デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

南イタリア・シチリア島8日間の旅 (第2日目)

2011年07月03日 10時51分20秒 | 海外旅行
2011/6/24 (金曜日) 晴れ


カプリ島青の洞窟の観光を終えて、私達は次の観光地ポンペイ遺跡へ向いました。
歴史や地理などほとんどわからない実習生も「ポンペイ」という名前と大昔に
火山の噴火で埋まってしまった町だということだけは知っていました。
いったい、どんなところだろう・・・・
このとき何か事情があって添乗員さんは別のところにいてバスの中では現地の
外人ガイドさんが観光案内をしてくれました。

ガイドさんは「私は日本語はしゃべれません。 英語でゆっくり話します。」と
前置きしてポンペイの歴史などを説明し始めました。

「ぺらぺらぺら・・・(英語だからよくわかりません) ポンペイ・・・
ポンペイ・・・・ ポンペイ・・・・ ぺらぺらぺら・・・」

何だかわかりませんが“ポンペイ”という言葉だけよくわかりました。
おかげでポンペイの歴史や噴火のことなどはチンプンカンプンでした。

やがてバスは無事、ポンペイの町に着きました。
そして近くのカメオの工房へ案内され、カメオの工作過程や展示作品の見物を
しました。    細い鑿(のみ)を使って繊細な工作をすることには興味を
そそられましたが、美術や芸術には全く縁がない実習生には退屈以外の何もの
でもありませんでした。



↓  車窓からみたベスビオ山。 今は休火山です。



↓  この山が今から2千年前にこんな大噴火を起こしたのです。



↓  ポンペイ遺跡(世界遺産)の入り口です。



↓  ピーカンの青空。 日陰の無い遺跡巡りはとても暑かったです。











↓  発掘された建物の中も見物しました。  いつもメンバーの一番後にくっついてのこのこ歩く実習生は
    大体添乗員さんの説明が終わった頃、現場に到着するので内容がよくわかりません。
    何だか皆さんが天上を見上げています。 近くの方にお尋ねしたら「壁にネプチューンの顔が現れる」
    のだそうです。



↓   へぇー、珍しいんだねぇ・・・  どこ?、どこに見えるの?  
     一生懸命目を凝らしましたが全然見つけられません・・・・・・・



↓  「どこを見てるんですか?! あそこ、あそこですよ!」  おお、そうか! 見当違いを見ていたよ。
    なるほど、人の顔に見えるね。 これがネプチューンの顔か・・・  ところでネプチューンってなぁーに?



ポンペイはずーッと大昔(今から2千5百年前頃)からの商業の盛んな港湾都市で
大いに繁栄していましたが今から2千年ばかり前の西暦79年に近くの火山(ベスビオ山)
の大噴火で一夜にして埋め尽くされたしまったのだそうです。

ちなみに我が日本では昭和15年が「紀元2千6百年」なんて言って神武天皇が
即位してから2千6百年になることを大いに祝ったそうですが、ホントだかウソだか
何だかわからない神話の時代にイタリア(ヨーロッパ)では、こんな立派な石造りの
大都市が建設されていたのだからびっくりです。

えっ、「あなたは昭和15年生まれですか?」 ですってぇ・・・

いえ、いえ、私はもうちょっとヤングです。
だってさぁ・・・“ヤング”なんて言葉を知ってるんですからぁ~

さぁ、明日は世界遺産のアマルフィー海岸クルーズだ。

乞うご期待



コメント (4)
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