞いたら皆さん楽しみにされていたので自分は撤去していないし、誰がしたのかもわからない。もしかしたらカラスに襲われたのかも・・・とのことでした。

 カラスがヒナを狙って襲い、必死に守ろうとしたツバメ一家を皆殺しにして・・・・。または、このマンションにサイコパスが住んでいて・・・・。

 いろいろ想像できますが、真相はわかりません。もし、人がやったなら、なんて理不尽なことを・・・・。だとしたら、一見治安がよくみえる日本も嫌な世の中になってきました。

 ツバメ一家を不憫に思っていたら、朝、その巣があったそばの植え込みに空き瓶に入った素敵なお花が・・・・。私たち夫婦と同じようにツバメ一家を可哀想に思う人が供養としてお花をそなえたのでしょうか。私たちも思わず心で合掌。

 ツバメは自然の中の渡り鳥で、ペットではないのでそんな風に思わなくても・・・・とも思いますが、自然の厳しさと現実の理不尽さに言葉を失いました。

 とあるマンションで、こんなことを思いました。

  


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小中高12年間一貫教育でこういう素晴らしい生徒達が育っている。(No.1021)

2021年05月13日 11時53分02秒 | 受験・学校

 

先日星野学園小学校の幼児教室対象の学校・入試説明会に行ってきました。

   小3生Sさんの読書感想文の朗読がありました。

感想文の内容もさることながら発表の仕方、所作まですべてが素晴らしかったです。「全人教育」を単なるお題目とせず教育現場で本当に実践されていることがよくわかりました。

   中3内進生O君の発表もよく考えられたもので素晴らしかったです。高校受験にとらわれずにじっくりと研究が出来るという中高一貫校の良さを星野学園も活かしていますね。

   高2内進生Tさんも星野学園愛?に満ち溢れた発表で、校風の良さを感じさせるものでした。

   小1入学時にあこがれた素敵なお姉さんに、今自分がなろうとしている。小1新入生の生きた目標となるのだから、いっそう何事にも全力で努力していきたいとのことでした。

-こういう方が立派な社会人として世のため人のために活躍されるのだと思います。

 発表をする以上は練習をしているし、優れた生徒さんが選ばれて発表をしているとは思います。しかし、その内容は特別な生徒だけのことではなく、生徒全体に当てはまることだと実感できました。代表となって発表した生徒も発表しなかった多くの生徒も等しく星野学園の生徒として尊重され、育てられている。そうやって、大切に育てられた一人一人の生徒の集まりが星野学園なのです。―ここが創立123年を迎えた星野学園の素晴らしいところです。

 

 星野理事長先生が「小学校をつくって本当に良かった。」としみじみおっしゃっていました。それは小中高12年間一貫教育でこういう素晴らしい生徒達が育っているからなんですね。

 皆様も是非星野学園に何回か足を運ばれ、その素晴らしさの一端に触れていただけると幸いです。


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さとえ学園小学校説明会大盛況でした。(No.1020)

2021年05月09日 11時06分43秒 | 受験・学校

さとえ学園小学校の学校説明会に出席しました。

    久々の来校形式の学校説明会ということもあって驚くほど大盛況でした。受付開始時間15分以上前でも長蛇の列でした。入口付近で体温測定、マスク装着確認。用意された座席が400席、その8割程度が埋まっていましたので参加人数は当日参加を入れて320名?くらい。その大盛況の様子を撮影したかったのですが、撮影禁止とのことでした。

  栄東中高の田中校長先生が栄東の素晴らしさを力説されていました。近年東大よりも医学部(医学科)志向が強くなっており、別カリキュラムの医学部コースがその原動力となっているとも。 

    2021年大学合格状況は医学部医学科87名(昨年は57名)と大躍進、うち筑波大学、群馬大学をはじめとした国公立大医学部医学科は9名(昨年は13名)とのこと。素晴らしい実績です。

 栄東中高からみたさとえ学園小学校の素晴らしさはたくさんありますが、アクティブラーニングや実体験重視教育が素晴らしいこと。さらにさとえ小の平常授業で中学受験(栄東中受験)に必要な内容のおよそ85%をカバーしていることが素晴らしいとも。まったくおっしゃる通りです。ウエルストリームの小学生クラスでさとえ小在学生を多数指導している私井澤も日々そのように感じておりました。

