絶対合格

熱血塾教師35年+教育コメンテーターのオールマイティー井澤が 「受験」、「子育て」の成功法を公開!

「私のお気に入りシリーズ」久々に復活!(No.840)

2019年06月28日 10時10分13秒 | 食・レシピ
「私のお気に入りシリーズ」久々に復活!

皆さん!
東京駅付近では、久々に会う友人や親戚とどういう所で会食していますか?交通の便が良く、カジュアルな服装で休日にもさっと行けて、相応に美味しくて落ち着いて語れるお店があると良いですよね。

あるんですよ!お薦めは「醍醐味」という和食のお店です。個室を予約しておくとゆったり過ごせます。
丸ビルの5階ですので東京駅から徒歩3分くらいです。東京駅から地下道で雨の日もぬれずに行けるし、車でもすぐ近くに駐車場(丸の内パークイン)があるので便利です。

詳細はこちらです。
https://daigomimarunouchi.gorp.jp/


 このお店、4月から社会人として都内で働いている娘から教えてもらいました。(*^_^*)

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途中式を読めるように書かないのですが、それで良いのでしょうか?(No.839)

2019年06月25日 13時33分31秒 | 受験・学校
息子は小4で算数問題を解くときに計算用紙に汚く計算し、答だけを書いています。
途中式を読めるように書かないのですが、それで良いのでしょうか?


 絶対に良くないです!

  今はまだ問題が易しいのでそれで通用していますが、今後(小5以上)はそのやり方で勉強していると伸びなくなります。
  例えば、(  )の中に□が入っている□算や、分数・小数の混じった四則混合計算、中かっこ{  }や大かっこ〔  〕が入っている計算問題は計算の順序が大切です。ところが、途中式を書かないで計算していると、答が合わないとき、いくら見直してもどこでまちがえたのかわからず、結局はじめから全部計算し直すことになります。これは時間と労力の無駄です。計算途中をノートにしっかり書いてあれば、どこで間違えたか自分で気づけます。次からはそこだけ気をつけて間違えないようにすれば良いからです。

 たしかに、途中式を書かずにさっと計算したほう早くできるし、そのほうが一見賢そうに見えるかも知れません。しかし、実は昔から推奨されている「途中式をノートにしっかり書く。」という一見手間のかかる勉強法のほうが早く実力がつき、結局は時間もかからないのです。お子さん達はその辺がわかっていないと思います。    
  事実、中学数学も途中式を軽視していると文字式や方程式の基礎的な計算力が身につきません。さらに高校数学や大学受験(記述式の2次試験)では途中式(論理の道筋)が出来ていないとまったく得点できなくなります。

  お子さまに5mm方眼リーダ入りノートを買い与え、そこに問題をうつし、途中式を全部書かせ、筆算なども消さずにその横に書かせましょう。これが「1000問中999問正解できる計算力」を確実に養成する王道です。

   是非実行してみてくださいね。習慣化して2~3ヶ月もすると劇的に効果がでますよ!
 

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お子さまがどちらになるかは親の教育・しつけ次第です。(No.838)

2019年06月21日 20時07分45秒 | 受験・学校
小3男子の母です。計算練習を毎日やらせるのが良いというのはわかっているんですが、毎日となるとなかなか続きません。


  毎朝起きたら、顔を洗って、お着替えして、朝ご飯を食べて、歯を磨いて、登校。習慣となっていると思います。計算練習をこの朝の習慣に入れるのが良いです。「いつもより30分早く起こして、食事その他登校準備が整え終わり、まだ30分、時間の余裕がある。」となるようもっていきます。その時間に毎日計算練習をやらせます。はじめは易しい問題ばかりやらせます。
  そして、約3週間経って毎日の習慣として確立してきたら徐々に難しめの問題をもやらせます。習慣として確立する前はお子さまもシブシブですが、3週間ほどたって習慣として定着すると、自分からやるようになります。

  何でも新しく始めることは習慣となるまではお子さま本人はもちろん親のほうも大きなエネルギ-が必要です。習慣となるまでのはじめの2~3週間が一番苦しいところです。習慣として確立すれば、あとはその習慣を維持するだけですのでそれほど苦労しません。
  
 ですので、習慣として確立する前に、嫌になったり、お子さまのわがままに親のほうが振り回されたり、先に根負けしないことです。

  継続は力です。どんなことも習慣として継続することによって自分に負けない克己心が培われます。
反対に子どものわがままに振り回され、中途で挫折し、なにも達成せずに辞めてしまうと「中途で挫折する悪い癖」がつきます。(最悪の習慣です)
 
   お子さまがどちらになるかは幼児の頃からの親の教育・躾次第です。

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土曜日設定のクラスはございますでしょうか。(No.837)

