全然教育と関係ない車の話です
今や世界中で完全電動車へ移行する流れとなっていますが、現状の我が国では完全電動車へ移行するのは時期尚早であると思います。
理由
- 充電スタンド?がガソリンスタンドのように多く設置されれば良いですが、長距離ドライブの旅先で充電出来る場所をわざわざ探して充電しなければなりません。乗ってみるとわかりますが、電池の残りが減ってくると相当プレッシャーです。
- 購入して数年経ち電池が古くなり劣化すると完全に充電しても航続距離が短くなってくるので、電池交換が必要になる。この電池が高価で数十万円もする。だから、高価な電池交換が必須なので中古車の人気がなく、日産リーフなど完全電動車は値落ちが激しい。同じ車を一生乗り続けるのは困難で、いつか売ることになりますので出口戦略を立てにくいのは・・・・。
- 古いマンションやアパートやよくある空き地の月極駐車場にはそもそも充電設備がありませんし、充電設備の設置も事実上不可能。
- 車がCO2を排出しないので環境保全に役立つといいますが、電気のほとんどをCO2を排出する火力発電に頼っている現状では意味がない。発電のほとんどが原子力発電になった上での完全電動化であれば、CO2排出総量は減りますが・・・・。
そこで、提案なのですが、過渡期として、完全電動車+発電機(ガソリン)とするのはどうでしょうか。
例えば、日産のeパワー(ガソリンエンジンは発電機としてだけつかっていて、100%電気自動車と同じモーターで走行)のキックスなどに充電機能を加え、充電設備から充電できるようにする。いわばeパワーのPHEV版です。
こうすれば、通常は充電して電気だけで走行し、電池が切れたら発電機回して充電して走行するのです。これなら長距離でも、充電設備の少ない地域でも安心です。