絶対合格

熱血塾教師35年+教育コメンテーターのオールマイティー井澤が 「受験」、「子育て」の成功法を公開!

開成、筑駒、桜蔭の受験合格については先達に聞け!(No.180)

2013年05月31日 12時00分48秒 | 受験・学校

 

どの世界にも先達(先輩)はいるもので、何か事をなそうとする(新しいことをする)場合は先達(先輩)から聞き、それを参考にして、準備し、実行すると良い結果をだせます。<o:p></o:p>

 

 例えば、ピアノやヴァイオリンなどの楽器がそうですし、剣道などの武道やスポーツもそうです。<o:p></o:p>

 

 では、中学受験はどうでしょうか?<o:p></o:p>

 

 学校、塾の指導に任せておくだけでなく、親として、情報収集も必要です。できれば、お子さんの志望校に合格し、今実際に通わせている方から受験生時代の話を聞くのも大切です。

  ここで注意して欲しいのは、人はなかなか本当のことを言わないということです。例えば、開成に合格した方のご両親様の中に「うちは、そんなに勉強させなかった。でも、開成に合格した。」と語る方がごくたまにいらっしゃいます。この発言は謙遜して語っているのか、勉強しなくても開成に合格できるほど我が子の頭が良いと自慢しているのかわかりませんが、本気にしないほうが良いです。無論以前も話したように。100万人に一人ぐらいはそういうお子さんもいるかもしれませんが、通常、勉強せずに開成、筑駒、桜蔭には合格できないからです。やはり、「子供は自主的にかなり勉強していました。」と語る方の話を聞くほうがプラスになります。

 

 「知り合いに志望校の生徒がいない。」-そういう方こそ受験勉強が本格化する前に志望校の文化祭等に親子で行くことをおすすめします。そこで、お子さん自身にその在校生に話しかけさせ、(インタビューさせ)その場でいろいろと質問させるのです。<o:p></o:p>

 たとえば、

 

1)学校は楽しいですか?

2)どういうところがおすすめですか?

3)将来どうなりたいですか?

4)受験のときはどこの塾に行っていましたか?

5)小6のときは一日どのくらい勉強しましたか?

6)勉強していて、なにか大変なことはありましたか?

7)この学校にどうしても入りたいと思っています。

なにかアドバイスをしてもらえますか?

<o:p></o:p>

 

ということを、相手を見て、親切に語ってくれそうで、時間のありそうな在校生にインタビューするのです。もし良ければ、いっしょに写真を撮ってもらってきます。<o:p></o:p>

 

こういうことが、励みになり、志望校受験の大きな動機付けになるのです。<o:p></o:p>

 

是非、試してみて下さい。お子さんがまた一歩合格に近づきます。<o:p></o:p>

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さとえ学園小学校のさとえフェスタ2013に行ってきました。(No.179)

2013年05月27日 09時21分04秒 | 受験・学校

   さとえ学園小学校で複合型教育の発表会であるさとえフェスタ2013を見てきました。良かったです。バレエ、空手、ヴァイオリンも本格的でした。ウエルストリームの卒塾生も出ていて立派でした。
   私立小学校の評価は総合評価です。この機会に多くの学校を見学して、ご家庭の方針にほぼ一致する学校を選びましょう。

 

    ところで多数の卒塾生の御父母様からもお声をかけていただき有り難うございました。大変懐かしく思い、嬉しかったです。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

先日開智小学校(開智学園総合部)の塾・幼児教室・幼稚園のための説明会に行って、貴重なお話をたくさん聞

2013年05月24日 10時01分00秒 | 受験・学校

開智学園は年々改善の学校で今年も入試制度を改革しています。大枠は変化がないものの入試を9/2810/2612/14の3回実施に変更しました。他の埼玉県内私立小学校が軒並み3回実施しているのでそれに合わせただけと思いきや、開智ならでは発想で、3回目は特色ある入試になりそうです。青木理事長先生曰く「同じような入試を3回やってもしょうがない。開智が3回目をやるからには第1回、第2回と選抜のしかたを変えたい。」<o:p></o:p>

 第3回は「体験入学型の入学試験」とのこと、第1回、第2回とは試験科目も配点も採点基準もまったく変わりそうです。詳細は今後の開智学園の入試説明会で説明があるそうです。<o:p></o:p>

