「育ち」は決して悪くはないけれど、良くもなく普通だから、今一つ所作やふるまいに自信が持てないという方にお薦めです。
「育ちの良さ」とは「子供の頃からのしつけの良さ」と思っていました。だから、今さら「育ち」について言われても・・・・
ところが、本書の作者は「育ち」は今から自分で変えられる!と主張しています。
なぜなら「育ち」とは、その方の佇まいのこと。所作やふるまいを、知っているかいないかだけとのことです。
なるほど、所作やふるまいなら心がければ良き方向に変えることができます。
そして、あるべきふるまいや所作が出来てくると、周囲の人々に対しても自然な心遣いが出来てきて人間関係も良くなります。結果。品が良く見えてきます。
尚、もともと育ちが良く、品が良い方は本書を読んでも、「ほとんど知っているし、こういうことは特別なことではなく普段からそうしています。」と思うでしょうね。そういう本です。
2020年2月に発売されてから、じわじわと売れてきていまベストセラーです。