つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

東京スカイツリー(11月)

2010年11月30日 | 日記
                東京スカイツリーの高さ(497m)

2012年春、東京の墨田区に、地上634メートル、世界一の高さを誇る展望タワー「東京スカイツリー」が誕生します。
350mと450mには東京都心や富士山を見渡せる展望台、商業施設には店舗を中心に「プラネタリウム」や「水族館」などがある東京の新しい観光スポットになります。

また、現在でも開業に向けて日々、成長を続ける建設中の東京スカイツリーは今しか見ることのできない貴重な観光名所となっています。
現在の高さは497mです。
第二展望台も見えてきました。

この写真は、春日通りが隅田川を渡る厩橋のところから写したものです。
とてもよく東京スカイツリーが見える場所として、最近では近くのビルに定点カメラを常設して、テレビ画面に映ることも多くなっている。

最近では、スカイツリーが話題となり、観光バスで建設中の現場を巡るコースも人気があるようだ。押上や業平橋駅からは建設現場を見に来る人でいつもいっぱいである。スカイツリーが高いので遠方からも見えるようになってきた。
日々見ているとあまり変化に気づかないが、3月に見に行ったときは398mであったので8ヶ月間に100mも上昇している。
完成までも益々多くの人たちが東京スカイツリー見物に訪れる。

(11月30日記)

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旅の講演とマジックの共演

2010年11月29日 | マジック
               社会福祉法人北野会でマジックを披露する

トラベルキャスター、旅行ジャーナリスト、エッセイストとして活躍している津田令子先生が、社会福祉法人北野会のマイライフ徳丸で講演会を担当した。
津田令子先生は、過日NHK青山文化講座においてトラベル推理作家である西村京太郎氏との対談による講演会を開催して成功させた人であります。

今回は旅を映像で鑑賞する内容で行った。
「御前崎」では、海を中心とした地域の様子を映し出し、分かりやすく解説を試みていました。後編は「東京都内の旅」で、古河庭園、御茶ノ水界隈、湯島聖堂、ニコライ大聖堂、湯島神社などを紹介。映像もとても美しく編集されてあった。

今回津田令子先生の依頼により、講演と私のマジック演技を組み入れたコラボレーションの形をとって、進行していった。
マジックは、観客が年齢層の高い人たちであったので分かりやすい作品を選んで披露した。
白い紙が瞬時に1万円札に変わるもの。箱の中に入れたお札がいつの間にか無くなっていて、再び出現してくるもの。3枚のトランプを見せて真ん中のカードを覚えてもらい、裏返しにして引き出すと別のカードに変わっているもの。
TAMC発表会でおみやげマジックとして披露した弾むボールと弾まないボール作品。
そして、卵と袋マジック。最後はロープを使用してカラフルなシルクを結びつけ左右のロープを結んで外側に引っ張るとシルクがすべてロープから離れているマジック。

津田令子先生の講演の合間に随時入れてもらったので、観客も終始見ていてくれた。
多くの人が見ている前でマジックをすると最初は緊張をするが、そのうちに楽しさが増してくる。種明かしなどをするとマジックに親近感を持ってくれるようだ。
このような機会に参加できるように練習を重ねて、更にマジック技術を高めていこう。

(11月29日記)
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真鶴の鮮魚料理店「岩忠」

2010年11月27日 | 日記
            真鶴の岩忠鮮魚料理を堪能する白鳥勝彦さん夫妻

白鳥勝彦さん夫妻に案内されて、真鶴の鮮魚料理店「岩忠」に入りました。
岩忠のしおりによると、詳細に記述してあった。
岩忠は50数年前、魚屋としてその産声をあげました。
数年後には商売の隆盛につれて干物製造業にと商いを広げ、そのかたわらに料理屋を新設いたしました。
これが今日の「岩忠」の前身となったのです。
次第に料理のうまい宿磯料理の岩忠へとお客様にその声をひろめていただき、今日では数多くの方々によろこんで頂いております。
美味しいもの食べたくなったら、是非岩忠へお越しください。
岩忠自慢の磯海席料理をどうぞお召し上がりください。

岩忠お薦め料理
ぶらっと真鶴に立ち寄った時お魚の美味しいのは食べたいけど高いからどうしょうか でもちょっと贅沢したいな。そんな方に大満足いただける海席料理があります。
【お気軽海席】1人前2500円税別(2人前より受)
塩辛、小付、お刺身姿盛合わせ、焼き魚、揚げ物、
サザエ茶碗蒸(当店オリジナル)御食事
上質の魚を用意しております。