  受験生とお受験教室にとっては合格するチャンスが増えるのですから大歓迎です。
   <o:p></o:p>

  

ちなみに、開智ならでは入試問題であるペーパーB問題の入試成績と入学後の成績の追跡調査を行ったそうです。その結果、「入学試験のペーパーBで成績がよかった生徒さんは入学後も算数・数学で上位の成績をとっている。」とのことです。つまり、理数系に強い生徒さんを採れるということで、ペーパーBの効果が実証されているのです。ですから、ペーパーB問題は今後も継続されていくと思います。
   <o:p></o:p>

 

ところで、開智入試担当の山本先生からこんな嬉しいお話も頂きました。ウエルストリームの塾生18名が合格を頂いた平成24年秋の入試のことですが、<o:p></o:p>

 

先生:「ウエルストリームさんには今年もやられました。」<o:p></o:p>

 

私 :「えっ~?どういうことですか~。」<o:p></o:p>

 

先生:「ウエルストリームの生徒さんのペーパーBの成績、今年も断トツで上位ばかりですよ。1番出来ていました。問題を変えても、毎年トップをとるんですよね。どういう指導をされているんですか?」<o:p></o:p>

 

私 :「え~、まあ・・・、どうしても合格させてやりたいのでたくさん勉強させています。お褒め頂き有り難うございます。塾教師として励みになります。今年度も開智の先生方のお眼鏡に適う生徒に仕上げた上で受験し、全員合格させたいと思います。よろしくお願い致します。」

  
  
    

那須野校長先生へ<o:p></o:p>

 総合部開設準備室長時代からいつも親しくお話を頂き有り難うございます。先生にお会いすると、私もいっそう燃えてきます。今後ともよろしくお願い申しあげます。

  
    

青木理事長先生へ<o:p></o:p>

 学校運営について大変貴重なお話を頂き有り難うございました。微力ながら私も生徒の人間力向上を通じて貢献したいと思います。<o:p></o:p>

<o:p></o:p>


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5/19さとえ学園小学校の学校説明会に塾生とその御父母様と一緒に行って来ました。(No.177)

2013年05月20日 09時00分00秒 | 受験・学校

開校して10周年を迎え、ますます充実しているという印象でした。日曜開催は私のように土曜出勤の者には大変有り難いですが、生徒の様子を見てみたいです。

そう思っていたところ、5/26「さとえフェスタ」という複合教育のイベント?があって、在校生とその御父母様が集まり、そこに未就学児とその御父母様も参加できるとのこと。そして、これは開校10年にして初の試みとのこと、これは絶対見逃せませんね。<o:p></o:p>

 それに、ウエルストリームからは毎年平均10名もここさとえ学園小学校に入学しているので、小1~6の6学年で実に60名余りも教え子達がいます。さとえ学園小学校で立派に成長した姿を見たいですから。<o:p></o:p>

   私も参加させていただきます。
  <o:p></o:p>

   下平校長先生、よろしくお願い申し上げます。<o:p></o:p>

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年少の女児の母です。自分自身が親からあまり教わってこなかったので、子供に「人として大切なこと」を教え

2013年05月17日 10時07分00秒 | 受験・学校

 

人は誰でも赤ちゃんからスタートします。そして、食事を与え、睡眠をとり、健康にしていれば、放っておいても背は伸びるし、成長します。しかし、「心の持ちよう」とか「人として大切なこと」は親や周囲の大人達がしっかり教えてあげないと身につきません。そして、それがその子の生き方=人生における価値基準(尺度)になっていきます。ですから親や周囲の大人達は責任重大です。

「子供の自主性を尊重すべき。」との耳障りの良い議論がよくありますが、善悪の区別とか礼法など「人生の基本」を身につけた後に、はじめて自主性の尊重ではないでしょうか?そうでなければ善悪も礼法もわからない子供の自主性尊重は「わがまま尊重」であり、結局、「無責任な放任(教育放棄)」の言い訳になってしまいます。<o:p></o:p>

 子育てで最初に教えるべきなのは「善悪の区別」です。世の中には、やっていいことと悪いことがあります。それを子供の心のレベルに合わせて教えていきます。

次に教えるべきなのは自分を慈しみ大切に育ててくれている両親、祖父母をはじめとして周囲の人々に対する「感謝の心」です。<o:p></o:p>

 

