なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

アカバナユウゲショウ(アカバナ科・マツヨイグサ属)多年草

2013-06-14 13:40:08 | 草花
 道路のコンクリートと縁石の隙間に、今年もアカバナユウゲショウが、数を増やして咲いています。
ユウゲショウといいますが、午前中から咲いている、マツヨイグサ属の花です。
高さは20~30cm、葉はやや広い披針形で互生しています。茎上部の葉の脇から薄紅色で1~1.5cmの花をつけ
花弁は4枚で紅色の脈があります。雄しべは8個で、長細いピンクの葯がT字状についていて、白い花粉を出しています。
花粉同士が糸を引いたように、繋がっているのもあります。雌しべは1個で、開花後少しの間だけ閉じていますが、
だんだん4つにはっきりと裂けてきます。果実は、さく果で、赤紫に染まった高い4稜と緑色の低い4稜が交互にあり
合わせて8稜があります。明治時代に、南米から移入された帰化植物です。