絶対合格

熱血塾教師35年+教育コメンテーターのオールマイティー井澤が 「受験」、「子育て」の成功法を公開!

たかがノート、されどノート・・・・(No.314)

2014年07月28日 09時01分00秒 | 受験・学校

算数ノートは小1から方眼ノート(mm方眼リーダー入)を使いましょう!

 

 ノートの選び方で学習効率が大きく変わります。学習効率が上がると1年365日毎日のことですからその差は大変大きなものになります。

 そこで、算数・数学ノートで一押しは方眼ノート(5mm方眼リーダー入)です。

  

これは薄い線で5mm刻みマス目があり、さらに1cmごとに太い線マス目があるノートです。このノートを使うと表やグラフを早く書けるだけでなく、平面図形(三角形、四角形など多角形)や空間図形(見取り図、展開図、切り口)が早く上手にかけます。直線をひくのにはもちろん定規を使いますが、長さをとる場合に定規の目盛りを読まなくても正確な長さの線が引けるのです。コンパスで円を描くとき半径を測りますが、5mm方眼ノートであれば、ノートの5mm方眼で正確に半径を測り、いきなり円をかけるのです。

数量編でも小学生が筆算を初めて習うとき、どうしても位を間違える生徒がいますが、5mm方眼を使って位をそろえて書く習慣をつけると、マス目がないテスト用紙でも真っ直ぐ上手に書けるようになります。

 

注意して欲しいのは6mm方眼や8mm方眼では作業効率が上がりませんので実はあまり意味がありません。5mm方眼でリーダー入りでそのリーダーもマス目が1cm四角だからこそ意味があるのです。

 

 ウエルストリームでは小1から全塾生がこの方眼ノート(mm方眼リーダー入)を使っています。ちなみにあの桜蔭中学校でも数学ではこの方眼ノート(mm方眼リーダー入)を推奨していますし、東大生の多くがこの方眼ノートを使っているとのこと。

 

 たかがノート、されどノートです。

 

 

 


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ナッツ類を毎日食べると長生きできるそうです。(No.313)

2014年07月25日 13時41分20秒 | 健康・病気

健康ネタ続編

結論

 ナッツ類を毎日食べると長生きできるそうです。

 ハーバード大学の約12万人にも及ぶ大規模観察研究によると

 ナッツ類を習慣として毎日食べている人の集団は食べていない人の集団より20%も死亡率が低いとのことでした。

 ナッツ類というと脂肪が多そうで身体に悪そうですが、

 さにあらず、心臓病、呼吸器系の病気にかかりにくくなるとのことです。それに今日7/25の産経新聞朝刊にも掲載されていましたが、アーモンドにはビタミンEが豊富に含まれていますので特におすすめです。

 クルミ、アーモンド、ヘーゼルナッツ、ピスタチオ、カシューナッツ等のナッツ類を毎日食べることをおすすめします。アメリカでは健康のためにナッツ類を毎日食べることは常識になっているそうです。そういえば、LAのトレーダー・ジョーにも昔からたくさんのナッツ類が売っていました。

 ちなみに、

 普通に市販されているナッツ類は油で炒って食塩を添加していますので、血圧が高めの方は素焼き(油、食塩無添加)のものを購入しましょう。

 


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前回マーガリンが身体に良くないと書いたところかなり反響がありました。(No.312)

2014年07月21日 09時03分00秒 | 健康・病気

 

 

 

 

続編ですが、

結局、医大大学院教授の先生によると、油脂類で身体に良いのはDHAEPA(魚の油)だけとのことです。

 魚の油は細胞をつくるのにプラスに働くとのことです。 

 

 

そして、最近オリーブオイルが身体に良いと言われているのですが、それはサラダオイルに比べると害がないという意味で前回話したようにニュートラルな油です。

 

 

 

これ以外はサラダオイルなど植物性油脂もラード等の常温で固体である動物性油脂もマーガリンもすべて身体に良くないとのことです。

 

 

 

そうなると、ラードで揚げるげるとんかつや大豆から絞った油で揚げる天ぷらもドレッシングに含まれているサラダオイルも全て身体に良くないことになります。これでは現代日本では普通の食生活が出来なくなります。現実的ではないです。

