新社会人となって、見ること、やること、すべて初めてのことばかりかもしれません。
上司や先輩職員から仕事を教わり、指示通りに仕事を進めていくと思います。はじめは無我夢中かもしれませんが、そのとき是非やっておくべきお薦めがあります。
3、それはその仕事(業務)の過程を始まりから終わりまですべて記録しておくことです。
上司の指示から始まり、準備段階、実行段階、報告・連絡・相談、実施そして検証。PDCAサイクル*のすべての段階で詳細に記録とりながら実行するのです。そうすることにより検証が容易になるし、次回同種の仕事の指示を受けたとき、初回より速く正しく改善した仕事を実行できるようになります。毎回毎回すこしずつですが、バージョンアップした仕事ができ、何年か後には大きくレベルアップします。
社会人としての仕事は毎年毎月同じような仕事をしているように見えますが、このように担当者の心がけ次第で常に仕事の質を向上させられるのです。この仕事の進め方の記録は自分だけの宝物です。そして、近い将来先輩として後輩や新人の指導を任されるようになったとき、この「自分だけの宝物の記録」がまた大活躍します。
こういうことを上司先輩から言われなくてもやっておくのが100点満点の新社会人です。