雪の降る寒さから天気は一変、昨日(2019/04/05)はフェーン現象で強い南風が吹き気温も急上昇、富山市で桜が満開になり、最高気温も22.7℃を記録しました。
これなら念願の『ギフチョウがカタクリの花の蜜を吸う写真』が撮れるかも知れないと、先日下見をした猿倉山に出かけました。猿倉山は風の強いところですが、幸いなことに山かげの雑木林の中はそれほど風が吹いていません。
お目当てのギフチョウはちらほら飛んでいますが、♀を探す♂ばかりなのか、飛び回るばかりでなかなかカタクリの花の蜜を吸ってくれません。それでも、少し待っていると、カタクリの花の蜜を吸っている1頭を見つけました。思っていたよりゆっくりと蜜を吸っていましたので、近づいてなんとか撮ることができました。それから30分ほど粘りましたが、カタクリの花の蜜を吸うギフチョウには出会えませんでした。
《カタクリの花の蜜を吸うギフチョウ 2019/04/05》
《カタクリの花の蜜を吸うギフチョウ 2019/04/05》
《咲き始めていたキクザキイチゲ 2019/04/05》
※ 50年近くかかってようやく念願の写真を撮ることができ、満ち足りた気持ちになりました。こんなことで「満ち足りる」ことができるなんて、『リービッヒの最小律』ではありませんが、ほかのすべてのことに満たされていることの証左でしょうか、ほかのすべてのことに感謝です‼