青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

親の務め

2011年05月08日 22時29分25秒 | 日常
蛙の子は蛙、と言うべきか、最近息子が鉄道に興味を持ち始めた。ヨメさん曰く「最近踏切の音に敏感に反応する」とか「電車を指差して叫ぶ」と言う事なのだが、なるほど家で試しにBSフジの「全国百線鉄道の旅」とかを見せてみたところすこぶる反応がよろしい(笑)。という事で今日は天気も良かったので、子供を連れて電車を見せに出かけてみた。出かけた場所は小田急線の海老名駅。上下2面4線、退避あり通過あり車庫があるので入れ替え回送もあり、ついでに相鉄線も10分に一本は来るので、常にどっかしらから車輪の音が聞こえて来る駅。小一時間入場券でホームに入り、安全には十分気を付けながら英才教育(笑)。最近は母親が「ママ鉄」と称してこのジャンルに参入している様子ですが、やはりこの辺りの教育は父親の役目だと思うのです。

海老名のビナウォークには小田急監修の博物館兼模型屋さん(ポポンデッタ海老名店)があるのだが、そこにある5000系の運転台でトレインシュミレータをさせてみる(笑)。おお、なんかいっちょまえにマスコンハンドルとブレーキレバーを握って楽しそうじゃないか。世の中既にワンハンドルマスコンが主流ですが、左手のマスコンで進段するノッチを、右手のブレーキにエアーの込め具合を微妙に感じつつ調整するあたりがいかにも運転士たるべき姿じゃないかと思ったりもします。まあコイツが大人になる頃は、鉄道の運転士も機器を確認するだけで何にもしないでもいいという時代なのかもしれません。
コメント
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