LOHASな感じ!

日頃、仕事やプライベートで感じた事をLOHASな感覚で書いています。

高山陣屋 陰翳礼賛

2010-08-18 | lohas的情景
高山陣屋を訪れた。
杮葺屋根と葵御紋が高山陣屋を印象づける。


陰翳礼賛 日本建築の美は陰翳が緊張感を醸し、様々な変化を見せる。



厳密に言うと杮葺きは、板の厚みによって名称が異なる。
高山陣屋の玄関前は杮葺き、それ以外の屋根はくれ葺きになっている。
屋根材は木曽五木の中のネズコが採用されているらしい。
屋根の葺き替えは坪35万円だったとボランティアガイドが話していた。




雪隠の外には手水鉢がある。
そう言えば、谷崎潤一郎の陰翳礼賛には、雪隠についての記述がある。
正しく心静まる場所だ。



高山 三町

2010-08-17 | lohas的情景
さすがにこの時間、高山三町の人通りは少ない。
昨夜10時に水戸を出発。
本降りの雨で西穂に向かう予定を急遽変更し、松本から安房峠道路経由しそのまま高山に向かってしまった。
高山には早朝4時30分頃到着。



日本家屋の趣と歴史を感じさせられる。
高山独特の風景、出格子と低軒2階建屋そして軒先の水路。
早朝の雨でコントラストを増し、より一層風情を醸し出していた。




黄門まつり : 街が好きになる

2010-08-09 | lohas的情景
あまりにも暑くて、蝉の声も聞く機会がない出不精の今日この頃、皆様いかがお過ごしですか。
ブログ投稿もすっかりご無沙汰しており誠に申し訳ございません。
これもカミュの「太陽のせい」、とでも言っておきましょうか。

ところで小生、水戸に住みながらも黄門まつりたるもの何故か興味が沸かなかった。
これも数十年前の記憶がそうさせていたのかも知れない。
山車(祭り仕様にしたトラック)が水戸駅前から大工町までをゆっくりと行き来する。
人々がそれを牽引するかのように。
歩道では、青い大バケツに入ったオレンジジュースを柄杓で振舞っている。
水泳の帰り、それを飲みながら黄門祭りを横目で見ていた。
そんな薄っすらとした記憶のみだった。





しかし、このような光景はいつから始まったのか?
老若男女、皆楽しんでいるではないか。
それにこんなに人出があるなんて、今まで気づかなかった。

汗ばんだTシャツが素肌に絡みつく。
露天で買った焼き鳥を片手にビールを一気に飲む。
夏なのだ。

ほんの一瞬、水戸に活気が戻った。
いや、永遠に続いてもらいたい、そんな願いが人々から伝わる。





黄門まつりの裏方も、行き交う人々に喚起する。
こんな啓蒙活動が水戸をもっともっと良くするのかもしれない。