なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

スイカズラ(スイカズラ科・スイカズラ族)常緑つる性木本

2013-06-02 15:00:21 | 樹木
 1週間お休みしている内に、荒神山、山裾の花は、目まぐるしく変わっていました。エゴノキの花は、地面に白く散り敷き、
ハリエンジュの花は、もう見られなくなっていました。
 替わって、目をひくのは、スイカズラの花で、あっちにもこっちにも、つるいっぱいに花をつけて、蝶や虫さんたちを呼んで
います。スイカズラの花は、2個ずつ対になって開き、基部には、包葉があります。咲き始めは、白く、やがて黄色に
なるので、金銀花という呼び名があります。
花の形は独特で、5枚の花びらの内4枚は合生して上に反り返り、1枚は下方に曲がりこんでいます。
名前の由来は、花に貯まった蜜を吸うと甘いからだとも、花弁の形が、ものを吸い込む時の唇の形に似ているためだとも
言われています。果実は球形で、熟すと黒くなります。