一言では言い切れないです。このテーマだけで18時間以上講演できるくらいですから。
そうは言っても、せっかくご質問いただいたので
ちょっと披露しますね。
まずは、読書を好きにさせ、算数を好きにさせるのがスタートだと思います。
江戸時代の昔から我が国では幼年教育の根幹は「読み書き算盤」と言われています。
長年塾教師をやっていてつくづくこれは正しいと思います。
読書好きにさせるのは実は0歳から始まっているのです。
0歳からずっと毎日読み聞かせをし、まずはお話を聞くことを好きにさせます。そして、お話が大好きになったら、今度は「お父さん、お母さんが時間が無くて、読んであげられないときも、好きな本を自分で読めたらいいね。」「そのためにはひらがなを憶えないとね。」こんな風にもっていて、ひらがなを自分から憶えたいと思わせます。「子供が自分からひらがなを読めるようになりたい。」と言わせたら、そこで集中的に教えます。
この段階ではまだ読む練習だけです。書く練習は同時にはやりません。拗音や濁音半濁音を含めてほぼ完全に読めるようになったら、今度は親子でいっしょに同じ本を朗読します。読み方のコツ教え、一人でも上手に朗読できるようになったらたくさん褒めるのです。
お気づきとは思いますが、この話を貫いている教育方針
それは子供自身に「これこれこうなりたい。」と 思わせてから与えるのです。だから自ら熱心にひらがなを憶えようとするのです。
そして、希望を実現したらたくさん褒めるのです。これが大切です。