絶対合格

熱血塾教師35年+教育コメンテーターのオールマイティー井澤が 「受験」、「子育て」の成功法を公開!

自分と自分の国に誇りをもつことはいけないことでしょうか。(No.588)

2017年01月20日 11時45分27秒 | 受験・学校

日本に住んでいるのに「こんな国に誇りを持てないし、誇り(自信)など持つべきではない。」-と思ってしまう方へ

 

それではどういう国なら誇りを持てるのでしょうか?

 

 また、自分自身に誇りを持ち、自分の出身(家、出身校、郷里、国)に誇りを持つことがいけないことなのでしょうか?

「自分自身と自らの出身に誇りを持ち、自信がある。だから、それに恥じるようなことなんて出来ない。」-そう思って、正々堂々と努力すると成功しやすいです。そして、一人ひとりがそう思って勤勉に努力している学校・郷里・組織・国はいっそう素晴らしくなっていくと思います。

 逆に自らに自信が持てず、自分の出身を恥じていると、人は投げやりになり、「どうせ自分はこの程度の人間だから・・・」と卑下し、本当に恥ずべき行動をとってしまいがちです。

 

 だから、家庭でも、父親、母親、家族の素晴らしいところに光をあて、子供にそれを教え、自分の父母、家族を誇りに思い、かつ、自分自身にも誇りを持てるように育てるのです。そうすると子供は自分も立派な人物になりたいと願い、努力するようになります。

 さらに、入学後もその学校の素晴らしさに光をあてて、「素晴らしい学校にいるのだから、この学校をみんなでいっそう素晴らしくしよう!」とするのです。そうすると、学校全体が真面目に努力することを尊重する校風となり、ますます良い学校になっていくのです。

 会社(組織)、地域社会も国も素晴らしい点に光をあて、そのようにしていくのは同じです。

 

 ですので、家庭でも、学校でも、社会でも自分たちに誇りを持って、その誇りに恥じることなく正々堂々と努力し、家庭、学校、社会をより良くしていきましょう。

 国民一人ひとりが日本人であることを誇りに思い、日本という国に誇りを持つことにより、ますます、一人ひとりが良き行動をとり、国全体も良い方向に向かっていくのです。

 

 尚、自信と誇りを持つことと、自慢し、人を見下し、威張り、横柄な態度をとることとは違います。

 心の中で誇りと自信を持ちながらも、それを内に秘め、その人間力が自然と滲み出てくる、そんな人物を目指すのです。

 ちなみに、実社会でも本当に偉い人は謙虚で、礼儀正しく、分け隔てなく、相手を尊重しています。威張り、人を見下し、差別し、相手を尊重しない人は本当に偉い人ではなく、中途半端な人です。

 

 私はこの歳になっても、人間的にはまだまだです。だからこそ、欠点だけではなく、自分の素晴らしい点にも光をあて、自信と誇りも持って、日々精進し、自らを伸ばしていく所存です。そして、結果として人間力溢れる人物となり、生徒・御父母様・地域社会に良き影響を与える存在となれれば幸いです。

 皆様、今後ともご教示のほどよろしくお願い申し上げます。


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 寒さ厳しい折り、満席状態で... | トップ | さとえ学園小学校転(編)入... »
最新の画像もっと見る

受験・学校」カテゴリの最新記事