開智小学校(開智学園総合部)独特の入学式に来賓の一人として出席してきました。
新入生のみなさん、おめでとうございます。
御父母の皆様、御入学おめでとうございます。
光栄にも来賓として招待されました。実は、開智小学校が幼児教室・塾関係者を入学式に招待したのは開校以来初めてとのことでした。
以前から卒塾生の御父母様から話には聞いていた開智小学校独特の入学式を是非見学したいと思っていましたので参列できてよかったです。
開智小学校の入学式が独特というのは
まず、新4年生の在校生が担当の新1年生の手をつないで入場してきます。そして、会場内の座席も新4年生のとなりに新1年生がすわります。新4年生は小声で新1年生に対してアドバイスをしたり、目で合図をして新1年生が無事参加できるように式典中ずっと気にかけています。その二人の間には温かい心の交流が感じられます。それは入学式のためだけのパフォーマンスではないからです。開智小学校は異年齢学級(チーム)をとっているので、新4年生の新1年生に対するケアがこの入学式から始まったのです。
新4年生は開智学園総合部(4-4-4制)最初の4年間(プライマリー)では最上級生となり、1年生から4年生で構成された異年齢学級(チーム)をひっぱっていくのです。異年齢学級では4年生ひとりひとり全員が1~3年生を率いるリーダーとして行動します。
その異年齢学級をひっぱっていく最初の仕事がこの入学式での新1年生に対する介助(エスコート)なのです。だから、新4年生全員が真剣そのものです。
「ちょうど4年前に新1年生で緊張していた自分をそのときの4年生が暖かく迎えてくれ、親切にしてくれた。今度は新4年生になった自分が新1年生を同じように暖かく迎えたあげたい。」そんな気持ちを感じる良き伝統となっています。那須野校長先生が学校説明会で入学式の感動的な様子をご説明されますが、まのあたりにして合点がいきました。
次に、新1年生全員が一人ひとり順に壇上に立って「決意表明」をするのです。
これも驚きました。ちょっと前まで幼稚園生だった新1年生がプライマリー(1~4年生)在校生全員の前で担当の新4年生に案内され壇上に立ち、緊張しながらも「おともだちをたくさんつくりたいです。」「たくさんごほんをよみたいです。」・・・等々自分の言葉でしっかり語っていました。素晴らしいです。
今年はウエルストリームからは8名開智小学校に入学し、皆上手に決意表明していました。(*^_^*)頼もしい限りです。
那須野校長先生、
心温まる素晴らしい入学式に参列させていただき有り難うございました。
心より感謝しております。
御校にはプライマリーだけでも50名以上ウエルストリーム出身の生徒が在籍しております。今後ともよろしくお願い申し上げます。