*岩忠の人気料理(税別)
【金目鯛煮】2000円前後から(2人前位)
【鮑踊り焼】2500円から サザエ茶碗蒸500円
*コース料理
【舟盛】3000円から8500円
*定食
【鯵たたき定食】1700円 
【刺身定食】2000円

◎鮮魚料理「岩忠」への問い合わせ
 お食事処・お泊り処 地魚・伊勢海老・鮑料理
 電話0465-68-1101
■住所/〒259-0202 神奈川県足柄下郡真鶴町岩455-24
■営業時間/11:00~19:00
■定休日/木曜日
■駐車場/10台
■ホームページ http://www.iwachu.jp/
■E-Mail info@iwachu.jp


(11月27日記)
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「天井棧敷」元団員が初の同窓会

2010年11月25日 | 文化
  新高けい子さん(中)を囲んで、久しぶりの再会を喜ぶ「天井棧敷」の関係者たち

(東奥日報から)
寺山修司が主宰した演劇集団「天井棧敷(さじき)」の同窓会が22日夜、都内の宴会場スクワール麹町で開かれた。
寺山が1983年に死去、解散して以来、劇団員らが一堂に集まったことはなく、同窓会は初めて。16年間にわたり主演女優を務めた新高けい子さんら寺山劇を体現したメンバー約120人が27年ぶりに顔をそろえ、大いに盛り上がった。

寺山の写真が飾られた会場は、懐かしい顔がずらり。フォーク歌手三上寛さん、俳優山谷初男さん、歌手カルメン・マキさんらが次々にステージに上がり、寺山や劇団の思い出を披露した。

また、劇団解散以来、表舞台から姿を消していた新高さんが、映画「田園に死す」の挿入歌などをアカペラで披露。
「きょうは本当にうれしい。寺山作品の2作目『大山デブコの犯罪』の主演をやった時以来、2番目にうれしい。みんな愛しているよー」と呼びかけると、会場は大きな拍手に包まれた。

三上寛さんは「寺山さんはおれのアイドル。この人がいたから上京したし、今自分がいるのも寺山さんのおかげ」と話し、10月に寺山作品「星の王子さま」の舞台に出演したばかりのカルメン・マキさんも「皆さんと会うのは40年ぶりぐらい。あれっ誰かなと思っても、面影がやはりあります。懐かしいですね」と笑顔で話していた。

また、映画「書を捨てよ町に出よう」で主演した佐々木英明さんも平内町から駆けつけ、「いやー懐かしいです。寺山さんの詩にあこがれて、文芸部のスタッフとして劇団に入ったら、『おまえ、芝居やれ』と言われて。当時を思い出しますね」と、約40年前を振り返った。

同窓会は、新高さんが初めて自らの人生を語った「寺山修司に愛された女優」(山田勝仁著、河出書房新社)の出版記念会を兼ねて、寺山の元夫人の九條今日子さんが呼びかけて実現した。

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山田勝仁さんが著作本を出版

2010年11月24日 | 文化
              山田勝仁さんの著作本「寺山修司に愛された女優」

友人である演劇ジャーナリストの山田勝仁さんがこの度著作本を出版した。
題名は「寺山修司に愛された女優」(演劇実験室◎天井桟敷の名華・新高けい子伝) 河出書房新社 定価本体2000円

伝説の女優・新高けい子が初めて自らの人生を語る「最後の最後まで、寺山さんは私を飽きさせてくれなかった」
新高けい子は美人喫茶、ミスQR(文化放送)、キャバレー歌手、CMタレント、ピンク映画女優等々・・・。戦後日本の復興とともに生きた波瀾万丈な日々の先には、寺山修司という才能との出会いが待っていた」
1983年5月青山斎場で寺山修司の葬儀告別式が挙行された。献花の列に連なったのは3000人余。
ほほえむ寺山の遺影に向かって新高けい子は心の中で叫んでいた。
「私が寺山さんと出会ってからの16年間の人生は、すべて寺山さんの芸術に捧げてきました。この先、私はどうすれば・・・」立ちすくむけい子の脳裏に16年間の寺山との思い出が走馬灯のように駆け巡った。

