ここ最近マスクをつけずに歩いているお年寄りをよく見かけます。なぜなんでしょうか?急に暑くなってきたので熱中症を防ぐためということでしたらなら、やむを得ないこともあります。「新型コロナの感染は防げたけれど、熱中症で亡くなった。」のでは意味がありませんから。
しかし、「65歳以上の優先接種でワクチンを接種したから自分はもう安心だ。だからマスクも外して歩く。」ということでしたら、勘弁して欲しいですね。
もう少しの辛抱ですよ。マスクを外すのはワクチン接種の効果が実際に上がり、新規感染者が激減してからにしましょう。そうでないと、ワクチンを打っていない65歳未満の一般の方々に感染が急拡大するかもしれません。「ワクチンをうった自分は感染しないのだから、マスクを外して良い」というのは「自分さえ生き延びれば良い、他人のことはどうでもよい。」ということにつながり間違いだと思います。マスクは自分が感染しないためと同時に相手に対して安心感を与えるためにしているからです。ですから、ワクチン接種希望者のほとんどの接種が終わり、効果が出るまでマスクを外すのはお互いに待ちましょう。
ちなみに、ワクチン接種はあくまで希望者にしているものです。65歳以上のお年寄り全員に接種しているわけではありません。だから、見た目65歳以上の方がマスクをしないで歩いていたら、その方がワクチン接種済みでマスクを外しているのか、接種していないのに無防備にマスクをつけていないかが傍からはわかりません。
ということもありますのでお互いにマスク外しはもっと世の中が落ち着いてからにしましょう。