 

 

 

そこで、血液中に含まれるこれら身体に悪い油の量を分母とし、DHAEPA等の身体に良い油の量を分子として、その割合を測定します。結果健康な人はその数値が0.4前後であり、その数値が低いと様々な病気の遠因となるとのことです。

 

 

 

つまり、身体に悪い油をとってもDHAEPA等の身体に良い油をたくさんとればこの割合の0.4以上を維持できます。

 

反対に悪い油をほとんどとらずに魚をたくさん食べる人は非常に健康に生きられるということです。

 

結局、魚と野菜中心の昔ながらの和食が一番健康に良いということになります。

 

または、イタリア人のようにトマトとオリーブオイルとガーリック、それにピスタチオ等のナッツ類にシーフード、それにワインとチーズを毎日のようにとるのも良いようです。だから、イタリアには「健康なお年寄り」が多いと納得。

 

私は身体が資本の塾教師ですから、いつまでも若々しく健康で働き続けたいです。

 

私の目標=88歳まで現役で働き、趣味も続け、95歳まで健康に生きる。そのために目も耳も足腰も頭もしっかり維持。健康生活で長く社会貢献。

 


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知らないということは恐ろしいことですね。(No.311)

2014年07月18日 12時32分05秒 | 健康・病気

先日ある医大大学院教授の先生からお聞きしたことですが、

 

結論から言えば、

「マーガリン」は身体に良くないとのことです。

 原料が植物性油脂でも×で、本来液体で存在する植物性油脂を固体化させることにより害が増すとのこと。パンにつけるならニュートラルな油脂であるオリーブオイルが良いとのこと。

 

私は朝食はパン食派で、以前からマーガリンを使わずに、オリーブオイルをつけていますが、マーガリンは市販のパンはもちろん、クッキーなどほとんどの菓子にも入っていますので全然食べていないつもりでも実はけっこう摂取してしまっています。

 

 そんなに悪いものを国は学校給食で使用させていますが、バターにするとコストが上がるので量も少しということで、わかっていながら使用させているとのこと。

 

 「我々一般人はそんなことはつゆ知らず、スーパー等でマーガリンを購入して普通に使っていますけれど・・・・」と先生に聞いたところ、

 

「医学情報は学会や論文で発表されてから一般に広まり、世間の常識となるまでだいたい20年はかかる。」とのことでした。

 

 知らないということは恐ろしいことですね

 

 

 

 

 


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試験日は近づくのに憶えなければいけないことがなかなか憶えられません。アドバイスをお願いします。(No

2014年07月14日 10時02分00秒 | 受験・学校

 残された時間があまりないのに何かを大量に記憶しなければいけないとき、私はi-Phoneのボイスメモを使っています。ボイスレコーダー(IC recoder)も持っていますが、いつも持ち歩いているi-Phoneのほうが使い勝手が良いです。(パソコンにつなげると自動でバックアップされるので安心です。)

憶えるべき内容を自分で読み上げて録音し、それを電車の中でも車の中でも繰り返し聞きます。はじめは聞きながら憶えます。一通り憶えた後は、表題を聞くだけでボイスメモの内容を再現できるかを試します。ボイスメモの内容を聞かずに再現できれば、その項目はOK。こうして、次々に憶えていきます。

 

 そして、一度憶えたことも7日後にもう一度全体をやり直します。けっこう忘れているものですが、がっかりする必要はありません。誰でもそんなものです。試験勉強なら憶え直した後に過去の問題や予想問題をやり、「記憶の穴」を埋めていき、さらに出題形式に慣れます。そして、3週間後にまたやり直します。これで、定着した知識は一生物になります。

  是非試してみて下さい。

 


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受験体操の体操教室や行動観察対策は必要ですか?(No.309)

2014年07月11日 10時52分54秒 | 受験・学校

受験体操の体操教室や行動観察対策は必要ですか?