作者の山田勝仁さんは、あとがきで記述してあった。
初めて天井桟敷の舞台に触れたのは紀伊国屋ホール公演「身毒丸」だった。この「身毒丸」をきっかけに天井桟敷の公演に通い詰め、最後の「レミング」横浜公演まで観続けることになる。
新高けい子さんと初めてお会いしたのは8年前。その時に聞いた「寺山さんと出会えたことが人生で一番の誇り。女優をやめたことに後悔はない」という言葉に心動かされ、いつか新高さんの半生をまとめたいと思ったのが本書執筆の動機である。
この8年間に何度かアプローチしたが、そのたびに「今はその気になれないの」とやんわりと断られた。ようやく新高さんからOKの言葉をいただいたのが昨年の初め。
この本を通して新高けい子さんと寺山修司の劇的な人生の軌跡と不思議な符号を感じていただければ幸いである。

寺山修司の天井桟敷の芝居に感動を受け、寺山の死後、女優新高けい子の人生を記録に残していこうとの入れ込みは凄いものがある。多くの文献も調べての著作。文章表現も素晴らしいものがある山田勝仁さんの著作本である。

(11月24日記)
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第14回いたばし産業見本市

2010年11月23日 | 経済
             いたばし産業見本市会場(板橋区立東板橋体育館)

「いたばし産業見本市」が3日間にわたり開催された。
板橋区は産業の盛んな企業が多く行政と一環となって毎年見本市を開催して今年で14回目を迎える。
板橋区内の製造業を中心とした企業が一堂に会して優れた製品や技術をPRする機会を設け、商取引の拡大及び企業間交流、連携の促進を図り、区産業の活性化を支援します。また、板橋区の産業を広く紹介することにより、地域の皆様の理解を深めることを目的としています。と開催の目的に記されている。
それぞれの企業が製作した製品がたくさん展示してある。

板橋区民も多数来場して各企業の出展してある製品を見て回っていた。
土曜日には小学生たちも「子どもものづくり体験教室」に多く参加していて会場も賑わっていた。
マイコンチップによる5個のLED発行装置の製作、サンドブラスト体験、ECO経木もビール作り、オイルサンドの鋳芸、光る化石のレプリカを作ろうのコーナーが設けられていた。

㈱大野精密代表取締役の大野勇太郎社長は、歯車や精密部品の製作をしている会社であり、長年培ってきた技術を生かして、からくり人形の復元・販売を行っています。からくり人形の製作教室を開講している。その功績が評価されて板橋製品技術大賞を受賞した。また読売新聞にも大きく報道されていた。展示品に人気が集まっていた。

シーツー株式会社代理店のプロパスコも今回出展して、ケータイメール販促について情報を提供していた。モバイル電子名刺SEEDや@メールには興味を示す人が多く質問をしていた。
タイミングよく、鎌田博次社長の著作本「なぜ、あのお店はいつも「常連さん」でいっぱいなのか?」が発売され、展示が出来た。また、日本経済新聞・産経新聞に掲載された本の広告案内も掲示され人々の目に留まっていた。

板橋区の産業の活性化に区民とともに向かっている姿勢が垣間見られた見本市であった。

(11月23日記)
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つばさアクションパーティ4

2010年11月22日 | スポーツ
                つばさアクションパーティの出演者たち

豊島区にスタジオつばさ基地(秋本つばさ代表)がある。
代表の秋本つばささんはアクション女優として活躍している。
そしてスタジオつばさ基地を主宰している。
アクション・バック転・アクロバット・ストレッチ・ポールダンス・キッズアクロバット等を指導している。
殺陣やアクション俳優の養成も行っている。

日頃の練習の成果を披露する「アクションパーティーナイト4」が開催された。
昨年は渋谷で開催されたが、今年は池袋の会場で開催された。
会場には200名ほどの人が来場していた。
殺陣アクションからスタートして、中国武術、リズムアクション、ボールバランス、サルサ、エアロビック、ボデイビル、コメディなど次から次へとあらゆるアクションが披露されている。
キッズクラスのバック転演技や、少年少女のタップダンスには多くの拍手が寄せられていた。
なんといっても凄かったのが、番組のラストに披露された秋本つばささんによるポールダンスアクションである。一本のポールを駆使していろんなアクション演技を披露した。なんと体の柔らかい演技で日頃の鍛錬の様子が伺える。来場者からは万雷の拍手が送られていた。

