どの世界にも先達(先輩)はいるもので、何か事をなそうとする(新しいことをする)場合は先達(先輩)から聞き、それを参考にして、準備し、実行すると良い結果をだせます。<o:p></o:p>
例えば、ピアノやヴァイオリンなどの楽器がそうですし、剣道などの武道やスポーツもそうです。<o:p></o:p>
では、中学受験はどうでしょうか?<o:p></o:p>
学校、塾の指導に任せておくだけでなく、親として、情報収集も必要です。できれば、お子さんの志望校に合格し、今実際に通わせている方から受験生時代の話を聞くのも大切です。
ここで注意して欲しいのは、人はなかなか本当のことを言わないということです。例えば、開成に合格した方のご両親様の中に「うちは、そんなに勉強させなかった。でも、開成に合格した。」と語る方がごくたまにいらっしゃいます。この発言は謙遜して語っているのか、勉強しなくても開成に合格できるほど我が子の頭が良いと自慢しているのかわかりませんが、本気にしないほうが良いです。無論以前も話したように。100万人に一人ぐらいはそういうお子さんもいるかもしれませんが、通常、勉強せずに開成、筑駒、桜蔭には合格できないからです。やはり、「子供は自主的にかなり勉強していました。」と語る方の話を聞くほうがプラスになります。
「知り合いに志望校の生徒がいない。」-そういう方こそ受験勉強が本格化する前に志望校の文化祭等に親子で行くことをおすすめします。そこで、お子さん自身にその在校生に話しかけさせ、(インタビューさせ)その場でいろいろと質問させるのです。<o:p></o:p>
たとえば、
1)学校は楽しいですか?
2)どういうところがおすすめですか?
3)将来どうなりたいですか?
4)受験のときはどこの塾に行っていましたか?
5)小6のときは一日どのくらい勉強しましたか?
6)勉強していて、なにか大変なことはありましたか?
7)この学校にどうしても入りたいと思っています。
なにかアドバイスをしてもらえますか?
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ということを、相手を見て、親切に語ってくれそうで、時間のありそうな在校生にインタビューするのです。もし良ければ、いっしょに写真を撮ってもらってきます。<o:p></o:p>
こういうことが、励みになり、志望校受験の大きな動機付けになるのです。<o:p></o:p>
是非、試してみて下さい。お子さんがまた一歩合格に近づきます。<o:p></o:p>