3番目に教えるべきなのは「思いやりの心」です。

4番目に教えるべきなのは「正直で素直で謙虚な心」です。

5番目に教えるべきことは「人としての礼儀作法(礼法)」です。

6番目に教えるべきことは「自立と自律」です。

7番目に教えるべきことは「人生の意義と目標」です。

<o:p></o:p>

 これをお子さんの年齢と意識レベルに合わせて順次教えていきます。<o:p></o:p>

 

もちろん難しい言葉で話しても本当には理解出来ないので、お子さんが理解できるようなお話を作って(創作して)話してあげると良いです。<o:p></o:p>

 

お話を自分自身で作る余裕がないときは既存の本から引用して話してあげても良いです。<o:p></o:p>

 そういう「いい話」が沢山出ているのが、実は明治・大正・昭和に学校で教えていた「修身」の本です。「修身=戦前の軍国主義教育」という決めつけは×(早合点)です。試しに中身を読んでみて下さい。以前紹介した渡部昇一先生監修の本に加えて<o:p></o:p>

  

精撰尋常小学修身書―明治・大正・昭和…親子で読みたい (小学館文庫) 精撰尋常小学修身書―明治・大正・昭和…親子で読みたい (小学館文庫)
価格:¥ 750(税込)
発売日:2002-05

もおすすめです。現代語仮名遣いで掲載されているので読みやすいし、文庫本ですから気軽に読めます。<o:p></o:p>

 

もし「塾屋大賞」という賞ができたら、私が1位に推したい本です。<o:p></o:p>

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子供のときに聞いた「いい話」というのは心の奥底に刻まれていて、普段は忘れているようですが、成人後の価

2013年05月13日 11時05分50秒 | 受験・学校

  小学校低学年?の道徳の時間に習った米国大統領となったジョージ・ワシントンの子供の時の話は今でも憶えています。こんなような話だったと思います。
   
 

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
   

あるとき、新しい斧を父親から買ってもらったジョージは嬉しくて、斧をつかって遊んでいるうちに父親が大切にしている桜の木を間違えて切ってしまいました。翌朝気づいた父親が「誰のいたずらか?」と尋ねたとき、父親が怒ると思いジョージは初めは黙っていました。父が「偽り(嘘)は悪いことですよ。」と話したので、父に「僕が間違えて切り倒してしまいました。どうか許して下さい。」と自分から正直に話しました。すると、父は「数千株の桜よりジョージのその正直な一言を聞けたことが嬉しい。」と言って褒めてくれました。
   

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

 

この話は正直に振る舞うことの大切さを子供達の心に深く刻むと思います。<o:p></o:p>

 と同時に親達に対しては「我が子が間違えて何かをしでかしたとき、正直にいうように話し、自分から謝ってきたら、それを許し、正直さを褒めることが大切で、許すことと正直さを褒めることが子供を正直で誠実な人にする秘訣である。」と教えています。<o:p></o:p>

  

ところが、子供に対して「怒らないから、正直に言いなさい。」と言っておきながら、子供が正直に言ったら「何をやっているの!」と怒り、罰まで与えてしまう親がいます。これは親のほうがよく考えないで感情に走るとそうなりがちです。<o:p></o:p>

 

「正直に言ったら怒らない。」と親が言ったから子供は正直に言ったのにそこでメチャメチャ怒られたら、次からは「どうせ怒られるから絶対に本当のことは言わない。」と決意してしまいます。そして、そういう経験を何度か積むとその子は「正直者はバカを見る。何をしてもバレなければいい。問い詰められても自分がやったなんて絶対に認めない。」と学んでしまいます。<o:p></o:p>

 

つまり、周囲の大人達が子供を「ずる賢い、卑怯な人間」にしているのです。
<o:p></o:p>

 学生時代はそういう「卑怯で嫌な奴」でも学力やその他の能力が高ければ通用するかもしれません。
   <o:p></o:p>

実社会ではどうでしょうか?一時はそういう人間性でも通用するかもしれません。しかし、世の中捨てたものではありません。5年~10年単位では周囲の人々から「不誠実でずるい人」ということで信用されなくなり、仕事もうまくいかなくなると思います。<o:p></o:p>

 

つまり、我が子を不誠実な人にしてしまっては、学力や才能があったとしても、長い人生では真に成功できないと思います。
   
 

子供がいけないことをしてしまったら、それはピンチです。しかし、そのピンチを「正直に振る舞うことの大切さをお子様の心に刻むチャンス。」と対応次第で変えられます。<o:p></o:p>

