「どう子育てをすれば、将来立派な社会人となりますか?」
いや~、ひとことではとても言い尽くせません。このテーマだけで講演会(セミナー)で10時間以上もしゃべれますから。(笑)
そうは言ってもせっかくご質問いただいたので、その一端を披露しますね。
お子様が将来どういう社会人になって欲しいかという将来像(ヴィジョン)を持って子育てをしましょう。
25年後は「これこれこんな社会人」として世のため人のために活躍して欲しい
人としてのあらゆる面で「その将来像にふさわしい人」に育て上げることが大切です。
例えば、「我が子が人間力ある医師として活躍している」のが25年後の将来像とします。
それを実現するためには出来ることは何でもやる。親として、あらゆる努力を惜しまない。-という姿勢が(目標が高いだけに)必要となります。
無論頑張るのは本人であって、親ではありません。しかし、親として、そうなれるような環境を整えたり、レールをしいてあげて全力でサポートするのです。努力の方向性を示したり、人間性を高めるといったことは子供任せではいけません。4~6歳児はどんなに優秀なお子様であったとしても所詮幼児であり、大人のようには判断できないからです
そこで、なって欲しい将来像に我が子が本当になるためには何が必要か?という発想で、学力面では?人間性(人間力)は?教養面では?書き出していきます。それをいつの時期にどれぐらい与えるか?何を継続するか?など時期を区切って検討します。
ちょうど、企業経営で長期経営計画を策定し、中期計画、短期計画と落としていくのと同じです。
そうして立てた子育て計画をさっそく実行していくのです。
この続きはまた次回。