 その後、小野田校長先生よりさとえ学園小学校の素晴らしさを論理的かつ大変わかりやすく語っていただきました。お話のすべてを書き取ることが出来ませんでしたが、「本当のリーダー」を育成する教育-まさに同感です。また、昨年のコロナ下で、いち早くi-padでのオンライン授業を開始した対応力も他校のお手本となるものです。

    新型コロナ変異株の感染拡大が報じられる中での開催でしたが、ズームだけでは感じられない「さとえ学園小学校の勢い」を感じることができました。出席して本当に良かったです。

    なお、早めに行ったので在校生のお迎え時間と重なり、何人かの卒塾生に久々に会えました。みんなさとえ学園小でとっても楽しそうにしていました。送迎の御父母様、生徒達の満面の笑顔を見て、「皆様のさとえ学園小学校入学のお力になれて良かった。」としみじみ思いました。

 そして、今年も皆様(年長塾生とその御父母様)の笑顔のために全員合格にむけて、教職員一同全力で指導にあたる所存です。

 


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真心(至誠)をこめて全身全霊をあげて使命(mission)を果たす。(No.1019)

2021年05月05日 11時43分18秒 | 受験・学校

 休日をつかって自宅の片付けをしていたら、20年~30年以上前の資料が出てきました。前職で勉強合宿の責任者をしたときのもので、終了後各校舎の生徒(中3生)が私宛に合宿の感想や合格への決意を寄せ書きにして書いてくれたものです。「絶対合格の信念で、志望校に合格します。」「自分に期待し、幼い頃から自分を支えてきてくれた父母のために全力で頑張ります!」「この合宿のこと、一生忘れません。」「感動しました。」・・・・。読んでいたらその頃のことがたくさんよみがえってきて、涙が出てきました。

 懐かしい思いで読んでいたら、見覚えのある名前を発見。現在ウエルストリームに通っている生徒のお父様の名前です。お子様の入塾手続きの際に、お父様が川越校の出身で私井澤とは勉強合宿で会ったことがある旨、おっしゃっていました。

 親子二代の受験に関わることが出来るとは、なんという幸せ・・・・。実は、同じように前職の教え子だった方のお子様を他にも数人お預かりしていました。だから、4家族目です。

次の目標は親子三代ですね。(笑)

 30代~40代の頃も今と同じで目の前の生徒達のために寸暇を惜しんで全力であたっていました。そんなに一生懸命やらなくても・・・と言われたこともあります。しかし、「他人が見ていなくても真心(至誠)をこめて全身全霊をあげて使命を果たす。」というのが私の信念ですから。

 そうやって前職で数十年やってきて、人生の折り返し時点でこのウエルストリームを開校しました。開校して数年後のある日、入塾手続きの際に

「井澤先生、以前は○○○○○○で教えていましたか。」

「あ、はい、教えていました。」

「私は○○校で井澤亨先生に教わっていました。旧姓は○○です。憶えていらっしゃいますか?」

「○○さん・・・・。たしか中学受験をされて・・・」

教えていたのはその方が小学生の頃ですが、印象深いお子様でしたので憶えていました。ー憶えていて本当に良かった・・・。当時小6生のお嬢様がすでに素敵なお母様です。「あの井澤亨先生がやっている幼児教室だから、安心して任せられる。」とおっしゃっていただきました。まさに「有り難し」です。その後この方のお子様3人の受験指導を次々担当し、3人ともさとえ学園小学校に入学していただきました。

 30代の頃は前職の「○○○○○○を日本一素晴らしい塾にしよう!」と日々燃えていましたから、まさかその後独立して幼児教室を開校するとは思っていませんでした。ましてや、教え子達がその後立派な社会人となり、結婚され、そのお子様を自分の塾にあずけてくれるなんて想像すらしていませんでした。ーずっと一生懸命やってきてよかった。

 「計算なしに日々全力でやってきた過去の自分が今の自分を手伝ってくれている。」ーそんなこともあるのです。

 だから、今でも「他人が見ていなくても真心(至誠)をこめて全身全霊をあげて使命を果たす。」が私の座右の銘の一つです。

 皆様、何年やっていてもまだまだの私井澤ですが、今後ともご教示のほどよろしくお願い致します。

  


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