2019年06月17日 20時03分43秒 | 受験・学校
初めて問い合わせさせて頂きます。 現在年少の子がおります。 小学校受験を検討しておりますが、土曜日設定のクラスはございますでしょうか。 ご教示頂けますと幸甚です。 どうぞ宜しくお願い致します。


  ここ最近土曜日コースについてのお問い合わせがまた増えてきましたので、送信された方にも個別に返信致しましたが、ここで重ねて紹介致します。

  以前土曜午前に開催していた土曜日コースは現在はございません。現在年少のかたは年中の9月まで週1回(水または火)授業を受講します。 入学試験1年前となる年中10月からは月金または火木の週2回コースとなります。

  その理由ですが、ここ数年さとえ学園小学校の難易度が年々に上がっているため、入試1年前なのに授業日が週1回だけでは確実に合格することが困難だからです。土曜コースだけでは合格できそうもないのに生徒募集して運営するのであれば、「全員合格を本気で目指す受験塾」として自己矛盾となるからです。
  年中10月からは確実に合格できる週2回コースで実力を十分に培いましょう。

  尚、土曜午後開催のハイパーコースは塾生年長限定のオプションコースです。内容は志望校別、分野別の特訓授業で、 週2回コース受講者対象のプラスアルファの内容です。 よって、このハイパーコースだけの受講は効果が出にくいのでお受けしておりません。

  ちなみに、ご両親ともフルタイムで働いているご家庭のなかには、「子育てタクシ-」を利用されたり、祖父母様が送迎を担当されて通塾している方も少なくありません。ご相談下さい。
  ご質問・ご相談はお電話でもどうぞ、午前中であれば比較的じっくりと対応できますから。

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やったときは出来ていたのに、1~2ヶ月もするとできなくなります。どうしたら良いでしょうか?(No.836)

2019年06月12日 20時34分56秒 | 受験・学校
「やったときは出来ていたのに、1~2ヶ月もするとできなくなります。
どうしたら良いでしょうか?」

 これはよくいただくご質問なのでブログ上で説明致しますね。

普通の幼児にとってそれはよくあることです。しかし、そのままでは私立小学校入学試験の日には「出来ない」ということになり、合格できません。
 新しく学んだ知識、技術がその後も使うものであれば忘れないものです。例えば、小2で学ぶ九九はその後ずっと(一生)使うものです。だから、はじめにしっかり憶えれば忘れはしません。しかし、その場でやったきりで普段の生活であまり使わない知識はその後繰り返し復習をしないと、どこかにいってしまいます。
 つまり、日常生活であまりつかわない知識は繰り返し復習をして、はじめて本物の知識となるのです。

 幼児教育ですと、ちょっとピンと来ないかも知れませんが、高校受験で考えればすぐわかります。中1で地理を勉強し、中2で歴史、中3で公民をやると、受験勉強を何にもしないと中3の3学期(高校入試)のころには地理も歴史も忘れてしまいます。中1のときに中間期末テスト対策で地理もしっかり勉強して憶えたはずなのに忘れてしまうのです。これでは希望の高校に合格できません。そこで、実績ある高校受験指導塾では中3になってから公民に加えて地理、歴史のまとめ授業(復習)をも必ず並行してやります。それではじめて確実な知識となるからです。
 つまり、合格するためには、中1~2のときにやっただけでは不十分なのです。中3になってからもう一度総復習を直前1年間でやるべきなのです。これが正しい高校受験勉強なのです。

  小学校受験も同じです。「その単元を一度やっておしまい。」とはせず、期間をおいて、何度も繰り返すことが大切なのです。それによってはじめて知識が確実となり、応用問題も自力で解けるようになるのです。
ですので、それをはじめてやったときに出来ただけで安心せず、計画的に繰り返しやりましょう。そうすれば、必ず出来るようになります。この意味で「努力は裏切らない」のです。

手前味噌となりますが、ウエルストリームの「2.5年絶対合格コース」では、この「期間をおいて手を変え、品を変え、繰り返しやる」というこの手法を取り入れています。
だから、事実、多数合格するのです。

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私達「普通の国民」は何ができるのでしょうか?(No.835)

2019年06月08日 22時25分04秒 | アート・文化
  現代日本に生きる私達「普通の国民」にもその伝承された技術・知識を未来の日本国民に伝承し続けるという社会貢献が求められています。-と前回(No.834)のブログにありましたが、私達「普通の国民」は何ができるのでしょうか?

