庭で水まきしていると、明るい茶色が目立つ蛾が鉢植えのキャットミントの葉裏に飛び込みました。このままではうまく写真に撮れないので、逃げられないように静かにキャットミントの茎を曲げ葉裏を見えるようにして写しました。
前にポケット図鑑で見た気がしたので、『日本の昆虫1400②』で絵合わせをしていき、シャクガ科のマエキトビエダシャク(「前(が)黄(色の)鳶(色の)枝尺(蛾)」)にたどりつきました。同じ仲間のオオマエキトビエダシャクと非常によく似ていますが、「黄色紋中央付近の切れ込みが深い」ことで区別できるようです。
マエキトビエダシャクの幼虫はモチノキ科のイヌツゲやソヨゴの葉を食べますが、庭には植えていないので、どこか他所から飛んできたものだと思います。
《キャットミントの葉裏にとまるマキトビエダシャク 2020/05/14》
《キャットミントの葉裏にとまるマキトビエダシャク 2020/05/14》