猿倉山頂下駐車場に近い車道の側溝の傍に、かなり大きな獣類の糞が落ちていました。数日前、この付近で1頭の離れザルを見かけているのでニホンザルの糞ではないかと思います。
『哺乳類のフィールドサイン観察ガイド』によると、ニホンザルの糞は、基本的にはいくつかの節に分かれた「モスラの幼虫」形です。季節や食べ物によって色や形にバリエーションがあり、冬季は冬芽や樹皮を多く食べていて糞は茶色っぽく三角のおむすびを並べた形、春夏に新芽や若葉を食べると緑色で軟らかく節目がわかりにくいソーセージ状です。
今回見かけた糞は、樹皮などの繊維が多い茶色っぽい円筒形が連なったものでした。
《車道側溝の傍で見かけたニホンザルの糞 2019/04/23》
《車道側溝の傍で見かけたニホンザルの糞 2019/04/23》
《1頭だけで行動していた離れザル 2019/04/20》