私立小学校の勉強以外に子供にやらせる自主勉強って何をやらせたらいいのでしょうか?
この質問はちょっと答えにくいですね。
というのは一言で私立小学校と言ってもさとえ小と開智小では進み方やその後の展開もまったく異なるからです。当然のことですが、また、学年によっても全然変わってきます。そして、何よりもお子様の現在の状況によってまったくかわります。既に塾に通っていたり、家庭教師をつけている方はその先生に訊いたほうが良いと思います。
しかし、こう言ってしまったら、身も蓋もないですね。
そこで、学校で苦手になりつつある科目があれば、すぐに手をうちましょう。そのに苦手になりつつある分野の基本的な問題集をまずやりましょう。この段階ではハイクラス○○とか、思考力育成○○とか、トップランク○○は買わないで下さいね。そういう応用問題はまず基本が確実に出来るようになってからですよ。とにかく基礎をいい加減にしたまま学年が上がっていくと・・・・・アウトですから、基礎練習重視です。
ところで、義務教育範囲の苦手科目(分野)というのは生まれつき苦手だったわけではありません。オギャーと生まれたばかりの赤ちゃんが「算数は苦手!」って言いますか?言うわけありませんよ。生まれてからこのかた、その分野について勉強が足りなかったら苦手になりつつあるのです。だから、十分な学習を積めばすぐに苦手ではなくなり、さらに、学習を進めると逆に得意科目(分野)にまでなるものです。
ですから、「算数が苦手」とか「国語の読解が嫌い」とか言わせないで、「必要な勉強をやってないだけだよ。やれば出来るようになるし、得意になるよ!○○だって練習したら、すぐに出来るようになったでしょう!?」言いきり、不足している学習分野について市販の問題集で学習させましょう!
いつも成績が私立小学校で上から20%以内に入っているお子様の自主勉強ですが、1000問解いたら999問正解するレベルまで基礎練習を積みましょう。それと並行して思考力育成問題集や文章題問題集や中学入試対策用の問題集をやりましょう。基礎を確実にして、応用まで得意にするという当たり前な作戦です。
ウエルストリームではこんな感じで指導しています。最低1学期に1回は私立小学校クラス生徒全員の御父母様と学習相談をしています。
尚、小1クラスは私立小学校受験部(幼児部)卒塾生だけで満席ですので新規に入塾を承ることができません。