これもよく質問されます。

結論

 

今通われている受験教室の内容によっては必要です。

★通われている受験教室がペーパー中心の指導で運動(受験体操)や行動観察の指導をしていない場合や家庭教師の指導だけを受けている場合

 →何らかの手当をされたほうが良いと思います。

 なぜなら、私立小学校受験ではペーパーだけ出来ても運動(体操)や集団行動(行動観察)で得点できないと合格できないからです。

 また、運動の練習だけなら家庭だけでも出来ますが、志望校が同じ他のお子様達数人と一緒の集団行動(行動観察)の対策は家庭や家庭教師だけでは不可能です。

 

 では、巷のお受験教室でやっている短期集中の行動観察対策に参加すれば良いのでしょうか?これはほとんど意味がないと思います。というのは、これに単発で参加しても、入学試験での「お芝居指導?」を受けるだけで、本当の意味の集団行動の指導にならないからです。ひとことで言えば行動観察とは他者との関わりあいの中でお子さまの協調性、積極性、社会性等を観察し、評価するものです。ですから、もともと協調性が乏しいお子さまに対して、行動観察対策と称して「協調性があるように見せるお芝居指導」などしても全然意味がありません。

 子どもは習慣の存在です。だから、行動観察対策は毎週の普段の授業にしつけとして盛り込み、1年単位で良き行動習慣をつけさせるべきものです。

 つまり、集団行動(行動観察)対策とは中長期にわたって良き行動習慣をつけさせるものであれば本物で、意味があります。

  そうはいっても、今日はペーパー指導のお受験教室、明日は受験体操教室、あさっては絵画教室、その翌日は工作教室、その翌日はリトミック教室、さらに、バレエ(新体操)、ピアノ(ヴァイオリン)、硬筆(習字)・・・・これではお子さまは疲れ切ってしまいます。通うだけで精一杯で復習が不十分になるのでどれも身につきません。悪循環です。お子さまも送迎されるお母様も疲弊しきってしまいます。

 この状態は異常です。だから、お受験なんて・・・・と批判されるのです。

 

「1カ所の受験教室で私立小学校入試の全科目を責任を持って指導してくれればいいのに・・・・。」ウエルストリームを創立する前にお受験業界を調査したときに、心からそう思いました。中高受験対策の塾や大学入試対策の予備校では1箇所で全入試科目を指導するのが当たり前(多数派)ですから、そういうお受験業界が不思議でした。

 そういうわけで、ウエルストリーム創立のコンセプトは「ウエルストリームだけで志望校に合格する塾。」です。今もそれは変わりませんし、創立以来12年間でそう評価されていると思います。

 ウエルストリームではお子さま達に良き行動習慣をつけるためペーパー対策指導はもちろん行動観察対策、運動(受験体操)対策、絵画、造形(工作)対策も毎週実施しています。だから、ウエルストリームに通うだけで私立小学校に合格できるのです

 


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7/6(日)さとえ学園小学校の入試説明会に出席してきました。(No.308)

2014年07月07日 10時04分00秒 | 受験・学校

 昨年以上に大盛況でした。

 下平校長先生のお話の「こんなお子さまを望む」で

「学問の喜びを修得できる子ども」

「他人のことをおもいやれる子ども」-そういうお子さんに入学して欲しいとのこと。

 

  そのためにはまず①人の話を素直に聞けることが必須である。

 中高に進学した後も素直な心で素直に聞けるお子さまが大きく伸びている。素直な心がない生徒は結局伸びなやむ、とのことでした。同感です。30年以上にわたる私の塾教師経験でも素直でない生徒は中高に行ってから伸び悩んでいました。

 

  第2に②人の話を理解する(自分でも考える)ことが大切。

 人の話を聞いていても理解していなければ意味がないし、ただ人の話を鵜呑みにするのではなく、人の話を理解しつつ自分の頭でも考えるとのこと。私もこれは人が成長・発展するには不可欠だと思います。

 

  第3に③まじめに取り組むことが大切。

 これは勉強に限らず何事にも真面目に取り組む生徒がやはり伸びているとのこと。まったく同感です。

さとえ学園小学校では生徒達が真面目に取り組んでいます。さとえ学園小学校の授業は活気があり、先生中心に楽しくまわっているので生徒達も真面目に取り組むのが当たり前という感じです。