アクションスタジオつばさ基地では、アクション俳優・アクロバットチャンピオンらが指導している。ちびっ子たちはバック転を取り入れたマット運動に人気がある。
小さい頃からバック転をやってみたかった。ダンスや舞台でバック転をやりたいんです。もっとアクロバットを出来たら楽しそう。チアリーディングにロンバク必須で。得意の一発芸はバック転だ。などのきっかけで入会してくる。

秋本つばさ代表は、白い体操マットの上で、前転・後転をはじめ、側転・ロンダードやバック転・バック宙など高度な技まで、月に延べ1,000人以上の方が楽しく練習をしています。カラダが思うとおりに動くようになるとホントに楽しいですよ。
ぜひ一度、つばさ基地のレッスンを体験してみて下さい!と話している。

このようなアクションを主体としたレッスン場は多くない。アクション女優である秋本つばささんであるから出来る教室である。

◆「つばさ基地」の連絡先
 豊島区上池袋1-35-6 電話03-6804-0455
 年中無休 10:00~22:00
 代表 秋本つばさ
 http://tsubasa-kichi.net


(11月22日記)
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アキバに大型免税専門店が林立

2010年11月21日 | 経済
                     秋葉原免税店(読売新聞)

(読売新聞から)
ビックカメラの子会社・パソコン販売大手ソフマップは19日、東京・秋葉原に、訪日外国人向けの大型免税専門店をオープンした。
郊外の量販店との競争に苦しむ電器店は、「アキハバラ」を目指す外国人客の取り込みで再生を目指している。

ソフマップは、7階建ての「秋葉原パソコン総合館」を改装し、1~4階部分を免税専門店とした。
デジタルカメラや炊飯器など海外仕様の家電を販売する。
中国企業傘下のラオックスの店舗に次ぐ大型の免税専門店で、国内資本では秋葉原で最大規模という。
店内には中国語で「歓迎光臨(いらっしゃいませ)」と書かれたポスターが張られ、十数人の販売員のほとんどが英語や中国語、韓国語を話す。
中国人観光客にとって、「メード・イン・ジャパン(日本製)」は人気の的。
セラミック製の包丁を100本単位でまとめ買いする場合もあるという。
秋葉原は2000年代以降、販売不振から地元の大型家電店の倒産や撤退が相次いだ。

「アニメや家電の聖地」の秋葉原には年200万人を超す外国人観光客が訪れる。
秋葉原の中央通り沿いは、規模の大きな店舗だけで20店近くの免税店が並んでいる。訪日した中国人観光客の約4割が秋葉原を訪れている。
外国人向けで免税となるのは消費税5%分だ。対象は、国内の滞在期間が6か月以内の旅行者となっている。

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『ミニ茶運人形』が板橋製品技術大賞に

2010年11月20日 | 日記
               板橋製品技術大賞を受賞した大野政一さん

東京の中では特に産業の進んでいるのが大田区と板橋区である。
「第14回いたばし産業見本市」が開催された。いたばしの「ものづくり」で世界を変える!いたばしものづくり・ビジネス展示会として多くの関係者や区民が来場していた。
会場は板橋区立東板橋体育館。
開会式には坂本健板橋区長をはじめ区議会議員らも多数参列していた。板橋区は行政側も積極的に地場産業の振興を図っている姿が伺える。
初日には、板橋製品技術大賞の表彰式が挙行された。

今回審査委員賞を受賞したのが「ミニ茶運人形」を製作した株式会社大野精密の専務である大野政一さん
大野精密は、光学機器部品の試作加工メーカーとして昭和53年に出発。試作加工という、製品化する前の調整や図面化されていない様々な開発側との要求を長年の経験でカバーしてきた。
大野政一さんは、オリジナル製品として、アクリル製からくり人形とスケルトンタイプ指南車などを自社内で製作。内部の歯車やカムの連動など一連の挙動が観察できるために教育用として大学、高専、工業高校などに納入している。

「からくり工房」も開講して、長い鎖国の間に蓄えられた、今のロボットのパイロット版とも捉えることができる茶運び人形の製作を指導している。
茶運びからくり人形の組み立ての過程で江戸時代の人の知恵、機構学のベースとも捉えることもできます。組み立て時間は個人によって大分差異がでますが、焦ることなく、自分の茶運び人形を作り、同時に各種指南車などもレクチャーします。と話していました。

