夕方、出かけようとして通用口のドアに薄茶色のガ(蛾)がとまっているのに気づきました。朝から何度も出入りしているところなので、ちょっと前にとまったのではないかと思います。そのままの状態で写真に撮ってから、持っていた鍵で下に落としてまた撮りました(素手で蛾に触るのは苦手なのです…)。コンクリートの上に落ちたまま動きそうもないので、帰ってからもう少し詳しく見てみようと、そのままにして出かけました。しかし、1時間ほどして帰ったとき、その蛾はそのあたりにもういませんでした。
手近にある小さな図鑑では見当がつかなかったので、いつものようにウェブサイト『みんなで作る日本産蛾類図鑑V2』を開きました。心当たりのいくつかの仲間の写真をと見比べて、それらしき蛾、カブラヤガにたどりつきました。
カブラヤガは、ヤガ科モンヤガ亜科のガで、幼虫の別名はネキリムシ(根切り虫)。幼虫はさまざまな植物を食草とし、農作物を食べるため、重要害虫とされています。1齢幼虫は若葉を食べますが、中齢幼虫以降は昼間は土中に潜り、夜になると植物の根元を齧るため、農作物には深刻な被害をあたえます。(ウェブサイト『むしナビ/カブラヤガ』2019/04/20参照)
我が家の家庭菜園でもとんでもない悪さをしているカブラヤガとわかったので、今度からは見かけたら(写真を撮ってから)その場で処分することにします。
《通用口のドアにとまっていたカブラヤガ 2019/04/21》
《通用口のドアにとまっていたカブラヤガ 2019/04/21》
《カブラヤガ 2019/04/21》
※ 昨日(2019/04/21)、図書館で借りた本です(妻の本も含まれています)。
1 『京都ミュージアム探訪』(京都新聞出版センター編)
2 『にっぽん究極の絶景を巡る旅2018』
3 『くつろぎのナチュラルガーデン』(主婦の友社編)
4 『一年中美しい手間いらずの小さな庭づくり』(天野麻理絵著)