つまり、「さとえ学園小学校の在校生が人の話を素直に聞き、理解でき、何事にも真面目に取り組んでいるので、次年度新1年生も年齢なりにそういう生徒が欲しい。」ということです。

 

昔から「良い人と親しくなりたければ、自分がまず良い人になりなさい。」と言いますから。

これは中学受験も同じですね。例えば桜蔭中学校に入学したければ、自分自身も年齢なりにその桜蔭中学在校生と同じレベルになれば合格できるのです。

 

下平校長先生へ、

昨日(7/6)本来ならば、私から下平校長先生のところに挨拶に行くべきところを、わざわざご挨拶を頂き、有り難うございました。今年もお眼鏡にかなうよう塾生全員の実力をアップした上で多数受験致しますので宜しくお願い申し上げます。

 

 


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娘は小4ですが、未だに足し算やかけ算の筆算でケアレスミスをします。「見直しをしなさい。」と何度も言っ

2014年07月04日 11時09分38秒 | 受験・学校

この質問はよくいただきますので、本日は少し詳しく話しますね。

まず、ケアレスミスとのことですので、「お子さんは繰り上がりなど計算のやり方や九九は十分に知っているし、出来るはずなのにミスをしてしまう。」という前提で話しますね。

 

子供達は授業を聞いたり、教えてもらうと理解します。「わかる」とそこで勉強が終わった気になります。ところが、わかっただけで放っておくとすぐに忘れてしまうし、計算方法は憶えていても実際にやらせると答が合いません。それは「わかると出来るは違うからです。」わかったことを確実に出来るようにするには一定量の練習が必要なのです。これは算数に限らず、何でもそうです。わかっただけでは自力では出来ないのです。

 

 そこで、算数では学校でも、塾でも問題練習をさせるのですが、これも一通り宿題だけやって、出来る気になって満足してしまう生徒もいます。宿題だけやっているのではクラスの平均点かそれ以下しかとれません。なぜなら宿題はクラス全員がやるべき最低限のものだからです。お子さんが中学受験をするのであれば、公立小学校の平均点で良いはずがありませんね。

 

だから、宿題以外も自主勉強が必要になります。その単元の数値改題問題を繰り返し繰り返しやることにより、ミスが徐々に減っていきます。ミスをした問題についてお子さんは「わかっていたのに・・・・」とか「たまたま・・・・」とか言い訳をするかもしれません。それを本気にしていると「8割方はできるけれど100点がとれない子」になります。

 

どんな理由であれ、ミスをした問題はたまたまで済ませて良いはずがありません。間違い直しノートを作り、そこにやり直しをさせるのです。これを繰り返すとケアレスミスがかなり減ります。

 

 そもそも「ケアレスミス」という軽い言い方に私は賛成できません。「見直し」をあてにせず1回で全問正解できるまで計算の基本練習を何度も何度も繰り返すことがケアレスミス撲滅の唯一の方法です。そこまでやるのが正しい勉強法です。

 

中学2年の時の恩師の言葉ですが、「計算は手でやるのだから、手で憶える。」

 

もちろん人間は頭で憶えているのですが、「手が無意識に正しく計算してしまうくらい計算練習をしなさい。」ということだと理解し、忠実に実行した思い出があります。
   
 

ところで、10年以上前の生徒の話ですが、3けた÷2けたのわり算の筆算練習をさせたら、どうしても答が合わない。よく見たらとなんと引き算や九九で間違えていました。この生徒は小1から小4になるまで足し算、引き算にはじまりかけ算、筆算も学校の宿題すらちゃんとやってこなかったとのことです。こうなると重症です。小1範囲から丁寧に毎回100点をとれるまで計算練習をやり直すべきです。

 

  質問のお子様は計算のケアレスミスがあるとのことですので、どこでミスをしているのか精査され、その上でそこからやり直しをましょう。。(中学受験では大問1番の計算問題は確実に点をとるべきもので、ここで点を落としているようでは到底合格できないから。)

 今小4ですから、今から毎日やれば小5になる頃には計算が得意になり、中学受験算数の基礎の基礎が固まります

 是非実行してみて下さい。

 


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