◆お問い合わせ先
株式会社 大野精密 専務取締役 大野政一
東京都板橋区大山東町40-15
電話 03-3961-6773
Mail info@ohno-seimitsu.co.jp

(11月20日記)
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第44回全日本躰道選手権大会(2)

2010年11月19日 | 躰道
              全日本躰道選手権大会のプログラム

第44回全日本躰道選手権大会のプログラムを見ると例年よりかなり省略してあることに気がついた。
表紙裏には、躰道の創始者である祝嶺正献最高師範の写真が削除されてあり、躰道五条訓は裏表紙に移動して載っていた。
表紙を開くとご挨拶とあり見開きに二名の写真と挨拶文が大きく掲載されてある。
左には日本武藝躰道三代宗家とあり、工藤依子さんの顔写真が掲載してあった。
躰道創始者である祝嶺正献最高師範と二代宗家である祝嶺和子さんも常々「三代宗家は長男の祝嶺修道がなる」と言っていた。多くの躰道の指導者や会員たちはそのことを聞いて知っている。
初代宗家のお別れの会のときにも二代宗家となった祝嶺和子さんのご挨拶の中に「次は祝嶺修道がなることに決定している」とはっきりと名言をしている。

祝嶺正献最高師範の考案した「躰道の理念と正統な実技」を伝承していくことが躰道指導者の最大の使命である。
初代宗家が亡くなり十年が経過する。二代目も今年の一月に亡くなった。
もう祝嶺正献最高師範の教えを正統に伝承しないで、実技の面でも理念の面でも運営の面でも道が歪められて進んでいるようだ。
おかしいことをおかしいと言える躰道でなくてはならない。

祝嶺正献最高師範は、全日本大会のプログラムには「栄光の記録として全ての大会入賞者の記録を掲載すること」と常々述べていました。それが亡くなった後の全日本大会のプログラムを見ると直近の十年間分しか掲載されなくなった。その記録も間違いの多い記載が続いた。祝嶺正献最高師範の教えを蔑ろにして、自己主張に邁進している大会役員。

祝嶺正献最高師範は、全日本選手権大会の開催する機会に多くの人たちに「躰道を広報する」絶好のチャンスである。大会の開催案内を躰道の師範はもとより関係者に積極的に呼びかけることが必要である。といつも話していて実行委員会は実践してきた。これが躰道の理念のひとつである。
千駄ヶ谷駅前の東京体育館で開催した第十回全日本躰道選手権大会(昭和51年)で観客を7400名を集めた時のことを中村正弘会長は十分に記憶をしていることだろう。
大会運営のためだけに開催している近頃の全日本躰道選手権大会であると考えられる。

(11月19日記)
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第44回全日本躰道選手権大会(1)

2010年11月18日 | 躰道

躰道の全日本選手権大会は、毎年最後の行われる全国大会である。
全国大会には、少年少女大会、高校生大会、学生大会、社会人大会等があり、各大会は毎年ほぼ同時期に開催されている。
11月の全日本躰道選手権大会は各県協会から選抜されてきた選手で競われ唯一の選手権大会となっている。

会場はBunB東京スポーツ文化館で、新木場駅から徒歩12分ほどのところ。あまりアクセスが良くない。観覧席も狭い。以前使用していた東京武道館の大競技場は選手にとっても観客にとってもとても利用しやすいところであった。

各競技の優勝選手・チームは日ごろの稽古に研鑽して栄光の金メダルを獲得していた。
男子個人競技では、中野哲爾選手(千葉県)が実戦競技で優勝し、法形競技では準優勝となり、最優秀選手賞も獲得した。中野選手は法形種目では3連覇を二回成し遂げている。優勝を逃した大会は二位となっている。今回も二位であったが、優勝していれば4連覇であり、現在の躰道においては法形競技でナンバー1である。千葉県は中野選手の獲得した得点のみで総合成績第5位の順序だった。
女子個人競技では、瀬藤有希選手(和歌山県)が法形競技で優勝し、実戦競技でも3位に入った。瀬藤選手は和歌山県で小西先生に徹底的に指導を受け毎選手権大会に入賞を果たして安定した演技を披露している。

