なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

キツネノカミソリ(ヒガンバナ科)多年草

2013-07-15 14:13:24 | 草花
 今年は、庭のキツネノカミソリがたった1本しか出てきません。来年は、絶えてしまうかも・・と心配です。
春先から、スイセンのような葉を繁らせて、初夏の頃にいったん枯れてしまいます。そして、今時分になって、花茎を
伸ばし、先端にいくつかの花をつけます。
花弁は、6枚ということですが、ちょっとわかりにくいです。雄しべも6本です。
ヒガンバナと同様、有毒だということです。咲く時期や、花の形がヒガンバナとは、違っています。












ニガクサ(シソ科・ニガクサ属)多年草

2013-07-14 12:33:17 | 草花
 雨の後の愛知川河川敷は、湿気が多く、霧がたちこめたような感じでした。
竹藪の縁の草の中に、薄紫色の可愛い花を咲かせた草が、幾株も生えていました。調べてみると、ニガクサという草
でした。水辺など、湿った所に生える高さ30~50cmの草です。葉の葉脈は、表面でへこみ、よく目立ちます。
葉の縁には、不揃いな鋸歯があります。
枝先に3~10cmの花穂を出し、長さ1~1.2cmの淡紅色の唇形花をつけます。上唇は小さくて、深く2裂します。
下唇は3裂し、中央裂片が非常に大きく、舌のように垂れ下がります。雄しべ4本と雌しべは、上唇の裂け目から外に
突き出しています。花期は、7月~9月です。












ウワミズザクラ(バラ科・サクラ属)の果実

2013-07-12 13:26:29 | 樹木
 ソメイヨシノやヤマザクラよりやや遅れて、白いブラシのような総状花序の花を見せていたウワミズザクラ・・・
高い所に綺麗な果実を実らせていました。ウワミズザクラの木は、荒神山のあちこちで、見ましたが、果実に気がついた
のは、ここだけでした。鳥さんたちのご馳走になってしまったのでしょうか。
果実は、7月頃から熟し、黄色から赤、黒と、熟すにつれて、色が変わってきます。
 若い実を塩漬けにしたものは、アンニンゴと呼ばれて、お酒の肴などにされるそうです。赤く熟したものは、果実酒として、利用されます。















                    4月28日に撮影したウワミズザクラの花です。

ヤマモモ(ヤマモモ科)常緑高木

2013-07-11 16:37:50 | 草花
 山裾の道にカラスが数羽集まってきていました。ふと見上げるとヤマモモの木があり、赤い実がたくさん熟しています。
カラスたちは、これが目当てだったんだな・・と、合点しました。
ヤマモモの木は、雌雄異株で、花期は、3~4月だそうです。
果実は甘酸っぱく、ジャムや、果実酒に利用されるということです。














この道で、カラスが車に轢かれて死んでいるのを、二度も見たと、連れ合いが言っていました。カーブが多く、見通しも
悪い所ですので、暑い時にカラスも大変だな・・と思いました。

ニワウルシ(ニガキ科・ニワウルシ属)落葉高木  別名シンジュ

2013-07-10 12:54:29 | 樹木
 曽根沼公園の近くに、大きな羽状の葉を、幹の上部に繁らせた、高さ10m程の木が何本も生えていました。
何という木なんだろうと、以前から思っていましたが、今日は、その木に花のようなものがたくさんついていました。
思い切って「この木なんの木」の掲示板で、教えてもらいました。
ニワウルシの木だとわかりました。ウルシの木と似てはいますが、全く別の種類なので、触れてもかぶれたりすることは
ないそうです。花だと思ったのは、花の後に出来る若い翼果でした。薄っぺらい鞘の中に1個ずつ種が入っているのが、
透けて見えていました。