会場でこの頭だけ写っているお友達と話してた
彼女は
後ろの左端の絵がいいなあといい
山をあんなふうに書いてみたいと思うけれど
目の前のものに
とらわれちゃうのよ
と仰る
これがその方の絵
↓が こういう風に描きたいと仰る
この前も載せたマラソンランナーの描いた絵
大塚先生は
自分が走っている筑波山だから
彼はその経験もあって
こういう躍動的な絵を描く
と仰ってた
目の前のものに
私もとらわれて描くなあと思い
家に帰って
この時 皆と一緒に描いた絵を
ギャラリーで探したら
まだアップしてなかったので
スキャンしてアップした
大塚先生は
目の前にあるものをどう捕らえるか
というお話もなさるけれど
画面をどう作るかというお話もなさる
これが難しい
これも 同じときの別の方の絵
筑波山に背を向けて
お描きになったのよ
向こうに少し林が見えたりしたのは省略
地平線から飛び出す向日葵が
これが大事よ
と
こう
画面を見ながら先生の話を聞くとよく分かる
この絵は紬の人を連れて来てくださった方の絵だけれど
先生が
とても誉めてくださったのです。
向日葵の花びらのタッチがね
「輪郭線」にならないで
量感がよく出ていることなど
本当にそう思う
今 まだギャラリーに貼り付けたままの
変に赤いもみじの絵
まだ 描く気でいる
画面を考えるより
そのものの魅力に取り付かれていたいところもあるのです
それでいいや
それはそれ
それと平行して
絵本とか紙芝居とか
大真面目に取り組もう
大塚先生は
絵の中にある生活感とか
物語性みたいなものを
取り出しては
誉めてくださるのです
この絵も
自転車が こう半分 見えている場所のアジサイを描く
これが
お客様も面白がってたし
画面構成上も面白いのですよ
と
教えてくださる
こういう講評会を聞きたくて
Kさんは終わる間際に見に来てくれました