壮年法形競技は、埼玉県の芝波田邦博選手が優勝した。9月に開催された全国社会人優勝大会でも優勝を果たし最高師範杯を獲得しており、壮年の部では最も心技体の充実した選手である。埼玉県から出場した浜崎六三選手が3位、高橋忠美選手が4位となった。埼玉県は壮年選手の活躍で総合成績第5位の順位だった。
壮年法形競技に出場する各地の選手も多くなってきた。審判の判定でも2対1の試合結果が多く、選手の拮抗した様子が伺われる。

総合成績では、2種目で優勝をはじめ6種目で入賞を果たした東京城南地区が「31点」を獲得して優勝を勝ち取った。2位は2種目優勝し全部で4種目に入賞をした山梨県は「27点」。3位は「24点」の東京城西地区だった。
神奈川県女子チームが団体実戦競技で初優勝したのも特出するものであった。

(11月18日記)
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東京国際大学公開講演会

2010年11月17日 | 日記
               東京国際大学公開講演会の加地伸行先生

四ッ谷駅から上智大学横のソフィア通りは桜の葉が色づき紅葉のシーズンを迎えていた。今年一番の寒さを感じる日、夕刻から雨が降ってきた。突き当りがホテルニューオータニ。東京国際大学公開講演会の会場である。

第36回公開講演会に集まったのは約900名。
大学関係者もいるが、卒業生が就職している会社や企業の担当者たちが多い。
政界の国会議員や大手企業の役員らも見受けられる。
今回の講演担当者は加地伸行先生による「誇りある国の公徳心」であった。
立命館大学教授(立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所長)、大阪大学名誉教授。
昭和11年大阪市生まれ。京都大学文学部卒業。文学博士。中国哲学史専攻。

講演は、現代の日本の若い女性像から入っていった。電車の中で就職活動中の女子学生がケータイに指でメールを打ち、耳はアイポッドで音楽を聴いている。そしてお菓子を食べて足を組んでいる。今回の講演テーマは、知育、体育、徳育のうち徳育の公徳心。誇りある国とは日本のこと。
日本は農耕民族でありストレッチ運動を取り入れた剣道が適している。サッカーは人気があるが狩猟民族のスポーツであり、足の短い日本人には向いていないのではないか。
世界には一神教の宗教が多くあるが、日本は多神教の国である。学問には天神様が、商売には恵比寿様がいる。捨てる神があれば拾う神もある。
日本人は世界で最も優秀な人物である。原人類はアフリカに誕生した。優秀なものは外へ出て行った。ヨーロッパとアジア方面に流れていった。アジアではインド文化、中国文化が日本まできた。日本は島国であるのでその文化は留まって積み重なっていった。集団で物事を考えるところは日本人の大きな特色である。中国人は一人一人は龍であるが三人集まれば豚となるが、日本人は一人一人は豚であるが三人集まれば龍となる。

日本人は集団の素晴らしさがある。研究開発を一生懸命にやっている日本人は9割失敗しても1割成功させる。中国人は失敗させないために人の作ったものをコピーすることに専念する。外国の留学生は日本に来ても本国に帰らない。日本や米国で就職する。中国人は帰国すると官僚になりたがる。留学生のあり方が違う。
明治時代の日本からの留学生は、日本に帰ってからも学んだことを惜しみなく伝えて教えてきたから現在の日本の発展がある。

井伊直弼は開国をしたが、外国の治外法権について理解が出来なかった。日本の法律では外国人を裁けなかった。捕まえることが出来なかった。不平等条約の改正を図った。
欧州のような法律がなかったので、刑法と民法を至急に作成した。
日本人は一族の結束が強かった。(森鴎外の「阿部一族」が良い例)所帯の集まりが一族主義ととなっていった。
小学生の学力テストランキングを見ると三世代家族が多い秋田県、青森県、福井県が上位を占めている。一方大阪府、北海道、高知県などは最下位に低迷していることから分かる。日本には仏教があり、家には仏壇があって先祖がいたから抑止力があった。家長が仏壇に参り子供たちはその姿を見ているから訓しも利いている。礼節が出来る。

加地伸行先生の話は、日本人は仏壇を持っていることで先祖の大切さが理解される。それが公徳心となる。とまとめられた。

引き続き、懇親パーティーに入り、ホテルの美味しい食事を食しながら多くの人との交流の時間となった。東京国際大学野球部の古葉竹識監督や元フジテレビアナウンサーであり現在東京国際大学の国際メディア学科担当の露木茂教授などは忙しく名刺を交換していた。

