なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

イヌタデ(タデ科)一年草

2012-08-30 20:07:45 | 草花
 イヌタデは道端や田んぼに、ごく普通に見られる雑草です。草丈は20cm~50cmで、小さな花を穂状につけ、
花穂は1~5cmぐらいです。草丈や花穂の大きいオオイヌタデと比べ、小型です。
花弁のように見えるのは、ガクで、鮮やかな紅色をしていて、5深裂しています。蕾の時も、花が咲き終わって、中に
果実が出来た状態でも、紅色に見えます。このため、別名アカマンマと呼ばれ、赤飯に見立てて、ままごとに使われて
いました。
托葉は筒形で、外側に荒い毛があり、ふちに長い毛があります。
ヤナギタデに対し、葉に辛味がなく、役に立たないという意味で、「イヌタデ」と呼ばれています。