 

「ピンチはチャンスなのです。」ピンチをそのままピンチとしてしまうのか、智恵をつかってピンチをチャンスに転じることができるのかは実は親の対応次第なのです。この意味で親の力が大切です。<o:p></o:p>

 

この続きはまた後日<o:p></o:p>

 

<o:p> </o:p>

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月9日(木)星野学園小学校の幼児教室対象説明会に行って来ました。(No.174)

2013年05月10日 10時40分18秒 | 受験・学校

 日本伝統の教育の良さを活かし、学力はもちろん人として大切なことのすべてを教える「全人教育」を始めて117年、星野学園はここ埼玉県ではもっとも歴史のある私立学校です。その星野学園が満を持して創立したのが星野学園小学校です。小学校もこの4月で既に7年目も迎え、1期生が星野学園中学校に進学しました。
  <o:p></o:p>

 

  しっかりとした考え方にそって「人」として大切なことをここ星野では教えています。「学力だけの人」は大学受験では成功できたとしても、実社会に出てからは成功できないことが往々にしてあります。
  <o:p></o:p>

 

  星野学園小学校に行き、休み時間に廊下で会うと生徒達が口々に「こんにちは!」とニコニコしながら挨拶をしてくれます。星野校長先生が説明会でおっしゃっていることがまだ入学して1ヶ月の小1から実践されているのです。-これが大切です。良いこと、素晴らしいことを「これこれこうありたい!」と口で言うのは簡単ですが、なかなかそれを実践できていないのが普通です。
   

 

「教育」は欧米流の「結果主義」とは相容れないもので、「教育こそ学びの過程を大切にするべき」という日本伝統の考え方に立って星野学園の教育が実践されています。良い結果を出すことはもちろん大切ですが、「結果さえ良ければ良い。」という教育は子供達の人間性を低くしてしまうからです。
   

 

 さらに、米国流のゼロトレランス(zero-tolerance)の考え方をとらず、子供達がなにか失敗したり、間違ったことをしても、正直に申し出れば「許す教育」を実践しています。なぜなら、成長の過程にある子供達は失敗をするものですし、ときにはいけないこともしてしまうかもしれません。そして、その失敗の中に学びがあるし、自らの至らない点を心から改め、反省し、同じ失敗を繰り返さないことにより、子供達は成長するからです。これが本来の日本の教育なのです。星野学園小学校はまさに日本伝統の教育を体現しているのです。
   

 

 星野学園小学校では当然のこととしているので特に説明会では強調しませんが、「正直さ、正直なこと、正直に振る舞う」を根幹としています。だから「許す教育」が実践出来るのです。生徒達に「正直さ」を求める以上、無論先生達、学校全体も正直です。実際に出来ていないことは説明会では言いませんし、約束もしません。いわゆる「営業トーク」がないのです。だから、一見地味に見えます。しかし、それが本来の「あるべき姿の学校」だと思います。
   <o:p></o:p>

 

 星野校長先生のお話、星野学園の先生方のお話を聞く度に「星野学園の理念の根底には聖徳太子の時代から続く日本古来の価値観が流れている。」と感じます。お子様を「不言実行型の正々堂々とした人間力ある人」にしたかったら、ここ星野学園小学校がおすすめです。
   <o:p></o:p>

 

 

 

<o:p> </o:p>

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やっと「奇跡のクラーク・コレクション」に行ってきました。(No.173)

2013年05月06日 10時04分00秒 | アート・文化

ルノワール22点、他にコロー、ミレー、マネ、ピサロ、モネなどフランスの名作絵画が73点もクラーク美術館からきています。どれもこれも珠玉の作品ばかりで、本当に素晴らしいです。よく名作ばかりをここまで集められたものです。このコレクションはもともとクラーク夫妻が買い集めた個人のコレクションというのですから驚きます。クラーク氏は莫大な財産を築いたシンガーミシンの創業者の孫とのことです。

 ルノワールやミレーの作品についてはいろいろな美術展や美術館でその多くを鑑賞してきて有名どころはほとんど見てきましたが、今回は実物を初めて見る作品が多かったです。それもそのはずで、73作品中59作品が初来日とのことでした。

中でもルノワールの「若い娘の肖像(無邪気な少女)」がよかったです。帽子をかぶった清楚な少女の肖像画で、ちょっと恥ずかしそうに目線をずらして唇に人差し指をあてている表情がいいです。