(11月17日記)
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白鵬、63連勝で止まる=双葉山に並べず

2010年11月16日 | スポーツ
                 稀勢の里に敗れた横綱白鵬

(時事通信から)
大相撲九州場所2日目は15日、福岡国際センターで行われ、東横綱白鵬(25)=本名ムンフバト・ダバジャルガル、モンゴル出身、宮城野部屋=が東前頭筆頭の稀勢の里に寄り切られ、初場所14日目から続いていた連勝が63で止まった。
双葉山が持つ歴代最多記録の69連勝には届かなかった。

白鵬は9月の秋場所7日目に千代の富士を抜いて昭和以降2位の54連勝を記録。
そのまま勝ち続け、今場所も初日から7連勝すれば、戦前の年2場所時代に双葉山が樹立した大記録に並ぶところだった。

白鵬は先場所まで4場所連続全勝優勝で、15日制の最多記録を更新していたが、5場所目は成らなかった。 

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外務省=尖閣諸島の領有権についての基本見解

2010年11月15日 | 政治
                      尖閣諸島

(外務省から)
尖閣諸島は、1885年以降政府が沖縄県当局を通ずる等の方法により再三にわたり現地調査を行ない、単にこれが無人島であるのみならず、清国の支配が及んでいる痕跡がないことを慎重確認の上、1895年1月14日に現地に標杭を建設する旨の閣議決定を行なって正式にわが国の領土に編入することとしたものです。

同諸島は爾来歴史的に一貫してわが国の領土たる南西諸島の一部を構成しており、1895年5月発効の下関条約第2条に基づきわが国が清国より割譲を受けた台湾及び澎湖諸島には含まれていません。

従って、サン・フランシスコ平和条約においても、尖閣諸島は、同条約第2条に基づきわが国が放棄した領土のうちには含まれず、第3条に基づき南西諸島の一部としてアメリカ合衆国の施政下に置かれ、1971年6月17日署名の琉球諸島及び大東諸島に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定(沖縄返還協定)によりわが国に施政権が返還された地域の中に含まれています。

以上の事実は、わが国の領土としての尖閣諸島の地位を何よりも明瞭に示すものです。
なお、中国が尖閣諸島を台湾の一部と考えていなかったことは、サン・フランシスコ平和条約第3条に基づき米国の施政下に置かれた地域に同諸島が含まれている事実に対し従来何等異議を唱えなかったことからも明らかであり、中華人民共和国政府の場合も台湾当局の場合も1970年後半東シナ海大陸棚の石油開発の動きが表面化するに及びはじめて尖閣諸島の領有権を問題とするに至ったものです。

また、従来中華人民共和国政府及び台湾当局がいわゆる歴史的、地理的ないし地質的根拠等として挙げている諸点はいずれも尖閣諸島に対する中国の領有権の主張を裏付けるに足る国際法上有効な論拠とはいえません。

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数メートル間隔で警察官=APEC首脳会議・横浜

2010年11月14日 | 政治
                      厳戒態勢が続く横浜地域
(時事通信より)
アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議、横浜市西区みなとみらいの会場周辺では、全国から動員された警察官が警戒に当たったほか、警察犬やヘリコプターも出動し、厳重な警備態勢が敷かれた。

会場となるパシフィコ横浜周辺の通りには、警察官が数メートルの間隔で立哨に当たった。北海道警、警視庁、岡山県警、長崎県警…。ベストには派遣元の都道府県警名が記されている。
会場前には手荷物検査場が設置され、X線検査のベルトコンベヤーや金属探知機の黒いゲートが並んだ。

最寄りのJR桜木町駅前は、警備用の長いつえを持った警察官が駅前を巡回。
駅構内やホームにも多数の警察官や警備員が立っていた。

会場近くのショッピングモールへ買い物に来た客は「警察官の数が買い物客より多い感じで、きょうは長くいないかもしれない」とあきらめた様子だった。

桜木町駅近くに住む自営業の男性は「ここまでやるかと思うが、(米大統領の)オバマさんが来ているから仕方ない」と一言。
ジョギング中の主婦は「普段はみなとみらい地区を1周するが、会議中はどうしようもないので、走れるところを走ります」と話していた。 

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