  そうですね。「普通の人」にもいろいろ出来ますよ。
例えば、鉄筋コンクリートの名古屋城天守を解体し、木造で作り直す計画が進行中ですが、それには莫大な資金が必要とされます。その建築資金の一助とするために寄付をしても良いと思います。現在名古屋市が中心になって寄付を募っています。

 「金シャチ募金(名古屋城天守閣寄附金)」
  https://www.nagoyajo.city.nagoya.jp/learn/tenshu/donation/

  名古屋城木造復元の趣旨と意義
 https://www.nagoyajo.city.nagoya.jp/learn/tenshu/

  あるいは寺院、神社の文化財保護プログラムに寄付しても良いです。
  https://www.daigoji.or.jp/collabo/diners/jp/

  また、経済的に余裕がある方は「加賀友禅」を購入することで「加賀友禅」の伝統芸術を守ることに役立つことができます。実際に本物の加賀友禅を購入する方が多くなれば、加賀友禅工房は潤います。その結果、加賀友禅作者は加賀友禅だけで生計を立て、十分な暮らしが出来るようになります。すると若い人々の中にも修行を積んで加賀友禅作者となろうとする者が増えていきます。結果として加賀友禅の伝統技法が将来にわたって伝承されていくのです。

  加賀友禅は分業せず、一つの工房で手書き、手作業で仕上げるためどうしてもお高くなりがちです。しかし、あなたが購入すれば総手仕上げの素敵な着物が手に入り、それが周り巡って伝統工芸の加賀友禅を守り育て、300年もの歴史のある加賀友禅の伝統技法を未来の日本国民に伝承することにもなるのです。

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本物にしかない輝き(No.834)

2019年06月03日 20時35分33秒 | アート・文化
  城好きの中には「現存12天守ばかりを有り難がり、再現天守はちょっと・・・」という方がいらっしゃいます。私も主に観光客目当ての鉄筋コンクリート製再現天守にはそれほど関心がありません。なぜなら、鉄筋の再現天守はいわば日本刀(真剣)に対する亜鉛合金製の模擬刀のようなものだと思うからです。外見を「在りし日の木造天守」そっくりに似せて建築してはいるけれど、所詮偽物だからです。

  しかし、大切に保存されていた図面をつかい、極力その図面にそい、かつ、建築材料も吟味し、建築技術も当時の日本古来の技術を再現して建築された木造天守は本物です。たしかに築城は現代で、新しいですが、素晴らしいです。
日本刀も現代の玉鋼(日本刀の材料鋼)を使い、古来から一子相伝で伝わったきた作刀技術で往古の名刀以上を再現せんとして作刀した日本刀は本物です。亜鉛合金で外見だけを似せた、切れない模擬刀など比べものになりません。

  無論スプリンクラーなどの防火設備や避難口、空調設備などは当時の図面にはなかったものですが、設置されています。また、金沢城の再現された五十間長屋では、現代の耐震建築基準に合わせるために檜の柱のサイズを元々の図面の11寸×11寸から14寸×14寸に変更しています。なぜなら、現在の安全基準を満たさない建築物では一般の人が中に入って見学できなくなるからです
  つまり、古来の図面、材料、工法を尊重し、かつ、安全設備や空調設備では現代最高の技術を活かし、木造で再現するという方法をとっています。
昭和の時代に鉄筋コンクリートで建築された名古屋城天守も解体され、木造で再現するとのことです。
  ちなみに、国も城を再現する場合には、現在は木造以外を認めていません。

  佐賀城の本丸御殿、名古屋城の本丸御殿、金沢城の五十間長屋など、この時代にきちんと発掘調査をし、保存図面をはじめとする貴重な資料をつかい木造で内外部とも建築当時の姿に再現されたものです。新しくても本物は素晴らしいですよ。「本物にしかない輝き、オーラ?」がありますから

  是非お子さまといっしょに行って、お子さまに本物をみせてあげて下さいね。


  ところで、このように歴史的建築方法(木造)で再現したり、姫路城をはじめとした現存天守を解体修理をすることは、大工、左官をはじめとして我が国古来の優れた木造建築技術を未来に伝承することにもなるのです。文化・芸術の保存・保護とは過去に制作された「物」を博物館・美術館で保管するだけでは不十分なのです。伝統工芸技術を有するその文化・芸術の担い手を育成し、伝承していってはじめて保存したと言えます。

 海外では素晴らしい歴史的価値の高い作品が博物館に多数収蔵されています。しかし、ギリシャ、エジプト、ペルーなど現代にその作品を制作できる技術・知識の伝承された子孫はその国にはほとんど残っていないとのことです。我が国では歴史上の僥倖なのか、天の配慮なのか、幸運にも千数百年にもわたって文化・伝統工芸技術が伝承されてきているのです。そして、現代日本に生きる私達「普通の国民」にもその伝承された技術・知識を未来の日本国民に伝承し続けるという社会貢献が求められています。 

  

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