ZRXで草木ダムへ

金曜の夜は会社の仲間と打ち上げと称し飲み会。

二日酔いの重い頭を上げ天気のいい空の下を走る。
外気温も申し分ない。

日光の杉並木を走る、花粉が飛んでいるのだろうが私は感じない。
まだ雪の残る地帯を経由して走る。雪解け水が飛沫を上げる。
ゆっくり流して草木ダムに到着。

大半のバイクは群馬ナンバーだ、雪解け水で汚れたバイクは見当たらない。

きょうのミニツーリングは所々雪解け水が路面をぬらしている。
道に雪は無いが日光近辺の日陰になる空き地には雪が残る。

こんな所を走ればバイクは泥汚れが付く。そんなことは気にしない。


ふと思い出した。
このZRX号を買うときNC30を処分した。KMX125も処分した。
当時エリミネーターとVFRとKMXの３台を所有していたのだ・・・

VFRの性能はとても良かった。走る・曲がる・止まるすべて高性能だった。
カーブを走る時に走行ラインを目で追うとそのままバイクがラインをなぞって走る。
安心してバイクを傾けられるし、Ｓ字カーブの切り替えしも早かった。
ライディングテクニックの不足をバイクが補ってくれているようだった。
シャシダイナモで後輪出力を測るとMAX４０psだったがそれでも十分早かった。
VFRは名車だと思っていたが、そのライディングポジションがキツくて２時間乗ると肩こりと頭痛がしてくるのだ。
面白く走っても２時間経つと大嫌いなバイクになる。好き嫌いタイマーが付いているのだ。
当時バイクを３台も所有していたのでそれらが邪魔になることもあり、VFRを会社の同僚に貸し出したりもした。
２名に貸し出したのだがVFRは２週間や１ヶ月で帰って来た。扱いづらい様だ。その性能を絶賛する者は居なかった。

KMXは２ストオイルの白煙、オイル飛び散りがキライになったのと老朽化が進んだので処分。
２度焼きついたエンジンなのでスカスカなシリンダーの交換をする気は起きなかった・・・下取りへ。

それで、ＶＦＲとＫＭＸを処分してＺＲＸを買い、エリミネーターと２台体制にしたのだった。
(エリミネーターはエンジンのコンプレッションが下がり、Ninja号に入れ替えた)
ＺＲＸ号はもうじき５年目を向かえる。洗車しながら整備プランでも立てようかな？