青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

四十八瀬春絵巻

2021年04月15日 23時00分00秒 | 小田急電鉄

(渋7の春はパステル@新松田~渋沢間)

4月になって年度も替わり、最近はちょっと多忙な毎日。世の中では再び三たび、いや四たびのコロナウイルスの蔓延が再開していて、それがまた変異型と言うからタチが悪い。人間の頼るよすがはワクチンという事なのだが、これも日本国内では生産出来ずで輸入頼み。モノづくり、科学先進国の我が国日本と言う幻想は昭和の話で、すっかり将来に向けての投資を「リストラ」の四文字で切り捨てた我が国に、そんな余力も技術も残っておらず。僅かな輸入ワクチンを、やれ医療従事者だやれ高齢者だと打ち分けては戦力分散の毎日。お上は夏のオリンピックだけを見据えて、感染拡大局面に至れど緊急事態宣言などを打ち出すことはせず、それ故学校も会社も特に休みにもならず、気休め程度のマスクをして通勤通学に励む亡国の毎日は続く。

そんな倦むような毎日の中でも季節は移ろい、あっという間の桜が過ぎて、早くも新緑の季節。晴れた日曜日の朝、小田急線は四十八瀬に新緑を愛でに出掛ける。このご時世、撮り鉄活動も感染対策が重要。絶対に密にならない渋沢7号踏切、ウグイスの囀りをBGMに列車を待っていると、パステルカラーの里山をバックに、VSEが走り抜けて行きました。


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