NPOな人

NPOの現状や日々の雑感などを徒然なるままにお伝えします。

落語と江戸風俗

2011年06月18日 | エコでボランタリーな江戸の町
私が子どもの頃は、テレビなど無く、楽しみはもっぱらラジオでした。

親父がよく落語を聞いていたので噺は自然と覚えましたが、最近はテレビで落語を放映することが少ないので、すっかり縁遠くなっていました。

先日、本屋で「落語と江戸風俗」という本を見つけて、速攻で買い求めました。





つだかつみさんと、中沢正人さんという二人のイラストレーターの競作ですが、これがなかなかの力作です。

取り上げている噺は72席で、御神酒徳利、明烏、火焔太鼓、紺屋高尾、粗忽長屋、野晒し、三枚起請、二階ぞめき、酢豆腐などなど、なつかしい噺のオンパレードです。

しっかりとした時代考証による江戸風俗のイラストも楽しく、落語好きならずともお薦めの一冊です。

「競作かわら版 落語と江戸風俗」 江戸東京ライブラリー別巻
著 者 つだかつみ 中沢正人
発行所 教育出版(株)
定 価 1,700円+税

 

コメント
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