少し薄暗いスギ林の中の狭い県道を歩いていると、道の端になにやら黄褐色の大きな塊が落ちています。近寄って見ると、大きなヒキガエルでした。死んではいませんが動く気配がありません。どうやら、車と接触して弱っているようです。
本土などに分布するヒキガエルは、基亜種のニホンヒキガエルと東日本産亜種のアズマヒキガエルとに分けられています。形態的にはニホンヒキガエルの方がアズマヒキガエルより鼓膜が小さい程度のものなので私にはよくわかりませんが、生息地からみてアズマヒキガエルだろうと思います。
ニホンヒキガエル 鈴鹿山脈以西の近畿地方南部から山陽地方、四国、九州、屋久島に自然分布
アズマヒキガエル 東北地方から近畿地方、島根県東部までの山陰地方北部に自然分布
《車道上のアズマヒキガエル 2020/04/30》
《車道上のアズマヒキガエル 2020/04/30》
※ 少し薄暗いスギ林の中などでは、シャガの花が満開でした。
《シャガの花 2020/04/30》
《シャガの花 2020/04/30》
※ 昨日、富山も30.1℃と今年初めての真夏日でした。さっそく、プランターに「ゴーヤ」の苗を植え(緑のカーテンと収穫用)、トマトとキュウリを菜園に植える準備をしました。