風景画ではモネの「ジヴェルニーの春」がよかったです。モネと言えば一連の「睡蓮」の作品ですが、この作品はモネの自宅の庭や池ではありません。おそらくモネの自宅近くの雑木林の風景だと思います。春の心地良い風が近景の明るい草原から雑木林を通って軽やかに吹き抜けていくように感じました。

 ドガの「稽古場の踊り子たち」もすばらしかったです。バレエを練習している少女たちの絵でリズムをとる音や少女達の会話が聞こえてくるようです。

クラーク展、お薦めですよ。前回シャルダン展を開催した三菱一号館美術館で5/26までやっています。

これは見逃せませんよ。今回はクラーク美術館が安藤忠雄設計によって増改築工事をするので、特別にクラコレの主な作品を世界中で紹介しているだけですから。通常は米国マサチューセッツ州のクラーク美術館に行かないと見られないそうです。

http://mimt.jp/clark/top.html


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

先日星美学園小学校の幼児教室懇談会に行ってきました。(No.172)

2013年05月03日 10時07分00秒 | 受験・学校

  私立小学校によって懇談会(説明会)で強調することが全く異なっています。私立小学校それぞれの建学の精神(理念)が全く違うのだから当然と言えば当然ですが、驚くほど違いがあります。また、実際に学校内部を見学し、授業を見学するとその違いは際だっています。

 

 例えば、この時期はどこの私立小学校でも1年生はまだ入学したばかりで授業を落ち着いて聞いていない子がいたり、身の回りの整理整頓が出来ていない子がいたりします。

 

しかし、星美の先生方は「まだまだです・・・・これから私達が教育していきます。」とおっしゃっていましたが、他の私立小学校と比べるとかなりきちんとしています。
    

 懇談会終了後、ウエルストリームの卒塾生が1年Aクラスにいるので授業を見に行ったら、たまたま音楽の時間で4階の音楽室にいるとのこと、他のクラスの先生が親切に案内してくれました。音楽室に入ると、専科の先生が熱心に聖歌の合唱指導をされていて、生徒達もそれに応えていました。一所懸命に大きな声で歌うだけでなく子供達の歌っている顔の表情まで指導していたのが印象的でした。ここまでの指導を一般のクラスでもされているからこそ、星美学園の聖歌隊がNHK合唱コンクール(小学校の部)の全国大会で優勝できるのですね。

どの学校でも合唱コンクールには合唱部や聖歌隊に属する生徒だけが出場します。だから、その生徒達だけ指導すれば良いようにも思えますが、実はそうではありません。学校全体が合唱を重視し、普段の音楽の授業から、生徒達が曲・歌詞の内容を深く理解し、心を込めて歌うように指導し続けた結果、合唱部や聖歌隊も素晴らしい合唱を披露できるのです。

ここ星美学園小学校はカトリック・ミッションスクールですから、言うまでもなくキリスト教的な人間観・世界観に基づいた教育をしています。しかし、「キリスト教系の学校=慈愛の精神を説く学校」というような単純な決めつけだけでは語りきれないほど素晴らしい教育をされています。なかなか一言では言い表せませんが、敢えて言えば、「キリスト教の教えに基づいて人間力ある人を育成し、社会に貢献し、人々の幸せために生きることが出来る人を育成する教育」を方針としています。

 

そのためには学力だけでなく、コミュニケーション能力があり、喜んで奉仕する奉仕の精神を持ち、心を鍛え、身体を鍛え、人生において正しい判断を下せる人でなくてはなりません。

   

教室内に正面に掲示してある校訓「清い心、たゆまぬ努力」を実践した結果、星美学園小学校の6年間で子供達は「やさしくて、かしこく、たくましい子」に成長していきます。
   

 星美学園小学校、お薦めです。さすが開校67年目の私立小学校です。昔から学校としてすべてにおいてきちんとしています。私事ですが、私は赤羽付近で生まれました。その後我が家は宮城県に転居し、中学3年の4月に帰ってきましたので私自身は星美小学校出身ではありませんが、私の従姉妹は幼稚園から短大までずっと星美学園でした。ですから星美のことは昔からよく知っています。一度実際に行って御父母様ご自身の目で確かめてみて下さい。星美は御父母様のご期待をけっして裏切りません。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする