かやの木のお話とりかからなくっちゃ
先日、洗濯機でデジカメを洗っちゃった
それを
目糞と鼻糞で相談して
そっと
ずっと干しておいた
「どうだったか、試してみようか」
と
電池を入れ
これまた干しておいたカードをいれ
スイッチオン!
復活だよ!
上の写真がそれで撮ってきた
なべの中のチリビーンズ
まだ私食べてない
毎日煮込んでるの
まだ食べたくない
後で食べよう
まだ眠いけれど
徐々に起きてプールだ
ムッシュ・ツチヤの本には
人を愛するのは美人だとか優しいとかいい人だとか
自分に価値のある条件があれば
誰でもいいので そういう人はいくらでもいるのさと
かけがいのない愛なんて
親が子に対するものぐらいだよ と
かけがえのないものとして自分を
愛してほしい症候群を笑い飛ばす項があった
最も いまや
親も条件付の愛を表現するものだから
子供の神経症が問題になったりしている
帚木蓬生の閉鎖病棟 に出てくる私が取り上げた3人の男が
中二の女の子(島崎さん)を思う気持ちや
3人の男たちの分かり合う関係は
なかなか感動ものだ
こういう視点で愛を考えるのは
私は好きだ
チュウさんは島崎さんがを好きなんだけれど
周りの人はからかって
チュウさんはスケベだからというけれど
島崎さんの身に起こったこと(やくざ野郎に凌辱されたこと)をどうするか
三人の男たちのお互いのやり方は
一体のものだった(いい男ってこういうのを言うんじゃない?)
チュウさんは若い頃働いてためた金で土地を買い
両親と安普請の家を建てて暮らしていた
精神病院に入院することになって
妹と連れ合い家族が同じ敷地に住むようになり
ひさしを貸して母屋を乗っ取られた形になる
両親とも死んだあと
チュウさんは癲癇持ちの死刑囚が生き返った秀丸さんと
病院を退院して自分の家で暮らそうと妹たちに言うのだけれど
猛烈な抵抗にあう
これは
ちょっと私たちと似た立場なので
考えてしまう
私たちはおばさんの土地に家を建てさせてもらって
暮らしているけれど
私と気の合わない親族が同じ敷地に越してきたら
実は私はそんなことには耐えられない
おばさんの家なんだからおばさんに決定権があるのでね
困惑してしまう
チュウさんでいうと妹の連れ合いと同じ立場だ
そうなると
私は条件付のご都合主義のなまはげに変身するか
渡り鳥 飛んでいくか
ケ・セラセラ